flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

大本山壬生寺

2023-10-10 00:00:00 | ほとけのいおり
(律宗心浄光院宝憧三昧寺 京都市中京区壬生梛ノ宮町)
 正暦二年(991)三井寺の僧快賢が自身の母のために、仏師定朝の地蔵菩薩を本尊として小三井寺を創建したのが始まりという。建暦三年(1213)現在地に移されたが、正嘉元年(1257)火災に遭い焼失している。正元元年(1259)融通念仏宗の円覚によって再興され、以後江戸時代に渡って繁栄した。然し、天明の大火によって焼失し、以後次第に衰退したが、幕末には新撰組の兵法調練場として使われた。後世、新撰組隊士十一名の末裔によって境内壬生塚に墓標、記念碑が造立された。















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