゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ウンチクがんちく<パンの世界③>

2008-11-11 17:57:00 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                          道産小麦でもちもちに

100_1008 穀物の高騰や「食の安全」を脅かす出来事が                              続き、私たちを取り巻く「食の環境」は変化して                              います。「内食」と言われる手作りの食事が増え、                            パン焼き器の売り上げもアップしているそうです。                            自分の手で確かめた材料を使うパン作りは、安心とおいしさの一石                  二鳥。私の教室では北海道の小麦にこだわり、いろいろな種類を使                              い分けています。少し前まで、道産小麦は「水の吸収が悪い」「パン                              を焼くと横に広がる」などという評判もありました。パンの膨らみのも                              とになるタンパク質の量は、米国やカナダ産の強力粉が12%強で、                             道産は11%少し、ボリュームを出しにくい面もあるようです。しかし                              今は、品種改良が進んで膨らみもよくなり、しっとりしたパンが焼けま                            す。外国の麦にはない、ほんのりとした甘さもあり、もちもちとした食                             感は日本人好みです。道産小麦は、天然酵母との相性が良いのも特                            長。低温で長時間発酵させると、小麦の中心にまで水分が行き渡り、                            小麦本来のうまさが引き出されるように感じます。秋まき小麦のよう                              に、じっと冬の寒さに耐えた後の味わいなのでしょうか。地元の小麦                             で豊かに焼きあがるパンは、北海道の自然エネルギーに満ちていま                            す。

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