flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

黄柳橋

2005-12-15 12:38:13 | STRUCTURE-構造物残影-
(別所街道 愛知県新城市乗本 国登録有形文化財)
 大正7年(1918)豊川水系宇連川支流黄柳川(つげがわ)に架設された、長さ51mのオープンスパンドレルアーチ方式の橋である。昭和2年(1927)東京に橋長32mの神田川聖橋(千代田区神田駿河台)が架橋されるまで、この方式の橋としては黄柳橋が日本一であった。平成10年(1998)県道拡幅に伴い隣に新橋が築造され現役を退いたが、文化財に指定され、保存されることとなった。

(※スパンドレル…橋面とアーチ部材との間の部分)
(※オープンスパンドレルアーチ…スパンドレル部分に柱を設けるなどして空間を設けたアーチ)

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 喚問の圧力 | トップ | 金生山 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まる)
2005-12-15 19:50:07
文化財ですか。そういう風格がありますね!さすが日本一!!

デザインも素敵ですよね♪
返信する
山の渓谷 (てんゆう(kourei))
2005-12-15 20:24:26
ごく近所の人しか知らなかったりするもんですよ。

実は貴重なものなのです。

壊される予定だったのですが、歩行者専用橋として残されることになったようです。
返信する
 (BALTAN(バルタン))
2005-12-15 20:51:49
この橋を作った当時は、最高の技術だったですね。

いまも、この美観は、すごい。



小さい頃、つり橋が揺れて、怖くて渡れなかった。

高所恐怖症は、いまも治っていない。

返信する
コストよりも芸術… (kourei☆)
2005-12-15 22:40:00
…の時代だったんですよね。

今はその反対…。

私も基本的に高所恐怖症ですが、体重が減ると案外平気になります。

そして恐く感じるようになると、体重が増えてきているという…

重い人は、警戒心が多いようです。
返信する

コメントを投稿