庄助さん

浮いた瓢箪流れのままに‥、日々流転。

穏やかな暮れの一日

2006-12-17 15:27:35 | 評論、感想
 昨日は昼からの忘年会、そしてそのあとの二次会。帰りの時間はそこそこだったものの、飲む時間と食べる時間がいつものパターンと違っていたため夜遅くなってお腹が空きだした。寝る前ではあったけれどもラーメンを食べて床につく。食後直ぐ寝るのはあまり健康的でないと思っていたが、お腹がいっぱいになり安心したのかぐっすりとよく眠れた。今日は朝から地域のある会に参加、4時間を越える会議が終わり帰ってきて遅めの昼食。食後の一休みと、ソファーにもたれぼんやりと時を過ごす。空は薄曇り、日差しは弱く風はなし。気温も高めで暖かい。昨日の飲み会と今日の会議の疲れか身体も今日の天気同様緩みっぱなしでしまりなし。頭はさらにそれに輪をかけた状態。そういえば昨日の帰り、小田急線の改札でスイカを出して通過しようとしていたっけ。呆けはすでに始まっているのか? アルコールのせいであればよいが。 
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前倒しの誕生祝

2006-12-15 20:40:51 | 評論、感想
 誕生日はまだ先であるが今夜は庄助さんの前倒しの誕生祝パーティー。娘の仕事のスケジュールもあり今日に設定。誕生祝パーティーといったって私と家内と娘の3人だけの晩餐。食事の内容もいたって一般的なもの。でも誕生祝は誕生祝、パーティーはパーティーである。最初はシャンパンで乾杯「チィヤー」、(本当はオーストラリア、バロッサバレー、Jkcob's Creekのシャルドネ、ピノノワールのスパークリングワイン)。前菜はサーモンと生野菜サラダ。メインはメカジキのパン粉焼き。あとはチーズとバケット。スパークリングワインのあとにもう一本。
 カルフォルニアワインであるが、糖度の高いまったりとしたワインとセミハードチーズのマリアージュはなかなかの相性。料理とワインの講釈はともかく、家族揃って夕食を囲むことが何よりのお祝い。新聞等の報道によれば、最近は子供たちが家族揃って一緒に食事をとる割合は4分の1とか。いろいろ事情はあるにせよ寂しいかぎり。子供の犯罪、親の虐待、さては犯罪にまでは至らないまでも家庭の混乱、崩壊等々…、本当に嘆かわしい世相である。その防止策として国政から巷の評論まで、その数、実態はまさに百花繚乱数限りなし。この分野でいかに「How to」を論じても埒は明かない。要は親子の関わり、家庭の在り様。子供が幾つになろうと、親が呆けようとも、このことは大切な命題として肝に銘じておきたいもの。
 「家族揃っての晩餐」、本当にいいもんだ。 
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師走の雨

2006-12-14 22:38:24 | 評論、感想
 今年は12月に入っても雨が多い。例年この時期は寒さが増すとともに空気も乾燥してくる傾向にあるが、今年はちょっと違うようだ。湿度が高いせいか、寒気と相まって窓に結露が見られる。反面、そのおかげで風邪の発生も抑えられているようだ。気象の状況次第で人への弊害も恩恵も変わる。最近巷、いや世界的にという規模でノロウイルスによる感染症が多発しているという。くれぐれも手は清潔にとのこと。また、このことは風邪予防にも通じる。病気の予防も基本を守ることが大切ということ示唆している。
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ブエノスからのアルゼンチン便り

2006-12-13 22:56:25 | 評論、感想
 アルゼンチン、ブエノスアイレスは30度を超える日々が続くという。子供たちもこれから夏休みを迎えるようだ。遠くアルゼンチンから届くメールには一際心に感じるものがある。日本からの移民も多く、その歴史は古いとはいえ、日本語はもとより英語も一般的には通じないスペイン語圏。そこで、まさに今、生活し仕事をするセニョールKen。one way の身なればこそ、その心境はいかばかりか。心身共に充実しているときはいい。しかし、病等、不測の事態があれば心は沈む。そんなときには望郷の想いも増す。「今、日本は冬に向かい、寒いことでしょう、風邪を引かぬように」との心遣い。ほろりと感じる熱いものがある。「暑さに負けないように、頑張って…」、ただ言葉だけのエールにもどかしさも感じる。日本でか、アルゼンチンでか?、再会を楽しみにしています。そのときは  
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氷雨

2006-12-12 23:58:58 | 評論、感想
 昼前より小雨。時折り日も差すこともあったがどんよりとした雲に覆われ気温も低い。霙混じりの雨とまではいかないが降る雨の感触は冷たい。雨により半日分の予定を変更。正月を迎えるための暮れの仕事が多少なりとも処理できたのが嬉しい。気にしなければぼやーっと過ごすこともあるが、改めて時間の有効利用を考えてみるとその効果は大きい。まさに「時は金なり」。
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しばらくお休みしました

2006-12-11 22:43:28 | 評論、感想
 パソコンのセキュリティーソフトが期限切れになり、新たにインストールしなければと思いながら、生憎の日々の忙しさが重なりパソコンとの接触もしばしご無沙汰。ようやく時間が取れたので急遽セキュリティーソフトをインストール、久しぶりにパソコンに向かう。
 師走に入り、なんだか本当に忙しくなってきたような感じがしてきた。事実、確かに忙しいと思えるような処理しなければならないことが結構ある。多少気持ちも焦るところはあるが、所詮焦ってもせんないこと。ゆっくりマイペースで行こう。ただ、アスタマニャーニャにならないように気をつけなければ。正月はすっきりとした気持ちで迎えたいからね。
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いよいよ師走

2006-12-04 23:26:25 | 評論、感想
 一年納めの月、12月。暦にあわせたように師走に入ると気温も低く、おまけに風も時折り強く吹くようになってきた。暦と気象状況、実にうまくできているものだ。生憎数日前より風邪を引いてしまい動きに精彩がない。でも日常の活動は平常通り、無理をしない範囲内で動き回っている。歳の終わりを迎えたからといって急に慌しくなってきたということもないが、閉めるべきところは閉め、納めるべきことは納め、新しい歳を迎えたいものである。
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いとこ会(6)

2006-12-03 14:02:13 | 評論、感想
 早朝の野天風呂は気持ちがいい。陽光は透き通った温泉の水面を照らし渓流の音は絶え間なく響く。朝の瑞々しい空気が辺り一帯に広がり温泉の湯煙と共に優しく身体を包む。4人のいとこ以外は誰もいない。肩までスッポリと湯に浸かり、目を静かに閉じたまま誰も何も話さない…。今、何を思っているのか分からないが、みんな満足そうな顔をしている。静かな朝のひと時であった。                                                                                
           =これ以降暫く中断、完成時に発表します。では、また。=   
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いとこ会(5)

2006-12-02 22:36:33 | 評論、感想
  突然イチローちゃんの声がした。「おいおいみんな起きなきゃ、もう6時だよ」、寝ぼけ眼で窓辺の方に目をやると障子を通して朝の光が差し込んでいた。「さっき寝たばかりなのにもう起きるのか…」。イチローちゃんの朝は早い。あとの3人はまだ布団の中、その中からイチローちゃんの顔を見上げるとすっきりとした顔つきである。おまけに髪の乱れもなく(これはあとで勘違いだったと気付いたことだが、イチローちゃんの頭はすでに禿げ上がり、髪の毛は殆んどなかった。)、せっせと動き回っていた。 睡眠時間は僅か5時間足らず、それなのにあの動き、1番年上のイチローちゃんの元気な姿に驚かされた。それと同時に、さすが年長者、幾つになってもこのいとこ仲間の取りまとめは自分という認識と責任感が無意識のうちに出ているのかも知れない。昨夜の話の中でイチローちゃんは今も朝から晩まで仕事に精を出しているという。それも晴雨にかかわらず毎日勤めに出て1日中外で仕事をするそうだ。それだけに身体はいたって元気、健康そのものである。これから先まだまだ働き70歳までは仕事を続けるという。そして、その先に自分の大きな夢があるという。そんな話を聞かされたとき、心打たれるものがあり本当に感心させられた。ただ一言「すごいな、イチローちゃんは」、と…。
 そのうち、イチローちゃんの声で起こされた3人が眼を覚まし、ようやく布団の中から出てきた。「それじゃー風呂にでも行こうか」、イチローちゃんの声に促され、おもいおもいにタオルを手に取りみんなで一緒になって風呂場へと向かった。
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いとこ会(4)

2006-12-01 22:41:36 | 評論、感想
 風呂から上がるとほどなく仲居さんがビールを持って来た。湯上りのあとにすこしでも早く一杯飲みたいと生ビールを注文しておいた。ゆっくりと温泉に浸かったあとのビールはまた格別であった。そのうち再び仲居さんがやって来て夕食の配膳に取り掛かった。この宿は今でも昔ながらの部屋食だ。板前さんの腕もいいと聞いていたが器の選択と料理の盛り付けもなかなかのものだった。配膳が終わると4人のいとこが席に着いた。床の間を前にして上座には一番年上のイチローちゃん、次席には2番目に年上のカズちゃん。下座上席には3番目のヒデちゃん。そして末席は1番年下のアキちゃん。小さい頃一緒になって遊んだとはいえ、「親しき仲にも礼儀あり」、わきまえるべきことはきちんとわきまえているのがこの年代のよさ。
 飲むほどに、食が進むほどに話ははずんだ。食後も席を移し、話は止まるところを知らなかった。話しくたびれて眠くなり床に就いたのは夜中の1時半頃だった。  
                                      
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