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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

甘縄神明宮

2014-04-17 00:00:00 | かみのやしろ

(神奈川県鎌倉市長谷)
 和銅三年(710)藤原鎌足玄孫、染屋時忠が山上に神明宮、山麓に神輿山円徳寺を建立、後に寺号を甘縄院と名付けたことに始まるとされる。また、源義家が康平六年(1063)源頼義が、永保元年(1081)には源義家が社殿を修復したという。  鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」には、伊勢別宮として源頼朝が崇敬し、文治三年(1186)社殿を修理、四面に荒垣及び鳥居を寄進している。  天保時代に編纂された「新編相模国風土記稿」には、「別当臨済宗甘縄院」と記載され、長きにわたる神仏習合が伺えるが、後の神仏判然令によって寺院は廃寺となった。  
  
 足達(安達)盛長は晩年三河国守護であったため、蒲郡市長泉寺に五輪塔がある。


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