ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

TEDDI KING

2006年04月07日 | 女性ボーカルK
RCA盤でTEDDI KINGの“TO YOU from TEDDI KING”で1955録音です。彼女は1929年マサチューセッツ州ボストン生まれ。 父親は有名なボードビリヤンのロイ・キングでハイスクール卒業後、父と共にショーに加わって巡演した後ダイナ・ショア主催のコンテストで優勝して注目され、これを契機にラジオや舞台で活躍しながら、クラシック唱法の正式なトレーニングを受けジャズピアノも学んで、歌手として本格的な活動を始める。この後ジョージ・グラハム、ジャック・エドワーズ等の楽団でプロとしてデビューした。49年ボストンでナット・ピアース楽団に参加。初アルバム「グッドバイ・ミスター・チョップス」(Motif)を録音した。52年から53年ジョージ・シアリングに認められ、彼のクインテットの専属歌手として在籍、その間、MGMに「クール・キャナリーズ」を録音している。その後はソロ・シンガーとしてボストンやNYのクラブに出演。ストリービル、RCA、コーラル、ブランズウィック等に録音を残したが、60年代はレコーディングもなく活動も知られていない。73年ニューポート・ジャズ祭に出演、コール・ポーター作品集を歌ってカムバックした。76年NY「ストライカーズ」出演、全米の「プレイボーイ・クラブ」に長期出演。代表作に「ナウ・イン・ボーグ」(Storyville)、「バイディン・マイ・タイム」「ガール・アンド・ハー・ソング」(RCA)等がある。77年11月18日NYのセント・ルーカス病院で死去と紹介されています。

彼女の歌声は清楚な雰囲気でビブラートが印象的です。そして何よりも誠実さを感じさせます。丁寧に歌っているという感じを受けます。

収録曲
A面
1.THE WAY YOU LOOK TONIGHT
2.YOU GO TO MY HEAD
3.WHERE HAVE YOU BEEN ?
4.HOW COME YOU DO ME LIKE YOU DO
5.THE TOUCH OF YOUR LIPS
6.IF I COULD BE WITH YOU
B面
7.I CAN'T BELIEVE THAT YOU'RE IN LOVE WITH ME
8.ALL I NEED IS YOU
9.THE VERY THOUGHT OF YOU
10.MR. YOU'VE GONE AND GOT THE BLUES
11.TO YOU
12.WHEN DID YOU LEAVE HEAVEN ?