ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Mildred Bailey

2006年04月26日 | 女性ボーカルB
暖かかったり肌寒かったりでどうも鼻風邪をひいたようです。みなさんもお気をつけ下さい。

DECCA原盤でMildred Baileyの“THE ROCKIN' CHAIR LADY”1941年録音ですが、このアルバムはMCA国内ビクター盤です。最初はこのアルバムは古い録音ですしアルバム写真の彼女の顔もアルカポネが世話している娼館の女主人みたいな顔をしているような印象があって何回かレコード店で見かけたのですが購入を見送ったアルバムでした。その後に私も考えが丸くなったのか一度は聴いてみないと、という気になり購入したのですが、聴いてみると録音状態は結構いいアルバムでした。彼女は1907年ワシントン州生まれで、最初はピアノ演奏をしていたらしいのですが'25年ぐらいからクラブで歌い始めたという事です。ビリーホリデイーが出てくる以前には彼女がボーカルの大御所だったのでしょう。写真を見ておわかりのように太っていた為もあるのでしょうが44歳の若さで死去しています。彼女の歌ですがおおらかで優雅な雰囲気がありジャズ黎明期という感じの歌とバックの演奏です。

収録曲はA面が、
1,WHEN THAT MAN IS DEAD AND GONE
2,GEORGIA ON MIND
3,ROCKIN' CHAIR
4,SOMETIMES I'M HAPPY
5,I'M AFRAID OF MYSELF
6.EV'RYTHING DEPENDS ON YOU
7,LOVER, COME BACK TO ME!
B面が.
1,ALL TO SOON
2,IT'S SO PEACEFULIN THE COUNTRY
3,WHEREVER YOU ARE
4,I THINK OF YOU
5,MORE TAHN YOU KONOW
6,CRY,CRY,CRY
7,BLUE PRELUDE

Chris Connor

2006年04月26日 | 女性ボーカルC
ATLANTIC盤でChris Connorの“A Portrait of Chris”です。この写真の彼女はどうでしょうか。日本に見合い写真か成人式の時の写真みたいです。着ているドレスはアメリカでの結婚式の時の花嫁の御尽きのようなドレスです。良家の子女のような写真と思います。アルバム名のポートレイトという雰囲気に合わせたのでしょうか。

オーケストラの指揮はJIMMY JONESとRONNIE BALLの二人となっています。
収録曲はA面が
1.FOLLOW ME
2.ALONE TOGETHER
3.ALL TOO SOON
4.LOVE
5.WHERE FLAMINGOS FLY
6.HERE'S THAT RAINY DAY
B面が
1.DAY IN , DAY OUT
2,IF I SHOULD LOSE YOU
3,I GOTTA RIGHT TO SING THE BLUES
4,HARLEQUIN
5,I'M GLAD THERE IS YOU
6,SWEET WILLIAM