flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

桜井 長沢

2007-06-19 01:00:17 | 街道・宿場町
 桜井の南東、長沢地区は、今治街道沿いの細長い集落。
地区を流れる猿子川が、長沢の語源という説、或いは孫兵衛作村に通じる「長坂」が訛ったものとの説もあるようである。
長沢村は明治22年に桜井村(桜井町)長沢となり、昭和30年に今治市長沢となった。
字元瀬(がんぜ)には、須賀神社があり、旧長沢村の鎮守であった。この神社は明治6年に周辺三社を合祀するまで、楊(やなぎ)天皇社と称し、大宝元年(701)に出雲神を勧請したのが始まりといわれている。
神社が建てられる前、斉明天皇行幸の途中で、この辺りで休息されたという言い伝えから、斉明天皇も合わせて祀られた。
 現在の長沢地区には道の駅「湯ノ浦温泉」と、今治小松自動車道のインターチェンジ(現時点では終点)が設けられ、今治の東の玄関口となっている。

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2 コメント

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今治、長沢 (みっちゃん)
2007-06-19 18:51:09
こんにちは!愛媛県の事、良くご存知ですね。私は、香川県で生まれ、現在は愛媛県に在住していますが、知らないことが、いっぱいあります、これからも、楽しみにしています。
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こんにちは! (kourei)
2007-06-19 22:21:12
父までは愛媛今治だったので、私も本籍は愛媛のままにしてあります。
この先、愛媛に移るのかは、未定なのですが、最期を迎えるときは四国に移りたいなぁとも思っています。
私も香川~愛媛はご縁のある地なので、これからも訪問させていただきたいと思います。
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