GO AHEAD! Gut's コウスケ

ガッツ コウスケ~愛すべきサッカー大好きガッツ小僧の成長記録~
~『イングランド代表(?)』への軌跡~

母から息子へ

2012-12-28 00:22:50 | 最近の出来事

洸介にとってあり得ない事の連続で、我慢の日々が続いた1年が終ろうとしています。

突然のケガに襲われましたが、ケガを負ったことでたくさんの人と知り合い、色々な事を教えてもらい、優しくして頂いた1年でした。母もたくさんの方と出会い、励まして頂いた1年でした。
今、洸介が頑張ってるリハビリ室には、色々な方がいらっしゃいます。洸介よりうんと幼く、でも洸介と同様の試練に立ち向かっている子。競技は違っても、洸介と同じ様に移植手術を受け、高校生になっても頑張ると前を向く女の子。膝の手術をして、痛みと戦いながらも、かつての自分を取り戻そうと必死に戦っている年配の方。その方はいつも洸介が『痛い』とか『無理やろ』って言うたびに、『こうくん。大丈夫か?若いからすぐ良くなるよ。すぐサッカーできるよ。』と声をかけてくださる。洸介の気持ちはとても不安定な時は、洸介の気持ちに寄り添い声をかけ話し相手になってくださった。そんな優しさを洸介は解ってくれてるのかなぁ。洸介も他人の痛みが判る、そういう人になって欲しいなぁ。

洸介が怪我をしてサッカーの練習を見学を始めてからずっといい続けてきた事がある。『自分がされて嫌なことは、他の人には絶対にしないでね。』
他の人の痛みがわかる人になって欲しいなぁ。

試練の1年が終わろうとしています。新しい年が始まります。新しく始まる年が洸介にとっていい1年になりますように。そして遠慮せず、思い切ってサッカーができる1年でありますように。


今年の漢字一文字 ”忍”

2012-12-26 00:03:13 | 最近の出来事

2012年が終わろうとしています。
ボクにとっては、とても辛い1年となりました。

3月18日。目いっぱいサッカーをしていたボクに、想像もつかない試練が訪れました。
そして、運命と闘う日々が続きました。
それから9カ月以上が経過しました。
今、すべてを”甦らせる”ために、大きな決意をし、それを受け止め、それと対峙することにしました。

ですから、ボクにとっての今年の漢字一文字は・・・
 
              
                       ・・・・です。



あと6日で2012年が終わります。
人生の岐路となった2012年が終わろうとしています。

でも、そんな””の年で、成長した自分を感じることも出来ました。

人生に無駄な時間は一瞬たりとも存在しない。
試練は乗り越えるためにあり、ボクは試練に立ち向かったことを誇りに思います。



また、明日

2012-12-09 22:59:54 | 最近の出来事

コウスケが手術を受けて23日目。
彼の気持ちは少しばかり曇っていた。
いろいろな事に押し迫されて、普段は範疇外の琴線に触れてしまっているようだ。

昨日(12月8日)、今日(12月9日)の2日間、コウスケのホームグランドで”西日本トレセンフェスタ”開催されていた。
ケガさえなければ彼は、そのピッチに立っていただろう。仲間やライバルチームの仲間たち、すべてのサッカー仲間たちと充実した時間を過ごしていたことだろう。
しかし、コウスケはそこに立ち会うことを許されなかった。多分、彼の中で、もどかしさや、悔しさや、焦燥感や、憧憬や、悔しさなど、おおよそ考え得る”マイナスの感情”に苛まれているのだろう。


リハビリも少しずつ始まった。右足を突きながら歩くことが求められた。
先ず、15kg。右足に加重を15kg。この感覚が難しい。
何日か後は、加重30kgへ。両足で仁王立ち。

そんな生活が続いている。
そんなコウスケにかけられる言葉はある一定の”判断”が要求される。


そして父親である私は彼に、こう告げる。
『また、明日』


明日は今日より明るい光が射す。
明後日は明日よりも明るい光が射す。
明々後日は明後日よりも明るい光が射す。


だから・・・・・・ 『また、明日』


プログレスリーグ・チャレンジトーナメント。ライバルチームからの朗報。

2012-12-02 22:17:52 | 最近の出来事

12月2日。ボクのケータイ電話にメールが入りました。
サッカー仲間であり、最大のライバルチームの選手たちからのメールです。

ボクたちのチームは中国地方ジュニアユース最高峰のリーグ、CFAプログレスリーグに参戦しています。
このリーグには、昨日Jリーグで優勝したサンフレッチェ広島やJ2のガイナーレ鳥取の下部組織であるジュニアユースのチームが所属しています。
このリーグも降格・昇格があります。最下位チームは自動降格。8位・9位チームは入替戦に回ります。
入替戦に参加できるチームは中国地方の各県の年間リーグを優勝した5チームが参加を許されます。
そして、7チームの内、3チームが、来年のプログレスリーグに参戦できます。

山口県からは、ボクたちのチームの最大のライバルであるLチームが、昇格を決めるプログレスリーグ・チャレンジトーナメントに挑戦しました。
このLチームは多くのサッカー仲間がいます。小学校6年生の時、山口県代表として中国トレセンチャレンジフェスティバルで一緒に戦ったメンバーが多くいます。
中学校入り、県トレセンや中国トレセンで切磋琢磨したサッカー仲間が多くいます。昨年ボクはこのチームの2名の選手と一緒にナショナルトレセンに派遣されました。
ですから、最高のサッカー仲間であり、最大のライバルチームでもあります。

シャレンジトーナメントの始まる前、携帯アドレスを知っている何人かの選手に、「絶対、昇格しろ!、待ってるぞ!」メールを発信しました。
そしたら、「まかせとけ!」メールの返信が来ました。
1日目 「鳥取代表に5-0で勝利した」メールが何本か入りました。
2日目 「前年度プログレスリーグチームに3-0で勝った」メールが入りました。
そうです。彼らLチームは見事にプログレスリーグへの昇格を果たした訳です。
これで、最高峰のリーグで最大のライバルと対戦することが出来ることになりました。
試合結果はこちら→ 

これで”山口ダービー”が実現することになりました。
山口県のチームとして競い合えば全体のレベルアップにつながります。


ボクは今、ベットの上で、立ち上がるための準備をしています。
そして今、少しだけ立ち上がりました。
これから長いリハビリトレーニングが待ち構えています。
でも、いつの日にかピッチに立ち、彼らLチームと”ガチンコ勝負”するため、頑張ります。

待ってろよ!サッカ仲間たち。そしてライバルたち。

”おめでとう” そして ”ありがとう”