日本のドラマ、科捜研の女もそこそこ面白いのだが、
もう少し、米国のCSIマイアミのドラマの良い部分を取り入れて、mixさせれば、もっと深く、かつ、
映像美が美しいものになるだろうと思うのに、そのようにアドバイスするスタッフはいないものか?
CSIマイアミのすごい所は、まずは映像美。画面がオレンジ、グリーン、イエロー、レッド、ブルーの
フィルターがかかっているように、輝いている。それが、マイアミという土地柄を連想させる。
2番目が、構成だ。科捜研では、いちいち何を検査しているのか解説めいた言葉が、その都度説明的に入るが、
CSIマイアミでは、そこのところが謎めいていて、だんだん見ているうちに従って、どうしてこれらの検査を
していたのかの理由が、犯罪の解明、証明が解き明かされるにつれて、ああ、そうだったのかという具合に
繋がっていくのだ。そこで改めて、科学検査の技術のすごさを味あわせてくれるのだ。
せっかく目の前に、良い見本があるのだから、マンネリ的に続けるのではなく、ここらで
再度、リフレッシュした演出を見直してもらいたいものだ。準1級作品が、1級に近づける作品に
ぜひ仕立て上げてもらいたいものだ。