kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

富田靖子ちゃん主演「BU・SU」@神保町シアター

2010-03-23 20:49:20 | 富田靖子

3月20日に富田靖子ちゃんが出演する舞台「新センセイの鞄」を観た私ですが、事前に靖子ちゃんファンの集まる掲示板で、翌21日に神保町シアターで靖子ちゃん主演の映画「BU・SU」(1987)を上映するという情報を得ていたものですから、これは願ってもない機会だと思い、満を持して神保町へ行きました。

以前東京に住んでいた頃から、神保町は好きな街でして、特に、これでもかというくらいアイドルグッズを揃えている店とか、レアなCDやレコードを売ってる店とか、お気に入りの店もいくつかあるものですから、そんな神保町で、靖子ちゃんの映画をスクリーンで観れるというのはなんともありがたい機会でした!

初めて訪れた神保町シアター。こじんまりした映画館ですが、シートは広くて、しかもゆったり座れる、上質なものでした。で、ここ数日は、新旧の実力派女優を特集したシリーズを上映していて、日本映画を彩った名だたる女優陣が名を連ねた名作中の一作品として選ばれたのが「BU・SU」だったわけです。

靖子ちゃん主演映画の代表作は何か?という質問に対しては、なかなか決定弾がないのが正直なところです。話題作という意味では大林監督作品の「さびしんぼう」かもしれませんし、デビュー作「アイコ16歳」の初々しさも伝説になってますし。それに、戦列な印象を与えた香港映画「南京の基督」も素晴らしい作品です。

そんな中、新鋭の故市川準監督がメガホンをとった「BU・SU」。アイドル女優時代の靖子ちゃんの代表作ではないかと思っている靖子ちゃんファンは、わたしだけではないのではないかと思います。

この作品、主演である靖子ちゃんのセリフは非常に少ないです。それに、怒ったり沈んだりするシーンは多いのに、笑顔のシーンはほとんどありません。ほぼ全編、暗い表情のお芝居なのですが、それにもかかわらず、ストーリーの中での主人公の心情を見事に演じてくれてます!これぞ、靖子ちゃんの女優力の面目躍如という印象です!

さらには、着物姿での「八百屋お七」の舞いも見どころです!めちゃ色っぽいですよ!

親子関係の不和によるつらい過去を持つ、思春期の女子高生の複雑な心情を描いたこの作品ですが、ラストシーンで、それまで反感を持っていた母親と笑顔で話すシーンが・・・これがいいんです!このシーンの靖子ちゃんの笑顔は、靖子ちゃん史上最高と言っていいくらい素敵な笑顔なんです!

そんなこの「BU・SU」、観終わって感じるのは、なんだかんだ言っても、市川監督は靖子ちゃんの”惚れてた”な、ということでしょうか。ともかく、靖子ちゃんの魅力を存分に描いてくれてるんです。だって、アップのカットが多いですもんね!

前日に、舞台でひたすら語る”今”の靖子ちゃんに接し、次の日には言葉少なに演じる”スクリーン上の”若き日の靖子ちゃんに会えた・・・そんな素敵な春の2日間でした!

富田靖子ちゃん出演「新センセイの鞄」観劇記

2010-03-22 18:49:13 | 富田靖子

3月20日、と言えば15年前に東京の地下鉄で電車に毒ガスのサリンがまかれ、死者まで出てしまった、痛ましい記憶の残る日です。当時私が通勤に使っていた地下鉄千代田線にもサリンがまかれたこともあり、他人事とは思えません。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。

そんな、悲しい事件のあった日ではありますが、2010年の3月20日は、私にとっては、富田靖子ちゃんの舞台を初めて観た記念日ともなりました。靖子ちゃんが出演しているのは、沢田研二さん主演の舞台「新センセイの鞄」。原作は芥川賞作家の川上弘美さんの小説です。場所は新宿紀伊国屋サザンシアター。ということで、愛知県在住の私にとっては、観劇ツアーということになりました。

公演中なので、細かいことには触れませんが、この舞台、靖子ちゃんファンにはたまらない舞台です。まず、何といっても出番が多い、というより、ほとんど出ずっぱりって感じです。幕間の休憩をはさんで正味約2時間45分の上演中、靖子ちゃんが登場しないシーンは10分くらいじゃないかというくらいでした。しかも、セリフが多い!基本的に、ストーリーを語るのは靖子ちゃんでしたから、あの、独特の響きのある靖子ちゃんの声をたっぷり堪能できるわけです!
それだけではありません。この舞台は、”音楽劇”と銘打たれていて、お芝居の合間合間に歌が入るんですね。まあ、歌の場面はジュリー中心ではありましたが、”元歌手”の靖子ちゃんもしっかり歌ってくれました!ソロで歌ったのは1曲だけでしたが、しっとりと聴かせてくれました!
また、さらに楽しめたのは、靖子ちゃんの衣装替えが多かったことです!とにかく、いろんなスタイルで出てくれます。さながら、ファッションショーと言ってもいいくらいでしたよ。とはいっても、奇抜な衣装はありませんけどね。

そんな舞台を観ながら思ったのは、靖子ちゃんがイキイキしてお芝居していたなあということです。やっぱり、靖子ちゃんは根っからの女優なんだなあ・・・。とにかく、女優・富田靖子を満喫できるお芝居です!

そんなこんなで、もう夢のような時間でした。なんてったって、「がんばるけん! スウィートツアー'85」の時以来、約25年ぶりでナマの靖子ちゃんに会えただけでなく、2時間以上もの間、私の永遠のアイドル富田靖子ちゃんが発した声で震える空気を体で感じることができたわけですから。

お芝居が終わってからしばらくの間、カラダが痺れてました。たぶん、上演中集中しすぎたせいだと思います。ビヤホールでビールを飲んで、やっと痺れがが止まったくらいです。そういえば、上演中、汗もかなりかいてました。もう、完全に入り込んでましたね。

そんな、靖子ちゃんの舞台初観劇でした。

ペター・ソルベルグ復活の予感!WRCラリーメキシコ

2010-03-17 22:24:14 | WRC

先日、スカパーで放送された2010WRC第2戦、ラリーメキシコを観たんんですが、最も印象的だったシーンは、2位に入ったペターの、ラリーを心から楽しんでいる感の破顔の笑顔でした!思えば昨年はスバル撤退のあおりを食って準備に出遅れ、やっとこさシトロエンの旧車クサラを手に入れての参戦でした。結果、ほとんど見せ場もなく終わったシーズンでしたから、放送でも笑顔を見た記憶はありませんでした。

そして迎えた今シーズン、絶好調のC4WRCを手に入れたペターでしたが、満を持して参戦した初戦のスウェーデンでは惨敗。車のレベルは上がっても、もうペターは終わりか?とすらおもわれかけていた状況で迎えた第2戦メキシコ。しかし、フタを開けると、初日いきなりトップに立つではないですか!まあ、スタート順が遅く、前のドライバーが砂利をきれいに払ってくれたあとを走ったことによるアドバンテージはあったかもしれませんが、それでもシトロエン、フォードのワークスチームのエースを抑えてのDAY1首位は見事でした!
DAY2ではさすがに王者ローブに交わされ、大きく引き離されてはしまったものの、なんとか踏みとどまり、DAY2、DAY3とシトロエンジュニアチームの若手、オジェとガチンコの2位争いを展開。DAY3終盤では、この2人から4位までの間は大きく開いてました。そして、オジェからわずかの差の3位で迎えたペターは、最終スーパーSSでオジェを逆転して2位フィニッシュ!この時の歓喜の姿は、それはそれは感動的なものでした。
2位という結果も素晴らしいんですが、私がうれしかったのは、DAY3終盤で見せた、とにかくうれしそうなペターの笑顔。ほとんどはしゃぎすぎといわんばかりの弾け方でしたから!きっと、このラリーではそれだけ自分らしい走りができたということなのでしょう。

そんなシーンを見ながら、乗っているマシンがスバルじゃないことのさびしさもありはしましたが、スバル時代晩年の長い低迷~突然のスバル撤退という悪夢を乗り越え、久々に強いペターが帰ってきてくれた!という喜びで、ちょっと胸が熱くなりましたよ。

そんな、スーパープライベーターのペターが、今年どんな走りを魅せてくれるのか、そして我々にとっては、彼が初代チャンピオンとして名を刻んだイベントである”ラリー・ジャパン”でどんな姿で戻ってきてくれるのか、楽しみになってきました!

今年は、”ゼッケン11番の黄色いC4”から目が離せませんよ!

富田靖子ちゃん in 刑事加茂伸之介 惜しまれつつ終了!

2010-03-11 21:10:28 | 富田靖子

なんだかんだで、3本連続靖子ちゃんネタとなりました。

新年早々から始まった富田靖子ちゃん出演の「853 刑事加茂伸之介」、ついさっき最終回が終わってしまいました。

3年前くらいまで、結婚・出産を機にしばらく休養していた靖子ちゃんが復帰後初めて出演した民放連ドラだったこのドラマ。準主役という位置づけで、要所要所でインパクトのあるお芝居を魅せてくれて、ファンとしては十分満足できるドラマでした。欲を言うなら、もう少し回数をやってほしかったですけど・・・。

このドラマでの靖子ちゃん、怒ったり、笑ったり、泣いたりと、いろんな表情を魅せてくれました。それに、時折、得意のお茶目ぶりも出してくれましたし!ほんと、よかったです。
ともかく、民放のゴールデンタイムの連ドラに出たことで、女優業も本格化と思っていいんじゃないかと思います、というか思いたいです。つい先日41歳になった靖子ちゃん、中堅女優として、主役はなくても、味のある脇役として、十分魅力的なお芝居をやってくれるだけの女優力は持ってると思います。これから、ますますの活躍を期待しましょう。

でもって、今月後半からは、ジュリーこと沢田研二さんの舞台「センセイの鞄」に出演する靖子ちゃん。こちらは歌とお芝居のコラボレーション舞台ということで、”元歌手”の靖子ちゃんの歌が聴けるのかどうか・・・こちらも期待大です。

ということで、今回はアイドル時代の靖子ちゃんのいい表情のカットを拝借しました。

祝!富田靖子ちゃんゴールデン☆ベストCD発売!

2010-03-07 22:45:53 | 富田靖子

去年あたりから、靖子ちゃんの活動が活発化してきたこととは、直接関係はないんでしょうけど、先週、靖子ちゃんのベスト盤CDがリリースされました。まあ、この「ゴールデンベスト」のシリーズは、各レコード会社が歩調を合わせてやっている、リバイバルのシリーズで、私も何人かのを持ってますが、このラインナップに靖子ちゃんが登場するとは、想像すらしてませんでしたから、靖子ちゃんの歌が、デジタルリマスター盤として復活してくれたことは、うれしい限りです。

靖子ちゃんのベスト盤としては、1986年リリースの「少女譜」があるのですが、これは前期靖子ちゃんのベストなので、後期のシングルである「私だけのアンカー」、「悲しきチェイサー」、「元気ですか」、「それは彼女のグッバイ」、「恋かくれんぼ」が含まれていませんでしたから、全シングルを含んだベスト盤ということになります。

それに、今回のベスト盤には私の靖子ちゃんCDコレクションの中にはない曲が入っていてくれているのも、ありがたいです!12インチシングルとしてリリースされた「いつだってWith You」収録の「HAPPY BIRTHDAY」と、8センチCD盤でリリースされた「PAGE ONE]収録の「P-TIME」と「哀しみは月にかえて」、そして「14-19」収録の「消えたプリンセス」。靖子ちゃんファンを名乗る私としては情けないことですが、これらの曲は今まで聴いたことがなかったこともあり、このベスト盤のおかげで聴けたわけです!

それにもう一つのトピックとしては、デビュー曲「オレンジ色の絵葉書」の別バージョンがに収録されていること。情報筋によるとどうも、今回収録のものがシングルバージョンらしいということです。(シングル盤を持っていない私には検証できないのですが・・・。)でも、今回のバージョンは初々しさが出ててGOODです!

まあ、曲の感想などは追々書くこともあると思いますが、とにかく、このCDリリースは、ファンにとってはホントにありがたいことです!

あえて難点を言うなら(といってもこのシリーズの仕様はだいたい同じなのでわかってはいることですが)、ジャケット写真とか、もう少し気をきかせてくれてればなあ・・・。歌詞カードの裏面が「さびしんぼう」のシングルジャケット写真なんですが、これも唐突な感がありますし・・・。どうせなら、「オレンジ色の絵葉書」の限定バージョン(全面写真のやつです)のジャケットとか、8センチCDの「恋かくれんぼ」のジャケット写真の拡大版とかならよかった気もします。

そんな今回のベスト盤ですが、現在、靖子ちゃんのCDがすべて廃盤になっていることを考えれば、このリリースは貴重なことには違いありません。歌に関しては、評価は分かれる靖子ちゃんですが、ここ最近靖子ちゃんのことを好きになったり、気になったりした方にとっては、”歌手・富田靖子”にも触れる機会ができたことだけでも、感謝したいですね!

P.S.そういえば、今週で「853刑事加茂伸之介」も最終回です!久々の民放連ドラで活躍してる靖子ちゃんを観れなくなるのはさびしいですが、最後まで集中して観たいですね!