GO AHEAD! Gut's コウスケ

ガッツ コウスケ~愛すべきサッカー大好きガッツ小僧の成長記録~
~『イングランド代表(?)』への軌跡~

プログレスリーグ閉幕。コウスケが残した僅かな足跡。

2013-10-12 22:48:26 | 最近の出来事

2013年10月12日。
プログレスリーグ最終戦。実はとても大切なゲームだった。

コウスケは最終戦を心静かに迎えた。
”Eyes of the tiger”を聴きながら、心と体の準備をした。

試合会場に行く車の中では、彼のテーマソングといってよいであろう”栄光の架橋”を聴いた。それが終わったら再び"Eyes of the tiger”を聴いて車から降りた。

7ヶ月半のリーグ戦の最終戦。

試合は前半を0-0で何とか凌いだ。さあ、最後の40分となった。
10分過ぎ、唯一の2年生で、生粋の後輩が、左サイドからのセンタリングをボレーで決めて、1点先制。
しかし、相手のチームもハードに襲いかかる。
後半の終了5分前。味方のフォワードが接触プレーで膝を痛め、担架で運ばれた。
黙々とアップしていたコウスケが呼ばれ、ピッチに入った。いつもと違う右サイド。
(後で聞いた話だが、コウスケは右サイドでの出場を希望していたらしい)
残された時間は僅か。しかし必ずチャンスは訪れる。1回は・・・・。
チャンスが来た。ハードに戦ってくれていた8番のユウが、優しいパスをコウスケに出してくれた。
コウスケは躊躇うことなく、ダイレクトでシュート。
ニアサイドに強烈なシュートがネットを揺らした。
”ゴ~~~ル”
彼は今までたくさんのゴールを決めてきた。
小学校から中学校1年まではコンスタントにゴールを決め、チームに貢献してきた。
しかし、思いもかけない大ケガで、ゴールから遠のいた。ゴールどころか、ピッチに立つことさえできなかった。

コウスケは喜びを爆発させた。
色々な思いを込めたゴールだった。
今までの我慢と苦労と努力が報われたゴールとなった。
そして、我々両親は救われたゴールとなった。

         





          コウスケが憧れ続けたプログレスリーグが終わった。



◆コウスケのプログレスリーグ出場記録◆
・出場2試合(途中出場)
・出場時間、約15分
・シュート1本
・得点1点
          これがすべて。


かれが出場したのは1440分の内の15分。
しかし、サッカーの神様は、最後の最後にコウスケに大きなご褒美を準備して下さっていた。


さあ、最後の目標に向かって、頑張れ!
全国への最後のチャンスに挑もう!



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4 コメント

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完璧復帰おめでとう! (潤父)
2013-10-13 14:43:48
眠れる獅子が眼を覚ましましたね。

臨場感あふれる写真に感激しましたよ。
『素晴らしい!』
本人も飛び上がってますが
応援団の笑顔がいいですね~。

こちらは、中国地域トーナメント参加が?ですが…。
対戦できることを願ってます。
そのときはしっかりマークさせますよ(笑)

明日は、宇部FC仲間との対戦です。
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あっぱれ! (オイラ)
2013-10-14 17:00:33
その場で観る事が出来ず残念です。
20番には、この試合の持つ意味を伝え、先制点でチームに勢いを付けることを約束しました。約束を果たしたことは、非常に嬉しかったが、それ以上に。。。まさか、こんなドラマが待っているとは。。。サッカーの神様も中々粋な演出をされるものです。大きな試練を与え、乗り越えて来た事を確認し、ご褒美とは(^0^)
手を抜かず、情熱と感謝の心と夢を持ち続け取り組んできた結果だと思います。本当にコウスケには頭が下がります。天晴れ!です。
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神様からのご褒美です (ブログマスター)
2013-10-14 23:27:53
潤父さんへ
眠れる獅子かどうかは判りませんが、サッカーの神様は最後の最後に、幾ばくかの”ご褒美”を準備してくれていたようです。
味方の選手が負傷しなければ巡ってこなかったチャンスでした。それも残り5分でした。
ファーストシュートが強烈に決まりました。
立ち上がって絶叫していました。
今までコウスケは沢山の涙を流してきました。
ほんの、本当にほんの僅か、報われた気がします。まだまだ報われる”資格”が残っていそうです。
それを信じてサポートしてやります。

ベットに臥せっていたコウスケを知る潤父さんのコメントでから、人一倍有難く、嬉しいです。

高円宮中国予選でお会いしましょう。
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涙が出ました。 (ブログマスター)
2013-10-14 23:47:08
本当にあの瞬間を一緒に見たかったです。
常に励まし続けていただいたことに、親子共々感謝します。いや~~~、本当にドラマでしたね。シュートが決まった瞬間は、我を忘れて叫んでしまいましたね。今まで何本かの印象的なゴールを見せてくれましたが、今までの中で断然、嬉しかったですね。
憧れ続けたプログレスリーグの最後の最後でシュートを打ち、それが決まったことは、サッカーの神様のご褒美か奇跡のどちらかでしょうね。
今までの我慢や苦労や涙や努力や意地や期待や嫉妬や羨望や絶望や希望や情熱や感謝や夢はど、ありとあらゆる感情が籠っていたと思います。
コウスケも少しは報われました。
我々両親はかなり救われました。

さあ、最後の挑戦が始まります。
その挑戦に向けては、いい流れを作ったと思います。あと少し残された時間を、目一杯頑張れそうな気がします。
引き続き、ご声援、ご支援をお願いします。

PS.試合終了後、すぐに、ヒデじいが握手して下さいました。有難かったです。
オイラさんが一緒に観ていたら、どんな喜びを表現していただいたでしょうか?
見たかったなぁ!
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