長野県は山国。それだけに農産物は豊富。特に夏の季節はそれが顕著。また、農産物とともに家畜やそれ以外の動物の肉や加工品などもよく売られている。馬肉やチーズはワインのつまみに最高。珍しいのは長野で捕れたサーモン。海のない長野県。鮭が遡上することはないが、山国のきれいな水を使い池などで養殖しているとのこと。鮭独特の臭みはなく、淡白な味で美味しい。ムニエルなどにしてもいいが、刺し身にして食べるのがいい。冷酒との相性がまた素晴らしい。
蓼科の自由農園では農産物以外の食材も販売。鹿や猪、そして熊の肉まで売られている。鹿は別荘地内にも数多く出没し、最近は熊も出現するようになってきた。猟師の数が少ないため、なかなか駆除が追いつかないようだが、おかげでジビエ料理が盛んになってきた。
蓼科の別荘地内には小さな渓流がいくつか見られ、ベンチに腰掛けお昼のお握り🍙などを食べるのがたのしい。水の音と吹き抜ける風の涼しさ。岸辺に咲く草花と時折の聞こえる鳥の囀ずり。静かで爽やかなこの時期の高原はなんともいえない。
梅雨時の蓼科は天候が急変する。朝晴れていても午後には雨が降る。今年は雨の少ない梅雨だというが、この時期蓼科では雨が多い。石には苔が張り付き、樹木にも木肌が変色するほど…。また、木々の成長も早い。屋根を覆う木の葉も瑞々しい。