気持ちも華やぐ美しさ
東京ド-ムで2月21日まて、国内最大級のランの展示会「世界らん展日本大賞2010」が開催されました。発売中の「花新聞ほっかいどう」237号でも、ランの一種、デンドロビウムを特集しています。「樹木に生える」を語源とするデンドロビウムは、その名の通り原種の多くが樹上に生育します。原産地は東南アジアや中国南部、オ-ストラリアなど。日本でもセッコクという種が自生しています。1200とも1500ともいわれるわど、種類は非常に豊富。花色や花形など形質はさまざまで、草丈も3㌢の小さなものから2㍍以上になるものまであります。栽培はそれほど難しくなく、一般に流通している多くは育てやすいものです。1月下旬から4月にかけては、北海道もラン展のシ-ズン。販売しているところも多いので、お気に入りのひと鉢を見つけて育ててみてはいかがでしょうか。暦の上では立春を過ぎましたが、外はまだ雪深い景色。室内を華やかに彩るランの美しさに触れると、明るい気持ちになれますよ。●今後のラン展 春の洋ラン展(3月16日~22日、札幌)、洋ランフェスタ2010 inえにわ(3月20~22日、恵庭市)、らんフェスタ赤平2010(4月16~18日、赤平市)(花新聞ほっかいどう)