GO AHEAD! Gut's コウスケ

ガッツ コウスケ~愛すべきサッカー大好きガッツ小僧の成長記録~
~『イングランド代表(?)』への軌跡~

「今晩はもう、ボールを見たくない」イタリア代表DFクリスティアン・マッジョの言葉

2013-06-28 23:55:06 | おせっかいなオヤジの小言

コンフェデレーションカップの準決勝 スペインVSイタリア戦が行われた。
結果は延長戦でも決着がつかず0-0のスコアレス・ドロー。
PK戦に突入。

視点を変えれば、カシージャスVSブッフォンという世界最高峰GKの対決ともなった。
PK戦7-6でスペインが勝利した
。結果だけ見ても、激しい闘いで選手も消耗しきったことが容易に想像できる。

オヤジはネットの記事のあるタイトルが目に止まった。
『今晩はもう、ボールを見たくない』
この言葉は、惜しくも敗れたイタリア代表DFクリスティアン・マッジョの極めて重みのある言葉だった。

カルチョの国イタリア。カテナチオと表現される固い守り。そんな強豪国の数多(あまた)の選手から選ばれたほんの一握りの代表選手から、こんな言葉がでることが、この闘いの壮絶さを物語っている。
つまり、「すべてやりきった。これ以上できることはない。」と言っている訳である。


こんなレベルの選手と比べてはいけないのだろうが、息子の所属しているクラブチームの選手がこんな言葉を残せるだろうか?狭き門のセレクションに合格し、厳しい練習に耐え闘っている選手たち。一所懸命プレーしているのだろう。でも、試合後、『今晩はもうボールを見たくない』と思っているほど、出し切っていないように見えてしかたがない。

現在、コウスケのチームの戦績は良いとは言えない。
能力のある選手たちが結集しているのに・・・・・。

彼らの中から『今晩はもう、ボールを見たくない』とコメントできる選手が何人か現れた時、流れと気流が大きく好転するに違いない。
やりきる覚悟を持って取り組めば、おのずとサッカーの質が変わるはずなんだけどなぁ。


第28回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会中国地区予選。見せつけられた”個の力”。

2013-06-23 22:03:43 | おせっかいなオヤジの小言

6月23日(日)第28回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会中国地区予選1回戦。
岡山県のチームとの対戦となった。このチームにはこの年代では最高級のテクニックをもった選手がいる。
ジュニアユースで経験することが出来る4回のナショナルトレセンのうち、3回選出されている、言わば”ナショトレ常連”の選手である。

プログレスリーグ所属チームVS岡山県6位。
順当なら、我がチームに”分がある”はずなのだが・・・・。
試合は2-3の逆転負け。
完全に、その選手にやられた。個の力でこれだけ左右されるゲームはそんなにない。
ジュニアユースのこのレベルの試合ではめったに見られないのではないだろうか?
敵ながら、彼がボールを持つと、ワクワクしてしまいそうになる。あの小さな体で、なぜ彼はあそこまでのプレーができるのだろうか?
ボールの受け方、体とボールの距離感、ボディバランス、ボールテクニック、視野の広さ、そして天使のように優しいパス。毎日、どんな練習をしているのだろうか?
とにかく、個の力を見せつけられたゲームだった。
小学校6年生の時から足掛け4年、彼のプレーを観ているが、ケガすることなく、順調に成長し、いつしか日の丸を背負って欲しい。そんな願いを感じさせる選手だった。

頑張れ、サウーディ 18番。


真ん中に蹴らなかった本田圭佑。真ん中から動かなかったブッフォン。

2013-06-21 00:17:11 | オヤジのコラム

コンフェデレーションカップ 第2戦。日本 VS イタリア。

結構昔からサッカーを観ているオヤジにとっては、ワクワクするような対戦である。
一昔前(この定義はかなり厄介だが・・・・)であれば、”惨劇の目撃者”になる可能性が大いにあったであろう対戦である。
侍ブルー VS アズーリ。
もう少しで”金星の証言者”となってもおかしくない戦いだった。

試合全部を映像で観ることができなかったので、その戦いのすべてを総括するのは慎まなければならない。
だから、確実に見た得点シーンを・・・・・・

日本が岡崎の頑張りで得たPK。やはりゼッケン”No.4”は、当たり前のようにボールを持って、心の準備を始めていた。
本田圭佑はしっかりと抱きしめていたボールを愛おしそうにペナルティスポットにプレイスした。
この時点で色々なことが模索され、想像され、待望された。

本田圭佑は、真ん中に・・・・・蹴らなかった。
相手キーパーのブッフォンは、真ん中から・・・・・動かなかった。

強豪国の絶対的守護神は、本田圭佑をかなり注意していたようだ。
その一瞬には、いろいろな思惑や覚悟や戦術的要素がぎゅうぎゅう詰になっていた。
笛が鳴った。本田圭佑が助走を始めた。

本田圭佑は・・・・・真ん中に蹴らなかった。
ブッフォンは・・・・・真ん中から動かなかった。

本田圭佑の蹴ったボールは右サイドに決まった。
強豪国イタリアの本気度が凝縮された瞬間であった。
また、ブッフォンの本気さが、普通のPKと一線を画した凄みを見せつけていた。


結果は残念なものとなったが、イタリアをここまで本気モードにしたことが、日本にとっての最大の収穫だった。
真ん中から動かなかったブッフォンは、日本の対戦を、とても格調高いものにした。





オヤジのサッカー論  『TIPS』

2013-06-17 21:03:32 | 最近の出来事

あるサッカー関連文書のなかで『TIPS』ということが記されていた。
ご存知の方も多いと思うが、簡単な説明と、オヤジなりの(勝手な?)解釈を・・・・
少し、長文になりそうですが、興味のある方はそのまま読み進めて下さい。


オランダに”アヤックス”という名門チームがある。
アヤックスといえば、やはり、ヨハン・クライフに代表される素晴らしい選手を多く輩出している。
そのアヤックスのアカデミー(育成組織)で選手を選考する時にある手法が取り入られている。
それが『TIPS』であり、このように定義されている。

   ・technique(テクニック)主にワンタッチプレーやトラップ技術
   ・intelligence(インテリジェンス)試合の流れを読む洞察力
   ・personality(パーソナリティ)人格、思いやり
   ・speed(スピード)「100mを何秒で走るか」ではなく、走り出しのタイミング
          
                   この4つの言葉の頭文字を取って『TIPS』と呼ぶ。



では、この『TIPS』は選手を選考する時のためだけに役立つかと言うと、当然のことながら、答えは「No」であろう。
現在、コンフェデレーションカップがブラジルで開催されている。
開幕戦。日本VSブラジル。ご存じのとおり、3-0の完敗。実力の差は得点以上と思われた方も多いのではなかろうか?


まず、technique(テクニック)とにかくボールタッチがちがう。あのレベルの試合で、あれだけの違いがあるということは、ブラジルってどんな練習をしているんだろうか?練習なんてしてないのかもしれない。生まれた時からボールで遊ぶ。その中から優れた選手が、天文学的な競争率でセレソンになる。だから、彼らにとっては”息をする”くらいの無意識のものなのだろうかと思ってします。日本では最高のテクニックの持ち主である香川選手もボールタッチが上手に見えない。

intelligence(インテリジェンス)常々、日本に欠けていると感じていた。ひょっとしたら日本人の持つ”忠誠心”や”勤勉さ”が邪魔してるんじゃないか?とさえ、思ってしまう。

personality(パーソナリティ)この分野は日本人の得意とする領域か?と、思われがちだが、あるいはまったくの苦手領域であるかもしれない。ふつうpersonality(パーソナリティ)といえば、「個人」とか「個」と表現されることが多い。そなると話は別になってしまいそうである。

speed(スピード)もう少し突っ込んで考えると、判断を伴った5m、10mのスピードであろう。カウンター攻撃の迫力の違い、人数の優位性など。speedのなせる業なのだろう。もちろんこの4つで全てが決まるわけではない。

特にサッカーという厄介な競技ではその瞬間瞬間にいろいろなことが同時に発生し、消え、また発生する。2度と同じスチュエーションはない。でも、それを打開する”策”や”方法”は、本当に地道な日々の練習しかないんだろうと思う。


 さて、ジュニアユースのサッカーに置き換えて考えてみよう。
オヤジは2011年11月、U-14のナショナルトレセンの練習を見る機会があった。この年代の最高レベルの選手に最初に要求されたメニューがトラップだった。中学校やクラブの通常のトレーニングでは行われないような、あまりにも基本的過ぎる練習だった。
しかし、そこに召集されているレベルの選手たちでもトラップを何度か失敗し、あまり正確とは言えないことも度々あった。
「トラップなんて出来るに決まってんじゃん」多くの選手は大きな勘違いをしている。ボールタッチのまずさ、トラップの失敗でどれほどゲームを不利にしているかに気付いていない。


先日の昨年のJリーグ覇者・紫の勇者の下部組織との戦い。結果は0-3だったが、実力差はそれ以上。
最大の差は、technique(テクニック)だった。彼らは決してアクロバティックな足技なんてしなかった。多分相当な個人技を持ち合せているだろう。でもそのtechnique(テクニック)は、ワンタッチプレーやトラップ技術そのものだった。簡単なことを難しくする必要はない。簡単なことをより簡潔に正確に。トラップは次のプレーのためのファースタッチ。もっともっと意識して欲しい。
intelligence(インテリジェンス)とpersonality(パーソナリティ)。これを鍛えるのもなかなか難しい。しかし、これも日々のちょっとした努力。テレビ観戦する時もいろいろな角度で見たり、対戦相手のプレーを注視したり、仲間とのコミュニケーションを取ったり、後片付けを工夫したり、いろんな方法がある。
speed(スピード)心の中の判断のスピードアップや体の準備。やり方によっては、5m10mならば、オヤジの私でもウサイン・ボルトにだって勝てる方法がある。いち早く動く。予想して動く。予測する。ウラをつく。隙間をつく。一瞬の判断に勝。相手のその瞬間を見抜く。いっぱいあるよ。




         さあ、コウスケがどこまで気付いているかなぁ?
              オヤジのできることは、進化の手助けくらいのものですから・・・・・

 

 


プログレスリーグ第6節 vsガイナーレ鳥取

2013-06-09 23:31:29 | 最近の出来事

6月8日(土)プログレスリーグで一番遠い遠征です。
鳥取県米子市YAJINスタジアムでJリーグの下部組織である、ガイナーレ鳥取との対戦となりました。
片道5時間以上バスに揺られ会場に到着しました。
YAJINスタジアムは観客席は少ないものの、とても素晴らしいグランドでした。

前半早々に2点を先取。結局6-2の勝利となりました。
エースストラーカーが初のハットトリック。やっと目覚めてくれました。

これで4連敗のあと2連勝。勝ち点6となりました。消化ゲーム数の関係で下位にいますが、これからです。
そしてチームとして嬉しいことが・・・・・
少しばかりスランプに陥っていた選手が、先発出場し得点もゲット。これで吹っ切れたはずです。
彼がもともと持っている力を発揮してくれれば、チームとして違った戦いができます。
仲間が頑張れば、ボクが復帰した時に、ポジションを奪い返すことが難しくなりますが、そうやって這い上がっていくことが大切なんだろうと思います。



しかし、往復10時間以上のバス移動は疲れました。
6/15の次節は、福山遠征・ツネイシフィールドに乗り込んでの戦いとなります。ここが踏ん張りどころです。


ど真ん中!本田圭佑のPK。彼のハートの強さはどこから来るのだろうか。

2013-06-04 23:20:05 | 最近の出来事

今日(6月4日)ザッケローニJapanが2014年ブラジルワールドカップの出場権を獲得しました。
宿敵、オーストラリアに意地のドロー。勝点14点で2位以内を確定。
実に素晴らしい。いいね~~~っ。


ハラハラ・ドキドキしながらTV観戦をしました。


めちゃめちゃヤバイ時間帯に、めちゃめちゃ不運な失点。
このパターンはこのまま試合終了になりがちなのですが・・・・・・。

アディショナルタイム直前に得たPK。
本田圭佑はペナルティエリアでボールを持って仁王立ち。
日本サッカー界のピラミッドの頂点に立つ男たちでさえ、誰も彼に近づかない。
本田圭佑は涼しい顔で当然と言わんばかりの表情でボールを抱きかかえた。


日本中の願いのこもったPKは本田圭佑に託された。


本田圭佑はペナルティスポットにボールをセットすると鋭い眼孔ですべてを見つめていた。
主審のフォイッスルが鳴る。

本田圭佑は左足で渾身のキック。
ボールはゴールマウスの・・・・・・ど真ん中だった。
何度見ても、・・・・・・・ど真ん中だった。
あの状況で、あの状態で、本田圭佑はどうして、ど真ん中に蹴れるのだろう。


結局は、彼の強いハートが、そんなPKを蹴らしたんだろう。
信じられないほどの、・・・・・・ど真ん中。



彼のハートの強さはどこから来るのだろうか。




そして、ボクは誓った。
ボクが復帰していつの日か、めちゃめちゃ重要な場面のPKが来たら、”ど真ん中”に蹴ってやろう。

そのために、強いハートを獲得しよう。


修学旅行

2013-06-01 00:14:51 | 最近の出来事

5月28日~30日の2泊3日で修学旅行へ行きました。

コースは京都~大阪です。
ボクが京都へ行くのは2回目です。
小学校6年生の時、宇部選抜チームで、宇治市のサッカーフェスティバルに参加して以来、ほぼ2年10ヶ月ぶりです。
その時は、京都駅からひたすら移動して、サッカー会場へ行き、ホームスティしてまたサッカー会場へ。サッカー会場から京都駅へ。
ですから、京都へ行った実感は全くありませんから、殆ど”初めての京都”と言えました。

京都はとても美しい場所がたくさんありました。

  
             
               ↑ 金閣寺(鹿苑寺金閣)ボクのベストショットです。

金閣寺は教科書の写真で見るより、何千倍、何万倍も綺麗でした。
東大寺南大門の金剛力士像も、めちゃ大きく、迫力があって凄かったです。



でも、クラスメイトとたくさん遊んで、たくさんはしゃいだことが、一番の思い出です。





         
          ↑ ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも行きました。これは、ジョーズ






楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。