東京電力、東大と共同で
東京電力は17日、東京大学と共同で洋上風力発電の実証研究を国内で初めて本格的実施すると発表した。独立行政法人新エネルギ-・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業で機関は5年。東電は実証研究での成果を踏まえ、洋上風力発電の本格展開を検討する考え。実証実験では、千葉県銚子市南沖合約3㌔地点に高さ約80㍍の塔を建て、風速や風向、波の状況を観測する。期間後半には風力発電機を設置して、設備の安全性や環境への影響も検証する方向だ。約13億円の実験費用は全額NEDOが負担する。NEDOや東電によると、洋上風力発電は海中の基礎工事などで建設費用が陸上の1・5倍程度と割高だが、強い風か゛安定して得られるため、採算は取れるととう。欧州では一般的だが、地震や台風が多い日本では建設されなかった。
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