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 ゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

天候によっても左右される免疫力??

2007-02-23 12:05:00 | 健康・病気

新潟大学大学院医学部教授阿保徹先生の研究結果の要約です。                            高気圧は気圧が天空から地上へ降り注ぐ状況で、低気圧は反対に                           地上から天空へ上昇するわけですが、この高気圧状態の時は人は                           (他の動物も)酸素吸収率が良くなり、結果非常に元気で活動的に                            成る。このような時により栄養価の高い例えばピ-ナツなどを少々                            多めに食したとき、活性酸素の放出が活発化し内部炎症を引き起                            こし、虫垂炎に成りやすいとのことです。活性酸素とは、白血球を                            構成している顆粒球とリンパ球のうち、顆粒球は非常に短命で、                            二、三日で死滅するがその時に活性酸素を放出し内部破壊をする、                           これが老化現象の元と成る。人は活動的な行動をとるとき、交感神                           経モ-ド下にあり、顆粒球過多状態になる、そのため更に顆粒球増                           強を現出すると、内部破壊が加速する。高気圧のときに虫垂炎の                            患者が増える理由。一日の中でも日中、仕事や勉強やスポ-ツ等                           活動的な行動をとっている時、緊張(ストレス)を感じながら処理して                            いく、この時交感神経状況下で顆粒球が増加傾向にあるという。                             その後夕食をとるころ緊張感が緩和され、消化機能活動が活発に                            なり、休息モ-ドへと移行し副交感神経の管理下に入り、リンパ球                           が体内をパトロ-ル、顆粒球が処理しきれない超微細のウイルス等                           を処理またガン細胞の芽を摘み取ったりを、睡眠時間帯に健康な体                           を維持するべき、活動してくれている。このリンパ球が出動したとき、                           初めて免疫の抗体が出来、同じ細菌の侵入を阻止する。この一日                            の行動で、働き過ぎ等の緊張状態が慢性化すると、顆粒球過多タ                            イプになり、リンパ球不足による生活習慣病やガン細胞に犯されや                           すいとのことです。反対にリンパ球が少々多いタイプはアレルギ-                            体質ではあるが、おっとりとしていて長寿の傾向にあるとのことです。   

一年を通して、体調の変異を考察すると、最もベストの時期は当然                            天高く馬肥ゆると言われる秋の気候が心地よく、秋晴れの続く高                             気圧の下での酸素が濃い状態で、活力は充実し温度は快適で、                            最も免疫力もアップした時期のようです。反対にじとじと雨の降り                             続く梅雨どきや、寒冷地での雪の降り続くときなどはかなり気分が                            落ち込みます。春先や秋口は天気の変化が著しい時期です。この                            時期は気管支ぜん息や偏頭痛、神経痛、さらにはうつ病といった                             疾患が現れやすく、特に低気圧が接近してくると顕著になります。                             人間にとって、暑さや寒さ、湿気、気圧の変化はかなりのストレス                             となりうるということです。もちろん、身体にはそれなりの適応力が                            あります。ただ日本の国土は四季のおりなす、微妙な変化があり、                            これに適応した体力を形成しているようです。だが最近の住環境の                           快適さが逆に適応力を阻害し、疾患のある人たちの抵抗力を弱め、                           自律神経系と関連するぜん息などの病気は、気圧などに対して、                            防衛的に過剰反応を起こしてしまう。エアコンなどの使用方法も、                            賢い使い方を選択して、体の微妙な調整能力を眠らせない程度に、                           住環境、労働環境を整えて、うまくバランスを取ることが寛容なよう                            です。

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