kosukeのきまぐれWORLD

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アイドル雑記帳 吉沢秋絵「季節はずれの恋」

2007-08-03 21:42:35 | おニャン子クラブ

吉沢秋絵「季節はずれの恋」(1986)

昨日、「ビー玉のお京」こと、相楽ハル子ちゃんに行ったとなれば、今日はやっぱりこのコでしょう。
この曲は、秋絵ちゃん2枚目のシングル。秋絵ちゃん自身出演していた「スケバン刑事Ⅱ」の挿入歌です。
(実は、この曲の前にデビュー曲「なぜ?の嵐」があるのですが、こちらは、当時住んでいた福岡で夕ニャンがネットされる前だったこともあり、レコードを持ってません。)
秋絵ちゃん、実はおニャン子の中でもちょっと異例の存在で、スケバン刑事スペシャルという触れ込みのオーディションで合格したコです。どうも、当初は主役予定だったとのことですが、結局は南野陽子ちゃんが主役となりました。で、秋絵ちゃんは、ナンノちゃんを慕いつつ、ここ一番で風呂敷を投げてナンノちゃんをサポートする「雪乃」ちゃん役を演じてました。
そんなこともあったのですが、それは置いておいたとしても、異例なのはおニャン子に合格してすぐにレコードデビューしたという、破格の扱いだったことですね。
まあ、これは、さっき書いた、スケバン刑事スペシャルというオーディションの結果ではあるのですが、それにしても、ほかのおニャン子にしてみれば、いきなり入ってきて、いきなりレコードデビュー&ドラマ出演ですから、年頃の女の子の集団において、どんな風が吹いていたことか・・・想像するに、恐い気もします。
そんな経緯でおニャン子クラブ会員番号25番となった秋絵ちゃんですが、テレビで見ていた限り、かなりマイペースなコでしたね。そう意味では、そんな生臭い空気も案外気に掛けていなかったんじゃないかな、と思ってます。
私にとっての秋絵ちゃんの姿で印象的だったのは、1986年3月31日、なかじとその子ちゃんの夕ニャン卒業式のラストシーンでした。おニャン子初の卒業式、おニャン子のほとんどが、涙でボロボロだった中、一人秋絵ちゃんだけは、笑顔いっぱいで、花びらを撒いてました。私もかなりボロボロだったんですが、あのときの秋絵ちゃんの笑顔は、寂しい中の一筋の光明のような感じでした。
一緒に見ていた私の母が、「あのコ、ニコニコしててかわいいわね」と言っていたのを思い出しますね。
そんな秋絵ちゃんですが、はっきり言って、人気はイマイチでした。お嬢様タイプでかわいいんですが、インパクトがなかったですね。おニャン子っていうのは、トータルポイントはそれほどでもなくても、何か一芸あるようなコが多かったですから、どうしても目立たなかったです。
だからでしょうか、結局1年ちょっとで卒業となってしまいました。
おニャン子在籍中に出したシングルは「なぜ?の嵐」「季節はずれの恋」「鏡の中の私」の3曲です。うち、あとの2曲は、B面が「会員番号の歌」でした。これも、レコード売り上げアップのための策だったようです。

短い活動期間でありましたが、秋絵ちゃんはおニャン子の中で、秋絵ちゃんらしく光っていたと思います。あの、上品なかわいさは、他のおニャン子にはない輝きでした。
その後、ソロ活動はしていましたが、特にヒットもないまま、1991年には引退しました。

ある意味、最もおニャン子らしくないおニャン子だったんじゃないかな。
でも、私は忘れない、君のふっくらしたほっぺは、見ている人を癒してくれたよ。

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1 コメント

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Unknown (大著)
2020-01-12 10:38:53
大著
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