GO AHEAD! Gut's コウスケ

ガッツ コウスケ~愛すべきサッカー大好きガッツ小僧の成長記録~
~『イングランド代表(?)』への軌跡~

ありがたい

2013-09-30 23:51:28 | 最近の出来事

9月28日。手術・リハビリ後、コウスケがプログレスリーグのピッチに立った。わずか10分程度の出場であったが、最高の復帰をさせていただ
いた。

わずかに10分。いかし、コウスケにとっては、『夢のような珠玉の10分』だっただろう。


その日、Mailやfacebookやブログにたくさんの方々からメッセージをいただいた。
皆さんに復帰を喜んでいただいた。
ずっとコウスケを見守って下さった指導者の方々。かつてお世話になった指導者やスポ少のコーチ。整骨院の先生や、オヤジのブログ仲間やチームメイトやその保護者の方々。小学校からずっと応援していただいている元チームメイトお父さん。ライバルチームの選手。後輩たちや、今回ことで初めてコウスケの境遇を知ったかたからのメッセージ。
『こうすけ』復帰を心から喜んでいただいた、あるHPの記事。
本当にいろいろな方から、いろいろなメッセージをいただいた。
本当にありがたい。
彼は本当に幸せ者です。


この18ヶ月。めげそうになりながらも、必死で我慢し続けたコウスケ。何度も折れそうになりながら、立ち上がってきた。家族全員が本当に”心が鍛えられた18ヶ月”。
失ったものは今から取り返せばいい。

やっと、明かりが見えた。

さあ、立ち止まるヒマはない。一秒たりとも無駄にできない。
次に向かって進め。


1280分の10。プログレスリーグ・デビュー。

2013-09-29 00:44:43 | 最近の出来事

プログレスリーグ第15節。コウスケのチームにとっては、極めて重要な、首位バイエルンツネイシとの対戦。
絶対に勝点3が欲しいゲームだった。

試合は前半20分に、コーナーキックを相手キーパーがファンブルしたボールをエースストライカーが押し込んで先制。
大きく盛り上がった。
しかし、前半30分に追いつかれて同点。前半は1-1で終了。

後半、中盤、右サイドを快速FWが駆け上がり、アーリーグラウンダーのセンタリング。得点したのは、コウスケの小学校からの生粋の後輩。彼は喜びを爆発させた。
2-1でリード。
後半残り約10分。コウスケがコーチに呼ばれ、ビブスを脱ぎ捨てた。
選手交代。13番OUT  17番IN。
憧れ続けたプログレスリーグのピッチに立つ。コウスケにとっては、プログレスリーグ・デビューとなった。
オヤジの隣で観戦していた小学校からのコーチは、『俺、泣いちゃいそう。』と言いながら、『コウスケ~~~』と大きな声援を送ってくださった。
ピッチに入ると、今までずっとキャプテンマークを巻いてチームを引っ張り続けてくれた副キャプテンである”小学校からの盟友”がコウスケのところに走り寄った。
彼は左腕のオレンジ色のキャプテンマークを外し、コウスケに手渡した。
コウスケは少しビックりしながらそれを受け取り、左腕に巻き、ピッチに入った。
”盟友”はコウスケの復帰を待ち望んでくれていたのだろう。

不可解な判定でPKを取られ、同点に追いつかれた。
味方ボランチが負傷交代した直後のフリーキックで、マークの受け渡しがはっきりしないまま、先に相手にヘディングされ勝ち越しのゴールを奪われた。

無常の試合終了のフォイッスルが鳴り、コウスケはピッチに四つん這いにしゃがみこみ、しばらく動かなかった。
2-3の敗戦。


出場時間はおよそ10分。
1280分の10となった。


終了後、車に戻ってきたコウスケの第一声。「ありえん、めっちゃ悔しい。
自分が夢にまでみた『プログレスリーグに初めて出場した』喜びよりも、試合に負けたことが、大変悔しかったようだ。


大きな一歩となった。


可能性はゼロではない。

2013-09-28 00:54:06 | オヤジのコラム

個性派俳優である古田新太さんが、野菜ジュース(?)にコマーシャルで言うセリフ。

『可能性はゼロではない』

オヤジはこの言葉を大変リスペクトしている。
茶化したりする気は毛頭もない。


我が息子のチームと我が息子そのものを襲ってくる重圧と現実。
CFA プログレスリーグ。

◆その1:入替戦ゾーンにいる息子のチーム。
  リーグ残り3試合。勝点9を奪い降格圏内を脱出できるのか?
  

◆その2:息子がピッチに立つことができるのか?
  あれほど憧れ続けていたプログレスリーグにデビューすることが実現するのか?



双方とも『可能性はゼロではない』


時間は刻々と流れていく

2013-09-25 00:29:53 | 最近の出来事

とうとう9月も最後の週になってしまった。

先週9月21日。プログレスリーグ第14節。コウスケにとっては記念すべき試合になった。
憧れ続けたプログレスリーグに初めてユニフォームを着てベンチ入りした。
何故だか大好きな17番のユニフォームを着て、選手の一人として一緒に戦った。
入念にウォーミングアップをして準備をしたが、残念ながらピッチには立てなかった。致し方なし。まだ本当の戦力としてチームに貢献するまでには至っていないというところだろう。

しかし、試合は後半のアディショナルタイムに劇的な勝ち越し点を奪い2-1で勝利。久々に、本当に久々に勝利し、貴重な勝ち点3をゲットした。勝ち越し点を挙げた選手は一目散にベンチに向って走り、ヘッドスライディングをし、喜びを爆発させた。
コウスケはこの歓喜の輪の中に入り、涙を流さんばかりに喜んだ。

『勝ててよかった。』試合を終えての第一声。その後、ポツリ『試合に出るチャンスはなかったのかなぁ?』と、漏らした。

父親の私はいつも2つの見方、考え方をしてしまう。
親として、一人のコウスケサポーターとして「ピッチに立たせてやりたい。思い切りゲームをさせてやりたい。」
もう一つは、冷静なウォッチャーとして「焦ることは無い。まだチャンスは残されている。サッカー人生は始まったばかりだ。」
簡単に言うならば、こんな感じか?

プログレスリーグ1440分のうち、1200分が終了。残りは240分になった。
秒針が240回周ると試合終了のフォイッスルが鳴る。時間は刻々と流れていく。
すべての人に平等に流れているはずなのに・・・・

さあ、泣いても笑っても残り240分。勝ち点9を目指して頑張れ。
仲間を信じて、仲間を鼓舞して、そしてきちっと準備だけはして、後3回歓喜の輪を作れ。そしてその輪の中に入って、心から喜べ。


母より、愛すべきサッカー小僧の顔に戻った息子へ

2013-09-17 23:46:11 | 最近の出来事

洸介の復帰が決まり、色々な方からたくさんの言葉をかけて頂きました。

昨日(9/16)のプログレスリーグに、小学校の選抜チームでお世話になった方が、わざわざ『今日がコウスケ君の復帰ゲームと思って観に来ました。』と試合会場まで来て下さいました。残念ながら、登録外でプレーする姿を観ていただけませんでしたが・・・・・。
コウスケの回りには、いい人がたくさんいるんだと実感しました。
また、小学校の時にお世話になった選抜チーム(ライバルチームの指導者です)のコーチまで、『復帰おめでとうございます。他のコーチとも復帰を喜んでいます。』と、フェイスブックでご連絡頂き本当に嬉しい限りです。

この1年と6ヶ月。サッカーがしたいのに出来なくて、ボールを蹴ることも出来なくなるなんて思いもしなくて、色々な気持ちと戦って来ました。
ボールを蹴ることができ、サッカーの練習に参加する様になればなったで、思う様に動かない足と体と戦って来ました。
洸介だけ独り、トップチームのユニフォームを着ることができない。
洸介だけが、練習着のままトレーニングマッチ に参加する。
一学年下のカテゴリーの試合に、3年生はコウスケ一人だけが参加する。
悔しかっただろうし、”なんで俺だけが?”っていっぱい思っているはずなのに、笑顔で、『サッカー行って来るねぇ。』と家を出て行くコウスケ。
『そんなに簡単に元のレベル戻れるほど、やわなサッカーじゃないよ。クレフィオは。』って言っていたコウスケが、大人でもあり、可哀想でもありました。
『もう二度とあんな思いはしたくない。怪我もしたくない。げど、サッカーしたい。』って頑張るコウスケは、愛すべきサッカー小僧なんだと、実感させられました。

今日の練習から帰ってきたコウスケは、『右のふくらはぎが痛い、でも超楽しかった。』とご満悦。
そして、『ユニフォームが貰えたと』早速広げて見せてくれた。クレフィオ17。
やっと帰って来たよ。と喜ぶ顔はやっぱり、愛すべきサッカー小僧の顔でした。

しかし現実は、そんなに甘くありません。ゲーム感覚が戻るまで、元の体重に戻る?まで、目の前には試練がいっぱいです。高校受験もやって来ます。『
高校で、サッカーしたいから、サッカーの強い高校で。』と担任の先生を困らすコウスケですが、きっとこれからも頑張ってくれることでしょう。今言えるのは、元気に嬉しそうに全力で、走り回ってサッカーしてることは確かです!
サッカー小僧が一番似合うのは、やはりピッチの上を走り回る姿です。


『疲れた~~~っ。』コウスケはとても嬉しそうに、そう言った。

2013-09-14 00:08:08 | 最近の出来事

前回の定期診断で”仮のGOサイン”が出されて約1ヶ月。
9月12日(火)手術後10ヶ月の定期診断で、”順調な回復”が確認され、”正式なGOサイン”が出された。
それと同時に3年生中心のトップチームの練習への合流が許された。
1つ下のガテゴリーのコーチに、しっかり面倒を見ていただき、徐々にコンディションを上げていただいた。
その中でコウスケが得たものが、たくさんあったようだ。
ポジティブに考えると、これらはすべて”ケガをしたおかげ?”である。”おかげ”が正しい表現かどうかは別として・・・・・。


翌日の9月13日。トップチームでの練習参加となった。
オヤジである私は、練習の最後の数分を見ることが出来た。
思ったより動けており、違和感はあまり感じられなかった。



やっと本来のピッチへ合流できた。
3年の仲間たちと、すべてのメニューをこなしたらしい。


帰りの車の中の会話。
「疲れた~~~っ。めっちゃ、疲れた。 でも、めっちゃ楽しかった。やっぱり3年生と2年生では全く違う。」
これが、第一声。
「めっちゃ、足が疲れた。足が攣りそう。でも、めっちゃ嬉しい。」
コウスケはとても嬉しそうに”疲れたこと”を、たくさん話してくれた。



”絵に描いた餅にしない” 変われるか?強くなれるか?そして何を成すか?

2013-09-06 23:57:21 | オヤジのコラム

CFAプログレスリーグ2013
コウスケたちのチームは降格の危機に瀕している。

先週は紫の王者のジュニアユースチームに完膚なきまでに叩きのめされた。
かつてナショナルトレーニングセンターで一緒に合宿した選手は、躍動を続け、コウスケたちのチームを切り裂いた。
想像を絶する点差で完敗。
思えば、コウスケが小学校1年生からサッカーを始めて”最大の得点差”で負けたのではないだろうか?
ありえない80分が刻まれ、傷は深くえぐられた。


次の練習はミーティングに時間を費やした。
テーマは”変われるか? 強くなれるか? そして何を成すか?だったように思う。
そして彼らの最大のミッションは”絵に描いた餅”にしないことだ。

練習の最後のメニューではハーフコートの紅白戦が行われている。
オヤジが見るに、何人かは”絵に描いた餅”になりつつあるように感じられた。



残り5ゲーム。時間にして400分。秒針が400周する時間しか残されていない。
秒針が400周回る間に、変われるか?強くなれるか?そして何を成すか?
彼らのジュニアユースで最も大切な400分が待っている。
秒針が400周回る間に、にどれだけ関わり、どこまでチームに貢献できるのか?



コウスケ、”絵に描いた餅”は、美味しくないぞ。