ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ANITA O'DAY

2006年04月15日 | 女性ボーカルO
VERVE盤でANITA O'DAYの“PICK YOURSELF UP”1956年録音です。彼女は1919年イリノイ州シカゴ生まれ。ジャズボーカリストはシカゴ生まれが結構多いですね。39年からプロ活動を開始し、スタン・ケントン楽団を経てソロとして独立し、ヴァーヴ時代に数多くの録音を残し歌手としての地位を築いた。クリスコナーをはじめ彼女の影響を受けた歌手は多い。まるで草書体のようにくずした歌い口調とシットリとした深みのある声質や時々裏声になってしまうのでは思わせる危うい所(本当は全く危うくないのですが)が好きなところでもあります。いつ聴いても上手いなあと思います。

収録曲
1. Don't Be That Way
2. Let's Face the Music and Dance
3. I Never Had a Chance
4. Stompin' at the Savoy
5. Pick Yourself Up
6. Stars Fell on Alabama
7. Sweet Georgia Brown
8. I Won't Dance
9. Man With a Horn
10. I Used to Be Color Blind
11. There's a Lull in My Life
12. Let's Begin

*本日は雨の中のゴルフでやや疲れましたのと明日もゴルフですので早めにお休みします。また月曜日にお会いしましょう。お休みなさい。


FRANCES LANGFORD

2006年04月15日 | 女性ボーカルL
昔、何の予備知識もないままレコードショップで買ったアルバムです。CAPITOL盤でアルバム名が“SINGS OLD SONGS FOR OLD FRIENDS”となっています。アルバム表の写真ではわかりずらいと思いますが裏面の写真では美人と思えます。このFRANCES LANGFORDは彼女の本名だそうです。彼女はフロリダ生まれで母親がコンサートピアニストであったと紹介されています。本アルバムはオーケストラ伴奏もあり、ギターとコンガだけの伴奏もありとなっていますが、全体にしっとりと聴かせるアルバムに仕上がっています。彼女の声も中庸でありながら艶やかで落ち着いた歌い回しで丁寧に歌い込んでいるという印象を受けます。特にギターとコンガ伴奏のSPEAK LOWやHOW DEEP IS OCEAN などは素晴らしい出来と思います。裏面のライナーノートには大戦中にGIに大いに人気があったというような事が書いてあるように思うのですが例によって読解力に自信がありません。

収録曲
LOVE,YOUR MAGIC SPELL IS EVERYWHERE
SPEAK LOW
HOW DEEP IS OCEAN
YOURS
I DON'T STAND A GHOSY OF A CHANCE
THE MOON WAS YELLOW
CAN'T HELP LOVIN'G DAT MAN
YOU BELONG TO MY HEART
NON DIMENTICAR
FOR THE FIRST TIME
MY IDEAL
I GOT IT BAD となっています。指揮、伴奏者の名前は判りません。