現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

なすび、ほすな

2015-05-20 | Weblog

日本人って、災害や渋滞の時に我慢強く、礼儀正しく、寛容などとよく言われてきているが、本当に、平時のときでも同じような心理状態やパフォーマンスなのだろうか? 別に最近になって感じたというわけでなく、以前からちょっと違うんじゃないかと思っていたが。

日本人ってわがままを言わず我慢して自己主張がないのではということに対して、詳しくは忘れたが、アメリカ人と比較して、個人主義度合い、自己主張度合いを調査したところ、アメリカ人と変わらないどころか、アメリカ人より個人主義思想が強いとの結果を示す実験とデータが紹介されていたことを思い出している。

確かに集団でいるときは、その気持ちの現れ方が控えめになるのであるが、いったん自分ひとりになると、ニョきっと我儘さが現れ始め、アメリカ人と同等もしくそれ以上の自己主張が十分にできるとの結果だった。

最近、思うことに、あまりにもお客様は神様だ的な、風潮があり、また品質保持、管理についても、行き過ぎたほどにこだわり、大したことでもないのに、すべてはお客様のために、お客さま本意となっていて、ずんばり言うと、つけ上がらさせているぐらいの感すらあると思われる。客だから、どんなクレームをつけていいという環境を作り出してしまっているところがある。この顧客満足度というか、おもてなしというか、品質というか、もう日本ではターニングポイントに来ていて、これかkらは、少し客の義務という点をはっきりと打ち出し、なんでもかんでも言うことをきくということはないと、社会の根底を少し変えるべきだと思っている。外国でもCS(Customer satisfaction)というのはあるだとうが、それを日本は独自の拡大解釈で、あまりにも顧客思考が強すぎる。もし、アイフォンが、アップル社がほとんど取り説なしに販売しているので、日本人はそれを受け入れているが、もしこれが日本のメーカーだったりしたら、日本語が通じるので、騒ぐ輩も出てこないと限らない。外人にはことごとく弱い日本だから。

なは、なるほど。すは、すごい。びは、びっくりですね。ほは、本当ですか? すは、すばらしい。なは、納得ですね。 ということらしい。

今、日本では、愚痴をきく代行サービス、ビジネスが出てきており、3時間愚痴をきいてもらって、1万円。、居酒屋、喫茶店などでの飲食費は依頼者負担。それでも、利用者がそこそこいるという。その時のコツとして、相槌のことばとして、この基本言語があるらしい。依頼者の機嫌を損ねたりしないように気を使うということだ。依頼者は神様です、扱いに徹しないということだ。なんか、日本人らしいビジネスでもあるし、接遇に関しても、日本人らしいガラパゴス度にあふれている。

最近、初めて入ったコンビニで、なんか端っこのほうに二人ほど並んでいたらしいが、気づかずに真ん中からr字へ向かったら、おっさんが並んでるんだと不平を言った。レジの前で並べよと言いたかったが、本当に東京はなんでもかんでも並ぶことが好きらしい。

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