(三重県鳥羽市鳥羽 2005年12月31日)
伊勢湾を見下ろす日和山に無線電話発祥記念碑が建つ。昭和36年(1961)日本電信電話公社東海電気通信局が建てたものである。明治36年(1903)デンマーク人科学者プールセンにより電弧(アーク)を利用した無線電話が発明され、日本でも逓信省電気試験所の鳥潟右一、横山英太郎、北村政治郎が研究を進めて、明治45年(1912)特殊電極と直流を使用する火花式発振器と鉱石受信機等を利用した世界最初の無線電話送受装置を完成させた。大正3年(1914)には、鳥羽~答志島~神島間の連絡用として世界で初めて実用化に成功し、名古屋、四日市両港に出入する船舶の公衆用通信にも使われた。
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