震災とアイス、そしてイースター（５）

アイスと一緒に入っていたシールと小パンフ。そのシールを容器に貼ったらこんなふうに…。パンフレットにはイースターの説明が。そこにはこんな言葉が。「イースターとは、春の訪れをお祝いするお祭り。タマゴをカラフルにペイントしたり、庭に隠されたタマゴを探して遊んだり---」。閉塞的な環境に置かれている被災地の子供たちには何よりも必要なこと。そういえば、イースターとは、イエス・キリストが死後三日目に復活したことを記念する日、今年は4月24日。多くの被災地では、既に復活に向けての復興活動が始まっている。多くの被災者をはじめ、未曾有の天災にあった日本を思うと、自然に出てくるこんな言葉が。　「がんばれニッポン！」

震災とアイス、そしてイースター（４）

一つを食べてみた。　「美味しい！」。　自然に顔がゆるむ。ココナッツの味が気持ちを和らげる。

震災とアイス、そしてイースター（３）

蓋を開けてみたらなんともかわいらしいアイスが…。容器の卵型の丸みもいい。器と中身を見ただけでニコッとさせられる。こんなアイスを見たら子供は喜ぶだろうな…。いや子供だけでなく大人も、そして年寄りも…。東日本大震災で被災した子供たちがこんなアイスを食べたら……、ふと、そう思った。避難所にいる多くの被災者は衣食住すべてに困窮している。すべての財産を失い肉親までも失った人たちは、物資の不足に困窮している以上に精神的に大きな苦痛を抱えている。物の不足はそれなりに改善が進むが心の重荷はなかなかとれない。そんな状況に置かれた今、こんなアイスを食べたら…。被災者の顔に一瞬の笑みが戻るかも知れない。

震災とアイス、そしてイースター（２）

気になったので、店内をよく見たら似たようなものがいくつもある。好奇心に惹かれそのうちの３色を買ってきた。

震災とアイス、そしてイースター（１）

用事をを終えての帰り道、ふと、立ち寄ったアイスクリーム店。そのお店にこんなものが…。