゛まるかん人゛プラトーク

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イザベラ・バ-ドの道 横浜から平取へ

2009-07-04 17:06:29 | 人物100選

130年前の北紀行たどる

イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871) イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2008-04-10

イザベラ・バードの日本紀行 (下) (講談社学術文庫 1872) イザベラ・バードの日本紀行 (下) (講談社学術文庫 1872)
価格:¥ 1,313(税込)
発売日:2008-06-10

英国人女性旅行家いざべラ・バ-ド(1831~1904)の旅行記「日本奥地紀行」で記された1878年(明治11年)の東北、北海道の旅から昨年で130年たったのを機に、後志管内積丹町出身の元商社マン、釜澤克彦さん(70)=川崎市在住=が足跡をたどり、旅の記録をまとめた本「イザベラ・バ-ドを歩く」(彩流社 1890円)を出版した。

100_7199 積丹出身の釜澤さん出版                                         「何げない農村 美しい」

釜澤さんは北大を卒業して三井物産へ入社。札幌と東京のほか、ニュ-ヨ-クやロンドンなどで勤務した。十数年前、知り合いの英国女医へ「日本奥地紀行」の英語版をや贈ったのをきっかけに「バ-ドの旅した道が今どうなっているか報せたい」との重いを抱いた。定年退職後、大学の非常勤講師だった2007年5月から昨年10月までの間、バ-ドの旅した横浜から日高管内平取町までのル-トを区切り、十数回の小旅行を重ねた。バ-ドは馬と人力車の旅。釜澤さんはJRとレンタカ-のほか、峠道は歩いて一人旅した。地方の過疎化と公共交通の不便さを感じながら「バ-ドも絶賛した何げない農村の風景が美しいことに気付いた」。函館が北上して噴火湾沿いをたどり、日高へ向かう道では「バ-ドは北海道の自然景観やアイヌ民族の人たちとの交流がいちばん楽しかったのではないか」と感じた。本では、バ-ドの旅から130年後の風景の移り変わりをカラ-写真で紹介するとともに、バ-ドの日本人観や、幕末から明治にかけての東北と北海道の歴史についても記した。釜澤さんは「バ-ドが旅した道は道内でも観光ル-トになります」と関心の高まりに期待している。

イザベラ・バードを歩く―『日本奥地紀行』130年後の記憶 イザベラ・バードを歩く―『日本奥地紀行』130年後の記憶
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2009-06

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