kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

ラリー・アクロポリス間近

2007-05-31 00:04:19 | WRC
今週末は、第8戦のアクロポリスです。これが終わると、WRCは約2ヶ月開催がありません。まあ、前半戦の最終戦みたいなものでしょうか?
私、今まではスバルファンとして、いろいろ書いてきましたが、これからは、素直に一ラリーファンの目で見ていこうと思ってます。
もちろん、本音はスバルの復活を祈ってますが、あまり思い込みすぎると、ラリー自体が面白くなくなってしまいますからね。
しかし、今シーズンは、優勝争いの接戦が少ないです。ここまでは、ローブぶっちぎりの優勝か、ローブのリタイヤに伴う2位の繰り上がり優勝みたいなパターンが定着しつつありますよね。たぶん、ローブもすごいんだろうけど、C4の出来も素晴らしいんでしょう。そうなると、現時点ではグロンホルムがリーダーだけど、やっぱりローブ有利は変わらないんじゃないかなあ。
でも、サルジニアでのローブリタイヤによって、グロンホルムとヒルボネンには、多少なり”色気”は出てきたんじゃないかなあ、いや、出てほしい!
今、ローブwuthC4に立ち向かえるのは、BPフォードの二人しかいない。
まずは、アクロポリスで3強の接戦を期待したいです。
まったくもって、私欲なんだけど、ラリージャパンまでは、競ったポイント差で来てほしいからね。


アイドル雑記帳 荻野目慶子「愛のオーロラ」

2007-05-30 22:25:21 | アイドル


荻野目慶子「愛のオーロラ」(1983)

女優荻野目慶子さんのデビュー曲です。というより、たまたま出演した映画のイメージソングをレコーディングしたもの、といった方が正しいのでしょう。
ご存知、「タロ」と「ジロ」の物語を、世界初の南極ロケを交えて描いた超大作映画「南極物語」のイメージソングです。
当時慶子さんは19歳。それにしては幼いかなあという気もするジャケット写真です。
しかし、そんな顔立ちとはうらはらに、女優としての慶子さんは映画に舞台にと活躍し、お茶の間受けはしてないかもしれませんが、この道では本物の女優なんだと思います。(しかし、かく言う私、慶子さんの映画や舞台を観てきたわけではなく、あくまでも、資料による見解です。)

まあ、女優としての慶子さん云々はさておき、この「愛のオーロラ」は、映画のイメージどおり、何か寒々しい感じのメロディと音作り、そして歌詞はあきらかに南極に残されたタロとジロを歌った歌です。
♪生きよう 私たちはまだ若い また会えるわ 生きていて 二人が遠く遠く離れても この想いは かようでしょう 寒さに凍るとき あなたを抱くことができたら・・・
と続くわけですよ。
作詞は岩谷時子さん。この人は越路吹雪さんのマネージャーをやりながら、シャンソンの訳詞などしながら、その後、歌謡曲の作詞も多くてがけた方だそうです。
作曲は林哲司。この人はアイドルポップスの世界では、お馴染みですね。
この曲は全体的に、暗いバラードです。(そりゃそうですよね。南極に置いていかれた犬たちの物語のイメージソングが、妹の洋子ちゃんが歌うようなダンス系じゃ、感動も何もありませんからね。)でも、曲やメロディは美しいです。南極のイメージ、といわれればそうかなあ、という気もします。
歌う慶子さんは、コーラスをしているような歌い方ですが、声はとてもきれいです。一瞬、薬師丸ひろ子かな、と思わせるところがある声と歌い方ですね。
この曲は、今、普通に手に入るのでしょうかねえ。そもそも、慶子さんはアイドル歌手じゃないだけに、その手のオムニバスには入らないでしょうしねえ。配信サイトでしょうか?

まあ、そんな「愛のオーロラ」を歌った慶子さん、一時期いろんな意味でお騒がせの時期がありました。まあ、あれだけ美しければ、周りの男も平常心ではいられないっていうのが本音ですかね。でもって、挙句の果てには、こんな写真集なんかも出しちゃったりしてますが・・・

でも、やっぱり美しい。いろいろご意見はあろうかと思いますが、とりあえず、女性が美しいことはいいことだと思います。もちろん、慶子さんは単に美形というだけでなく、女優として光るものを持っているからこそ、美しさが映えるのですが。
ただし、見かけだけ磨いて中身がなければ、男も女も魅力は発しないとおもいますけどね。


八神純子さんの歌聴きませんか・・・「ラブ・シュープリーム~至上の愛~」

2007-05-29 21:34:48 | 八神純子

八神純子「ラブ・シュープリーム~至上の愛~」(1983)

純子さん15曲目のシングルです。当時、宇宙戦艦ヤマト完結編の主題歌にもなってます。
「ポプコン マイ・リコメンド 八神純子バラード」にも収録されてますので、現在でもCDで入手可能です。と、いつもCDで入手可能ですとか書いてますが、今なら音楽配信サイトから買えるんですよね。私自身、配信サイトから買ったことがないもので、どんな曲がラインナップされてるかも知らないので・・・。まあ、そういう世代ですけどね。

そんなことはともかく、この曲は、ポピュラーソングの域を超えて、オペラのアリアかと思わせるような、壮大かつ美しい曲です。出だしは、ピアノだけの伴奏に純子さんの美しい、ホントに美しいハイトーンからスタートします。前編超スローテンポのバラードですから、純子さんの歌声を堪能できます。さらに後半に入ってくると、弦楽器の調べもからんできて、まさにオペラ状態になります。
ちなみに、作詞・作曲とも純子さん作品です。どう聴いても、「パープルタウン」を作って歌った同じ人とは思えません。いえ、パープルタウンも素晴らしい曲だし、素晴らしい歌唱だと思ってますけどね。
しかし、歌詞も深いです。
♪生まれて来たのは めぐり会うため その愛の全てを 私にむけてほしいの 今だけは ラブ・シュープリーム あなたの心の海で ラブ・シュープリーム 夢を見させて・・・ラブ・シュープリーム めぐり会ったの二人 ラブ・シュープリーム 信じあうために・・・愛し合うために・・・
いやはや、すごいラブソングです。純子さんのあの声で、こんな風に歌われたらたまりません。素敵です。
で、前に「夜のヒットスタジオ」の再放送(スカパー)の記事の際にも書いたんですが、この時期って、アメリカデビューの準備の段階だったはずです。国内ではアルバム「LONELY GIRL」を出した時期で、純子さんのキャリアのうちでは、評価は分かれる時期なのかもしれません。でも、この曲を聴いていると、素直に音楽美の世界に浸れて、つまらないことで心の平静を乱すことがばからしく感じます。そんな音世界を描いた純子さんの素晴らしさを、あらためて感じましたね。
うーん、やっぱり生で聴いてみたいです。

なお、この曲のB面は、純子さんには全く関係ない、映画の挿入曲と思われる「ユキの愛(ヒロイン森雪のテーマより)」という、インストゥルメンタル曲です。が、作曲・編曲は「ラブ・シュープリーム」の編曲をなさった、宮川泰先生です。純子さんファンとしては、イマイチ納得しがたいところはありますが、こちらも、素敵な曲です。さすが、宮川先生!

で、おまけ、でもありませんが、「宇宙戦艦ヤマト完結編」って、本当に最後だったんですかね?
確か、「さらば宇宙戦艦ヤマト」とか、そういうのが何回かあったような気もするので。(私、アニメ音痴ですから・・・。)



アイドル雑記帳 おニャン子クラブ「おっとCHIKAN」

2007-05-26 23:58:37 | Weblog
おニャン子クラブ4枚目のシングルですね。(今日は会社のテニスの全国大会の遠征中につき、コメントだけで失礼します。)
前曲が名曲「じゃあね」でしたから、次の展開がどうなるかと思っていたところが、やはり、お色気シリーズに戻った曲でしたね。まあ、おニャン子クラブのテーマがクラブ活動だということからすれば、こういう学園モノソングに戻るのは、当然の流れと言えますが。
ところで、この曲、私がおニャン子にはまってから、夕ニャンで生で観た初めてのおニャン子クラブ名義の曲なんですね。おニャン子クラブ名義の曲の中では、一般的印象は薄い曲かもなあと思います。でも、メロディーも乗りがいいし、歌詞もほどよくHで、聴いていて楽しい曲です。振り付けも可愛くて、♪こーの人はチカン…と歌いながら、隣のおニャン子の手を上に上げるとこや、♪皆さん一緒に…というところで、指揮をするような振り付けがよかったですね。そろそろ、ソロデビュー組も増えてきた時期ですが、二十人近い女の子が、振りを合わせて歌うというスタイルもいいもんです。ただ、おニャン子クラブは、この後、お色気路線から離れ、健康的な曲や、正統派アイドル的な路線に移行します。「セーラー服」以来、世間に物議をかもしたお色気路線の最後の曲だと思うと、余計にいい曲に聴こえてきてしまいますね。

アイドル雑記帳 福原愛

2007-05-23 22:33:51 | アイドル

卓球の愛ちゃんこと、福原愛ちゃんです。誤解・非難その他のご意見は承知の上で、私はアイドルとして彼女を取り上げさせていただきます。
小さい頃から、天才少女として有名で、いろんなメディアにも出ていましたから、お茶の間ではとても有名なコだと思います。
私、卓球については素人ですから、愛ちゃんのプレーについて云々するつもりはありませんが、あの、真剣に卓球に取り組む愛ちゃんの姿は、だれもが心打たれるものだと思います。
愛ちゃんのかわいいところは、一見、勝負師的な面は見せないのに、いざ、試合になると、素晴らしいプレイを連発しながらも、試合後のインタビューでは、おとぼけ発言するみたいなところなんじゃないかと思います。彼女は、自分の強さをことさらアピールしたりすることなく、単に「私は勝ちたい」ということを常々語っていましたね。その姿勢こそが、愛ちゃんの魅力なんだと思います。
そんな、負けん気の強い愛ちゃんも、世界の場では、そうは簡単に勝ち上がれません。それは、本人にとっては悔しいことだったと思いますが、プレーを見ている我々は、目一杯のプレーをしている愛ちゃんは、とても素敵で、かつ、かわいかったと思うのです。
今年も、世界選手権に出場する愛ちゃん。結果はともかく、卓球という、スポーツの種目のなかでも地味な競技の選手として、インパクトある活躍を続け、日本の卓球を日本中、いや、世界へと知らしめた、画期的な選手だと思うのです。
そんな愛ちゃんの写真集がこれです。おそらく、卓球選手の単独の写真集というのは、史上初じゃないかと思います。これは、愛ちゃんの実力もさることながら、愛ちゃんのかわいさがあってのものだと思います。はっきり言って、愛ちゃんはアイドルです。卓球という競技において、強いという特殊技能を持ってはいますが、まぎれもなく、アイドルです。かわいいです。
でも、愛ちゃんがかわいいというのは、周りの戯言であって、アスリートとしての愛ちゃんは、やはり、大きな舞台で勝つことこそが、愛ちゃんの愛ちゃんたる所以だとおもってると思います。
愛ちゃんのかわいさにやられた我々ではありますが、愛ちゃんの卓球界においての活躍を祈ろうではありませんか。
がんばれ、愛ちゃん!そして、その笑顔を世界中に披露してあげてよ!

アイドル雑記帳 石野陽子「テディーボーイ・ブルース」

2007-05-22 21:09:22 | アイドル

石野陽子「テディーボーイ・ブルース」(1985)

陽子ちゃんといえば、お茶の間的には、志村けんのコント番組のレギュラーとしての活躍がポピュラーかもしれませんね。今でもスカパーでは再放送やってますが、かなり笑えるコントやってます。ちょっと恥ずかしがってますけどね。
そんな陽子ちゃんのデビュー曲です。なんか、1985年という時期の曲としては、すごく渋くてレトロな感じの曲です。それでいて、どことなく、デビュー当時のチェッカーズ風の曲という気もします。あらためて聴くと、アイドルポップスとしては、なかなかインパクトのある曲だったんだなと思います。
どうしても、お姉ちゃんと比較してしまうのですが、歌という意味では、お姉ちゃんの方に軍配かな。真子さんは、弾ける感じがよかったですからね。陽子ちゃんの方は、なんとか歌ってる、という感じです。
でも、そういうところは、初々しい感じで、決して悪くないです。アイドル的という意味では○ですね。
しかし、この1985年って、アイドル歌手デビューラッシュの年なんですね。おニャン子クラブ、河合その子、南野陽子、斉藤由貴、中山美穂、本田美奈子、松本典子、佐野量子、そしてドラマ「セーラー服通り」で共演した藤原理恵、工藤夕貴、芳本美代子、森口博子、岡本舞子、森川美穂・・・とすごいメンバーです。こんなメンバーに入ると、陽子ちゃん、若干影が薄いですかね。というか、デビュー時期が悪かったといいましょうか。

この曲、今でも、80年代アイドルのオムニバスCDなんかでは聴けるんじゃないかと思います。こういうアイドルポップスもあるんだなあ、という、新鮮な感じがして、オススメですよ。ちなみに、このデビュー曲のジャケット写真は素敵です。ナント、撮影は巨匠篠山紀信!で、TVなんかで観る陽子ちゃんは、真子さんにはあまり似てなさげなんですが、この写真見ると、やっぱり姉妹だなって思います。


八神純子さんの歌聴きませんか・・・「チーター」

2007-05-21 22:12:34 | 八神純子

チーター/ジョハナスバーグ(1985)

この曲は、MOONレーベルに移籍第1弾シングルで、アルバムとしては「COMMUNICATION」に収録されているのですが、残念ながら現在発売されているベスト版には収録されていません。私は詳しくないのですが、音楽配信サイトではラインナップされてるんでしょうか?ともかく、MOON時代の曲は入手しづらくて困りますねえ。
私は「15th Anniversary Singles Collection」で初めて聴きました。その時は、すごいインパクトありましたよ。これが純子さんの曲?って感じでした。作詞も作曲も純子さんなのですが、さながら、女性ロッカーって感じですからね。 イントロからして、もう「カッコイイ!」です。特にベースのカッティング(って言うんですかね)がいいです。メロディもアレンジもシンプルなんですが、全体に流れる雰囲気がロックっぽいんですねえ。弾けてると言った方がいいのかもしれません。どちらが先かはわかりませんが、レーベルの移籍とともに、新たな純子さんが誕生したわけですね。まあ、言い方を変えれば、プロデューサーであるスタンレーさん効果発揮、とも言えるでしょう。
曲の中では、間奏部分の♪CHEATER YOU‘RE SUCH A CHEATER・・・の部分がいいです。
で、カップリング曲が「ジョハナスバーグ」なんですが、これがまた、メッセージ色の濃い曲で、イギリスの労働者階級出身のロッカーが歌うような歌詞なんですね。初期U2(彼らはアイルランドですが)や、ザ・スミス(こちらはちょっとマイナーかな?)あたりに通じる感じです。南アフリカの黒人差別に抗議する趣旨ですからね。♪肌の色が ふたつ それだけで ジョハナスバーグ 人と人が 傷つけあって 憎しみ 生まれてる・・・。
こちらは、アルバムには入ってますが、「COMMUNICATION」はなかなか入手困難です。こんないいアルバム、ぜひ再発してほしいものだと、あらためて感じてます。

「チーター」が収録されているこのシングルコレクションは、純子さんのほぼ全時代を網羅していて、ヤマハ時代のヒット曲はもちろん、「カメレオン」「Truth Hearts」「8月のエトランゼ」「Eurasian」など、MOON時代、NEC時代のシングル曲も収録されている、すぐれものでした。

最後に一言、このジャケット見ても、純子さんの新たな境地が伝わりますね。
「もう、ただのカワイ子ちゃんじゃないのよ!」という声が聞こえてきそうです。

42歳になりました

2007-05-21 00:46:14 | 日記

いましがた、42歳となりました。
せっかくなので、その瞬間、何がしか雰囲気を出そうと思って、選んだのは、八神純子さんの「みずいろの雨」のDVD映像でした。
この曲、なんといっても、私が初めて買ったレコードです。しかも、純子さんのトレードマークのハイトーンヴォイスがきれいに聴けるだけでなく、低音部も色っぽく歌う、名曲です。
過去、大場久美子さん、松本伊代ちゃん、伊藤つかさちゃん、斉藤由貴ちゃん、富田靖子ちゃん・・・そしておニャン子クラブ・・・その後、藤原理恵ちゃんや中山忍ちゃんなどのB級アイドル・・・そしてモーニング娘と、アイドル遍歴を辿ってきた私が、ここ一番で選んだのが、純子さんでした。
なにしろ、この「みずいろの雨」は、私の母の大好きな曲でした。
当時、ステレオがなかった私の家では、中学に上がった私が始めた福武書店の通信教育の教材で英語のソノシートがついていたのを口実に、当時売り出していた、テクニクスの、音をFM電波に乗せて、ラジカセでも聴けるレコードプレーヤーを買ってもらい、それでこの曲を聴いていました。
そんな思い出もあるこの曲は、あれから25年以上経っても、マイフェイバリットソングであり続けています。
で、その後、お約束の「バースデイソング」を観て、正面を向いて歌う純子さんにうっとりさせられ、そのままDVDを観ているところです。
おっと、今、「ポーラースター」が出てきました。この曲、大好きなんですね。歌ってる純子さんの表情も、楽しそう!
なんて書いてるときりがないので、まあ、こんな風に私の42歳の年が始まったということで、これからもおつきあいいただければ幸いです。

41歳最後の日

2007-05-20 23:24:42 | 日記
今日で41歳の1年が終わります。
まあ、この歳で、誕生日云々といって、特に思うことはないのですが、また1年間生きてこられた、いや、生かされたということに、感謝したいと思います。南無阿弥陀仏。合掌。
家族もなく、一人身ですから、明日も普通の一日を過ごすんだと思いますが、まあ、好きなアイリッシュウィスキーでも飲んで、気分だけでも味わおうかと思ってます。
1月にこのブログを始めて5ヶ月近く経ちます。1月のラリー・モンテカルロから盛り上がった大好きなWRCも、スバルの不調でイマ2つ3つ盛り上がりに欠けてたところで、私にとって最も熱いジャンルであるアイドルについて語り始め、その流れの中で、私が初めて買ったレコードである八神純子さん「みずいろの雨」について書いたことがきっかけで、純子さんファンの皆様との交流も始まり、DVD、CD、レコードなどの感想など書いてきて、純子ファミリーのお仲間にも入れていただきました。
こうした41歳後半は、とても充実した日々を過ごせて、42歳の年を迎えることができます。
しかし、今年、私が(勝手にですが)師としてきた池田晶子さんが亡くなったことがきっかけで、池田さんの言葉が強く意識されるようになった今日このごろです。
そんな今日、池田さんの「41歳からの哲学」を読みはじめました。池田さんの言葉は、これまでもさんざん読んできましたから、何か新しいものを求めるというより、「本当に考えるなければならないことは何か」ということを自分に言い聞かせるために読むという感じです。池田さんの本意は「とにかく、自分で考えなさい」ということでしたから、誕生日を機に、生きることと死ぬことという、哲学の根本について、考えなければならないなあという意を強くしました。
でも、「私が生きること」の中には、いろんな現実の要素もあり、すくなくとも今の私には、それら全てを捨てて、生と死について考えることのみに没頭することはできません。そんな現実と、師池田晶子の教えとのギャップを、明確に意識した上で、私の生を生きることが、師の教えを全うすることではないかと思います。

日ごろ、アイドルについて語っている私が、こんな堅いことを書いてどうするの、という気もするのですが、今回は、私の私自身に対する言葉を書いたということにしたいと思います。

しかしながら、そもそも、私の師は、ネットを通じた意見を表するということ自体、意味はないと語った方ですから、こういうことを、こういう場で語ることすら、意味はないと言われるのでしょう。
でも、私は、その点については師とは考えを異にしますので、「オレ流」を貫かせていただきます。

私のブログに来ていただいた方、たまに、堅い話を書くこともあるかもしれませんが、あらためて、今後ともよろしくお願いいたします。

41歳最後の日に   kosuke
     

アイドル雑記帳 高井麻巳子「こころ日和」

2007-05-19 15:29:12 | おニャン子クラブ

高井麻巳子「こころ日和」(1987)

まみちゃん、2枚目のアルバムです。おニャン子卒業後初のアルバムということになります。
シングルとしては、「かげろう」と「情熱れいんぼう」が収録されてます。
デビュー以来、「シンデレラたちへの伝言」「メロディ」「約束」と、暗いとは言わないまでも、ちょっと渋い、あるいは重い感じの曲が続いてましたが、「かげろう」と「情熱れいんぼう」は、明るい曲調の曲です。このアルバムは、その流れで「ふんわり・ほのぼの系」の曲が多いです。そもそも、まみちゃんの存在そのものが「ふんわり・ほのぼの」ですから、こういう曲調の曲がぴったりだと思います。
どれをとっても「マミマミワールド」全開ですから、最近気分がさえない方とか、ストレスがたまってすっきりしない方などには、絶対オススメです!「ほっ」としますよ。
シングルの2曲もいいですし、1曲目の「風時計」とか3曲目の「あいまい」、10曲目の「夜ひとつ」なんかもいいですね。
個人的には、やはりなんと言っても、かわいいイントロではじまる「かげろう」が好きですね。サビの部分の♪やさしい 雨上がりに出逢う人は あー 赤い糸の人 そんなこと信じた あなたの ほほ笑みはこんな私の あー願いの写し絵ね せつないのかげろう・・・っていうところは、しびれます!もう、そんな歌詞にときめく歳でもないんですが、雨上がりには、今でもこのフレーズをよく思い出します。
なんか、これ書きながら、当時の映像が見たくなってしまいました。サビの部分で、両手で持っていたマイクから、片方づつ手を離す振り付けもかわいかったですからね、この曲は。
今入手しようとすれば、中古市場やオークションにはよく出回ってますし、値段もおトクです。(どうしても新品がいい方には、まみちゃんの大全集というのもあります(私は持ってませんが)が、こちらは3枚組み4410円という完全版です。)

まみちゃんは自らおニャン子のオーディションに応募したのではなく、原宿からの中継でレポーターにつかまったのがきっかけでオーディションに出ることになったという異色の経歴の持ち主です(これは有名な話ですね)。ですから、もともとアイドル志向があったわけではないんだと思います。そういう意味では、おニャン子クラブの本来のあるべき姿(=クラブ活動)に最も近い存在だったんじゃないかと思います。
そんなまみちゃんを、おニャン子の仕掛人である秋元康が持っていったという事件は、ファンにとってはなんとも後味の悪いものでした。まあ、もうあれから20年近く経ちましたから、そんなこともあったよな、的に語れるようになりましたけどね。何より、結婚後のまみちゃんが幸せそうであるという知らせをよく耳にしますから、それでよかったんでしょう。ただ、ひとつ心配なのは4人姉妹しかいなかった福井の実家の自転車屋さんはどうなったのかなあ?(よけいなお世話ですかね?)

まみちゃんは、夕焼けニャンニャン見てても、すごく普通な感じのコでしたし、歌も素直な感じでかわいいです。
ソロとしての活動期間は、残念ながら短かったですが、語り継いでいきたいアイドルです。