flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

飛彈総社

2006-09-16 00:00:42 | かみのやしろ
(岐阜県高山市 2003年9月14日)
 天火明命(アメノホアカリノミコト)の後裔、斐陀(飛騨)国の初代国造であった大八椅命(オオハヤシノミコト)を主神に祀る社である。
 創建は承平元年(931)という言い伝えがあり、飛騨国延喜式内社八社(大野郡三座・荒城郡三座)及び六国史に記載の国史現在社十社を合祠し、国司自ら奉仕されたといわれている。
 当初は神籬式(⇔鎮座式)祭礼で、合祀各神社の神々の降神を仰いで、毎月の行事としての国司巡拝の礼を省き、祭場を総社としたという。その後、文治二年(1191)五月に初めて社殿が造営された。

(関連記事:飛彈国分寺 飛騨一宮水無神社

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 加納城 | トップ | 飛彈国分寺 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿