flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

閉まらずの踏切

2005-10-13 01:30:08 | 天祐語録
 この踏切は、先日の昼飯線中山道踏切。
休止中であるため、ここ15年、開きっぱなしである。
 東京の開かずの踏切で、人身事故が起きた。
複数の路線が重なる都心部では、運行本数で割ると30秒に1本程となる。
それでも実現されない立体交差。
当然のことながら、先ず予算によって却下される。
然し既存の踏切は何処もお粗末なものが目立つ。
それは道路の幅に対して比例しない路肩の狭い踏切の渡り板のことである。
踏切の拡幅は、鉄道会社の条件で、理想は立体交差。それが不可能であれば、近隣の踏切を廃止することによって拡幅に応じる…などという取り決めがあるからである。
ただ向こう側に越えることが、橋の無い川のように不便になっているわけである。

東京の踏切も、高架や地下化にするといった高予算な事業は別として、地下道を造るなり、歩道橋を造るなり、自治体と協力すれば低予算で安全と効率が確保されることができようと思うが、頭の固さと事勿れ主義の自治体と特殊法人の招いた事故である…。

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