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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

國學院大學博物館

2016-04-05 00:00:00 | 学びのやかた

(東京都渋谷区東)
 渋谷の東側の高台、かつて氷川裏御料地があったところには、大正12年(1923)に麹町区飯田町(千代田区飯田橋)から移転した國學院大學がある。その一角には博物館があり、昭和3年(1928)当時國學院大學の学生であった樋口清之氏が、自ら収集した考古資料を寄付し、考古学陳列室として始まったものである。昭和7年(1932)には「考古学資料室」と改称。鳥居龍蔵博士が創設した上代文化研究会(後の國學院大學考古學會)の拠点となった。昭和27年(1952)には、博物館法の指定する博物館相当施設に認定され、昭和50年(1975)には「考古学資料館」と改称されている。また、昭和38年(1963)「神道学資料室」が開設され、昭和53年(1978)「神道資料展示室」、平成2年には「神道資料館」と改称された。平成19年には、考古学資料室と神道資料館が合併し「学術資料館」となった。平成25年には、國學院大學博物館が発足され、10万点の資料を所蔵する学術施設となった。
 
 千葉県佐倉市 大篠塚2号墳箱式石棺

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