kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

WRCラリー・ジャパン2010参戦報告!

2010-09-16 20:30:56 | WRC
私のブログタイトルからすれば、WRCネタがメインかと思われるのでしょうが、実際のところ、まったくそうじゃないですよねえ・・・看板倒れというか・・・でも、WRCファンであることには変わりありません!その証拠に、今年も参戦してきましたよ、ラリー・ジャパン2010!

まずは、これを書かないと、他にたまっているネタも書けないので、まずは導入編として一筆書きます。

2005年から参戦して今回が5回目。まあ、参戦しなかったのは初開催の2004年のみですから、我ながらよく続いているな、と思います。まあ、それというのも、私のコ・ドライバー兼ラリー・コーディネーターであるパートナーのジョンブルさんがいるからこそ。しかも、前回からはジョンブルさんの奥様にまでご協力いただいてますから・・・。この場を借りて、お礼申し上げます。

さて、本題ですが、今回のRJ、大会全般の感想別途するとして、私個人としての観戦記を書くとすれば、今回はPWRCとSWRCのドライバー達と直接会って、歓迎と応援の気持ちと言葉を伝えて、サインまでもらえたことが、収穫でしたね。今回は、以前、石原さとみちゃん1日高崎駅長の際に使って、いろいろ物議をかもしてしまった、スケッチブック作戦をとりました。スケッチブックに、ドライバーの出身国の国旗を貼り、母国語で「がんばれ」と書いたもので、サービス前に陣取っていると、皆興味深そうに近づいてきて、話したり、握手したり、サインしたりしてくれました。PWRCやSWRCのドライバーは、将来のWRCドライバー候補にふさわしい実力者も多いので、いわば”青田買い”のようなものです。中でも、今大会SWRCクラス優勝のフィンランドのヤリ・ケトマーには、来年以降にも期待したいです。また、同じくSWRC2位のマルティン・プロコップ(チェコ)もPWRC等では実績のある実力派です。PWRC勢で注目していたのは、私も乗るインプレッサSTI(型違いですが)を駆って今大会優勝のパトリック・フローディン(スウェーデン)です。彼は過去に何度もジャパンに来ており、若いながらもPWRCクラスではトップクラスの成績を続けており、スバルがWRCに復帰することがあれば、ぜひ彼にシートをあげてほしい・・・まあ、たぶんスバル復帰はないでしょうけど。

まあ、そんなこんなで、サービスパークでは、ドライバーの追っかけに終始したわけですが、ラリーはドライバーの追っかけだけではありません。長くなりましたので、続きは追って書いてみようと思います。特に、最終日の感動のセレモニアル・フィニッシュ(と、その後のおまけのサプライズ)については、書きだすと止まらなくなりそうなので・・・。

ということで、to be continued・・・

ペター・ソルベルグ ラリー・トルコ大健闘!

2010-04-20 19:56:25 | WRC


なんか、ペターがすごいことになってます!

トップチームの駆け引きでごたごたになったヨルダンで3位に入ったペター。
大会ごとに着々とポイントを積み重ねながら迎えたラリー・トルコですが、プライベーターのペターがなんと優勝のローブに次ぐ2位でフィニッシュ!

結果的には、最終日の終盤に一気にローブに突き放されての2位なんですが、少なくともDAY2まではローブと10秒台差でついていっての2位につけていて、かつ、ステージベストも出しており、ローブと互角に戦っていた2003年~2004年の頃の”強いペター”を魅せてくれていましたよ!

言うまでもなくペターはシトロエンからC4を買って出場しているプライベーター。そりゃ、コンストラクターチームの絶対的な支援を受けている選手に比べれば、環境的には2枚も3枚も下のはず。でも、そんな環境でもドライバーの力で上位にいけるのがWRC。

そんな中、混戦状況の中、苦しむワークスドライバー(除くローブ)を尻目に、トップ争いを演じて、結果的に2位となったペター。これでドライバーズポイントでもヒルボネンを抜いて2位に浮上!いやはや、これはとんでもない番狂わせです!

潤沢な資金と優秀なスタッフを持つワークスチームと、個人に対するスポンサー頼みのプライベーター。この差は天と地と言ってもいいかもしれません。実際、ここ数年ワークスドライバー以外がポディウムに乗ったシーンはほとんど見た記憶がありません。
それが、今シーズンのペターは、王者ローブには大きく離されてはいるものの、トルコを終えてドライバーズポイント堂々の2位です!
2003年のドライバーズチャンピオンのペターには失礼ですが、スバル時代の晩年は、まったく見せ場がなかったドライバーズポイント争いに、後がないプライベーターとして臨んだ今季、これほどの活躍を魅せてくれるとは・・・まったく予想外でした。

今後どう展開するかわかりませんが、打倒ローブの1番手のはずだったヒルボネンが、ペターの後塵を拝しているくらいですから、今季はローブの順当勝ちという雰囲気が濃厚になってます。
でも、ペターという、WRCには欠かせないキャラクターが、孤軍奮闘している今季、何やら例年と違う楽しみ方ができそうな予感がします。

そして、秋にはラリー・ジャパンも開催れます。日本で絶大な人気を誇るペターが、”元地元”となる日本でどんな走りを魅せてくれるのか。そんな先のことにまで思いを寄せながら、意外性のある今季のWRCに対する興味が増大してきている今日この頃です。

※写真はスバルユーザー向けの情報誌「cartopia」のペター特集号の表紙です。この笑顔、これから何度見れるかな?

ペター・ソルベルグ復活の予感!WRCラリーメキシコ

2010-03-17 22:24:14 | WRC

先日、スカパーで放送された2010WRC第2戦、ラリーメキシコを観たんんですが、最も印象的だったシーンは、2位に入ったペターの、ラリーを心から楽しんでいる感の破顔の笑顔でした!思えば昨年はスバル撤退のあおりを食って準備に出遅れ、やっとこさシトロエンの旧車クサラを手に入れての参戦でした。結果、ほとんど見せ場もなく終わったシーズンでしたから、放送でも笑顔を見た記憶はありませんでした。

そして迎えた今シーズン、絶好調のC4WRCを手に入れたペターでしたが、満を持して参戦した初戦のスウェーデンでは惨敗。車のレベルは上がっても、もうペターは終わりか?とすらおもわれかけていた状況で迎えた第2戦メキシコ。しかし、フタを開けると、初日いきなりトップに立つではないですか!まあ、スタート順が遅く、前のドライバーが砂利をきれいに払ってくれたあとを走ったことによるアドバンテージはあったかもしれませんが、それでもシトロエン、フォードのワークスチームのエースを抑えてのDAY1首位は見事でした!
DAY2ではさすがに王者ローブに交わされ、大きく引き離されてはしまったものの、なんとか踏みとどまり、DAY2、DAY3とシトロエンジュニアチームの若手、オジェとガチンコの2位争いを展開。DAY3終盤では、この2人から4位までの間は大きく開いてました。そして、オジェからわずかの差の3位で迎えたペターは、最終スーパーSSでオジェを逆転して2位フィニッシュ!この時の歓喜の姿は、それはそれは感動的なものでした。
2位という結果も素晴らしいんですが、私がうれしかったのは、DAY3終盤で見せた、とにかくうれしそうなペターの笑顔。ほとんどはしゃぎすぎといわんばかりの弾け方でしたから!きっと、このラリーではそれだけ自分らしい走りができたということなのでしょう。

そんなシーンを見ながら、乗っているマシンがスバルじゃないことのさびしさもありはしましたが、スバル時代晩年の長い低迷~突然のスバル撤退という悪夢を乗り越え、久々に強いペターが帰ってきてくれた!という喜びで、ちょっと胸が熱くなりましたよ。

そんな、スーパープライベーターのペターが、今年どんな走りを魅せてくれるのか、そして我々にとっては、彼が初代チャンピオンとして名を刻んだイベントである”ラリー・ジャパン”でどんな姿で戻ってきてくれるのか、楽しみになってきました!

今年は、”ゼッケン11番の黄色いC4”から目が離せませんよ!

WRC2010開幕!開幕戦Vはヒルボネン!

2010-02-16 22:37:02 | WRC
WRCネタを書くのはいつ以来だろう・・・でも、やっぱり追っかけずにはいられないのがWRC。今年はラリー・ジャパンもある年だし、ラリー・ジャパンに向けて、テンションを上げていかないわけにはいかんぜよ。

ということでラリー・スウェーデンで開幕した2010シーズン。開幕戦の覇者はフォードのヒルボネン。昨シーズン、絶対王者ローブに最後まで追いすがったヒルボネンが、今シーズンはまず開幕戦で先手をとった。でもまあ、スウェーデンはスノーステージ。どちらかと言えば、ヒルボネン得意のステージですから、ここは順当と言ってもいいでしょう。終盤、ローブが2位狙いできっちり2位を確保したというところが、憎いけど、さすがです。

3位にラトバラが入ったのは評価できるかな。今シーズン、ラトバラがシトロエンのソルドを抑え、さらにはローブを抑えるような走りができるかどうかが、マニュファクチャラータイトルのみならず、ヒルボネンのドライバーズタイトルにもかかってくるでしょう。

残念だったのは、マシンがC4に格上げされ、得意のスノーステージだったにもかかわらず、9位に沈んだペター・ソルベルグ。もしかしたら、今シーズンがラストシーズンになるかも、というようなコメントを出しているペター。スバルワークスチームドライバーとして最後のドライバーズチャンピオンとして、意地を見せてほしいシーズンです。

ともかく、これから長い戦いが始まるWRCも要チェックです!

WRC2009チャンピオンはローブ!嗚呼、あなたは強すぎる!

2009-10-27 20:11:30 | WRC

先週末行われたWRC2009最終戦のラリーGB。1年間戦ってきたローブとヒルボネンがなんと1ポイント差でドライバーズタイトルを賭けたこの1戦、軍配はローブに上がった。ヒルボネンは最終的には大差の2位に終わり、ローブが6年連続となるドライバーズ・チャンピオンの座に就いた、といより、チャンピオンの座を守ったと言うべきか。
これまで、アンンチ・ローブを標榜してきた私ですが、今回はローブをそしてコ・ドライバーのエレナを、そしてまたコンストラクターズタイトルをとったシトロエンチームを、素直に祝福したいです。

ローブ、あなたはまさに絶対王者です!ホントに強すぎます!参りました!

ということで幕を閉じた2009シーズン。確かにローブは強かったが、最終戦まで1ポイント差であわやのシーンを演じたヒルボネンが、ローブの尻尾を捕らえたことに違いはない。特に後半戦はヒルボネンが4連勝。しかも、年間通して1度のリタイアを除いて、すべて3位以内(2位5回、3位2回)であり安定感ではローブ以上とも言える成績。一方のローブは7位が1回、4位が1回と、取りこぼしはあったものの、トータル7勝(2位2回)はまさに圧巻。ポイント差はポイント差として、やはり強さという面ではローブ圧勝と言っていいかもしれない。(しかも、2位のうちの1回は、ラリー・オーストラリアでのパーツ違反による降格処分であり、実際は8勝と言っていい。)

そんな絶対王者ローブだが、おそらく2011年から全面的に導入される新WRカー(=1.6ℓターボエンジンマシン)には乗らないと公言している。そうなると、現行WRカー最終年度となる2010シーズンが、ローブ最後のWRCシーズンとなるわけだ。はたして、絶対王者は王者の栄光をまとったままステージを降りるのか、それとも、誰かが絶対王者の連勝を止めて、さびしく去る王者を見送るのか・・・。2010シーズンは、そういう意味でも、注目のシーズンとなりそうである。そして、そんな注目のシーズンに、ラリー・ジャパンが帰ってくる!そうそう、9月開催だからもう1年切ってる!シーズン14戦中の11戦。ということは、タイトル争いが白熱してる頃でしょう。いやあ、これはもう、見逃せませんよね。

この秋冬は、そんな2010シーズンに期待しながら、今シーズンのおさらいでもして過ごしましょう。そして、昨シーズンで活動を終えたスバル、それ以前にワークス活動を中止している三菱の過去の栄光などもたどりながら・・・。

気がつけばWRC2009もあと2戦!

2009-09-30 22:23:48 | WRC
今年はラリー・ジャパンがない年ということもあり、WRC熱がイマイチ盛り上がって来ない1年ではありましたが・・・しかし、よくよく見てみると、今シーズンは、最近にないくらい、面白いチャンピオンシップ争いが展開されてるんですね。

もはや、WRCドライバーの代名詞と言ってもいい、№1ドライバー、シトロエンのセバスチャン・ローブ。今シーズン前半は、アイルランド、ノルウェー、キプロス、ポルトガル、アルゼンチンと5連勝で、敵なしというところを見せつけました。
フォードのミッコ・ヒルボネンも健闘しながらも2位続きで、やっぱり今シーズンもローブかよ、ていう雰囲気が漂ってました。

ところが、何があったのか、続くギリシャから始まり、ポーランド、フィンランド、オーストラリアと4戦続けてヒルボネンが勝利!そのうち、ポーランドではローブの大ミスにより、1イベントで8ポイント差をつけるといったこともあり、残り2戦を残して、ヒルボネンが5ポイント差でドライバーズポイントのトップに立っています!

もちろん、まだ2戦ありますから、ローブにもチャンスはあるのですが、自力でのドライバーズタイトル獲得ということを考えると、ローブが2連勝したとしても、どちらもヒルボネンが2位に入ると、ヒルボネンの勝ちということになり、ある意味、この時点でローブの自力優勝の目はなくなったと言っていい状況となっています。

個々最近のローブは、たとえばWRCのレギュレーション変更により、現行のハイパワーのWRカーから、改造の範囲を制限し、パワー的に見劣りする、いわゆる”S2000カー”に切り替われば、WRCから撤退するなどと、王者の立場から刺激的な発言をしてきています。確かに、”記録的に言えば”、ローブは歴代最高のラリードライバーです。しかし、そういった、一種の慢心が、ここ数戦の劣勢を招いている可能性は高いんじゃないかという気もします。

ローブがWRCを去るのも去らないのも、彼の勝手ではあるのですが、ローブが”無敵のチャンピオン”としてWRCを去るのと、”負けてWRCから逃げる”というのでは、天地の差でしょう。ということは、ローブをWRCにとどまらせる可能性を高めるという意味でも、今シーズン、ヒルボネンがローブをねじ伏せるということは、非常に意味があると思うんです。

そういう面も含め、一WRCファンとしては、今シーズンだけは、ヒルボネンにドライバーズタイトルを取ってほしい、といういう気持ちを持たざるをえません。

残り2戦は、スペインとGB。果たして、”史上最高のラリードライバー”(私としてはは異論ありなのですが)と言われるローブが、どんな巻き返しを見せるのか、それとも、ヒルボネンが新チャンピオンになるのか。奇しくも、ラリージャパンがなかった今シーズン、近年のWRCとしては、最も興味深い戦いが繰り広げられることになりそうです。

やっぱ、WRCからも目が離せません!

どうなる?私にとってのWRC!

2008-12-30 14:56:10 | WRC
ラリージャパン2005に行ったことがきっかけで立ち上げたこのブログ、まあ、最近はラリーネタの比率は少なかったとはいえ、ブログタイトルがこれですから、これからもずっとWRCを応援していくつもりだったのですが・・・という、過去形なのがさびしいですが・・・これからいったいどうすればいいんだろう?今はそんな気持ちです。

前回の記事でスズキが活動休止したことについて書いた、すぐあとに、スバルが”撤退”という、しゃれにならない発表がありました。

弱いだのなんだのと言われようとも、日本のメーカーとして参戦し続け、それなりの結果を出してきたスバルが、撤退とは・・・そして、これで日本メーカーの車はWRCでは走らないということが決まったわけです。トヨタが去り、三菱が去りそしてスバル・・・WRCに一時代を築いた日本メーカーの歴には、ここで途切れることになるわけです。スバルよ、お前もか!

細かいことは言いますまい。理由などは、いたるところで言われてますから。

ただ、来年のラリージャパンはIRCのイベントであり、このままだと、2010年のラリージャパンは、日本メーカーの車が走らないラリージャパンになるのかもしれません。そんな状況で、どうやって応援のモチベーションが上げられるのか、未だ来シーズンンのシートが決まっていないペター・ソルベルグとともに、来シーズンに向けての青写真が描けない私であります。

年末年始、ちょっと考えなければならないなあと思ってます。

嗚呼・・・SUZUKIがWRC活動休止!

2008-12-15 22:41:14 | WRC
ちょっと前にNHKのニュースウォッチ9を観ていたら、青山祐子アナウンサーから衝撃的なニュースが告げられました・・・スズキがWRC活動を休止すると!
毎日、自動車メーカーの業績悪化のニュースを見聴きするたびに、フォードは大丈夫か?トヨタがあれじゃ、スバルだって・・・?などと、びびっていたのですが、ついに、スズキが現WRCコンストラクターとしては最初に休止を発表しました。これが最後であってくれればと願うばかりです・・・。今年から本格参戦したスズキ、前半は苦しい戦いでしたが、終盤になって、なかなかのパフォーマンスを見せてくれていたし、ガルデマイスター、アンダーソンという二人のドライバーも存在感を見せてくれるようになってきたというのに・・・残念でなりません。

でも、心配なのは、これを機に、他のコンストラクターも活動休止で足並みを揃えはしないか、ということ。フォードは、親会社はかなり危ないですが、チームとしてはアラブの資本が入ってますから、大丈夫かも。でも、シトロエンあたりはどうなのか?チャンピオン・ローブを抱えての休止や撤退は考えにくいですが・・・。そして、最も心配なのが我らがスバル!だって、資本提携しているトヨタがあんな状態ですから、かえってそのあおりを食うってこともあり得る!しかも、さらに悪い条件として、2010年からのWRCはS2000マシンをベースにするということが発表されてますから、スバルにとってはすでに2010へのモチベーションは落ちているのでは・・・ならばいっそ、この機に撤退、などという選択肢もあながち空想とも言えません。しかも、来年のラリー・ジャパンはWRCではなくIRC。2010年のWRC・ラリー・ジャパンでは、もはや日本のコンストラクターは存在しないなんてことも・・・冗談とも言えなくなってきました。

そんなことを考えさせる、スズキ活動休止のニュースでした。

しかも、よりによって、私の昔からのお気に入りの女子アナ、青山祐子さんからそんなニュースが伝えられるなんて・・・悲劇です・・・

感動の#5ラリー・ジャパン!Vol.3

2008-11-11 21:30:56 | WRC

今日は、アルコールが入ってないんで、まだまだ頭もスッキリしてるんで、一気に最後まで行きましょう!

そして、とうとうDAY3が来てしまいました。いろいろあったRJ2008もこの日で最後。そんな、名残惜しさを感じつつ、まずはスーパーSS会場である札幌ドームへ。過去2日、ドーム横のサービスに着いたのは夜でしたから、この日、初めて札幌ドームをじっくり見ることができました。まあ、デザイン的には福岡ドームの方がカッコイイですがね。

そんなことはどうでもよくて、まずはお土産買ったりしながら時間つぶして、いざスーパーSS観戦へ突入!案外高い位置からでしたが、全体が観れてそれなりに面白くはあったのですが・・・いかんせん、あの路面はNGでしょう!つるつる滑る氷みたいな路面じゃ、迫力もなにもあったもんじゃないです。全開走行なんてありえませんからねえ。まあ、そのあたりはやむなしという面もありますけどねね・・・。とはいいつつも、私はプライベーターの皆さんの走りもしばらく観ていたんですが、その間にジョンブルさんは、ターゲットであったアルミンド・アラウージョに会えたようで、去年アルミンドからもらったキャップにサインをもらうという、ウルトラZ級の離れ業をなしとげたようでした。そばにいれば、その瞬間を写真に撮ってあげたのに・・・。しかし、うらやましい限りです。

そして、この日残された課題は、いかにいいポジションでポディウム・フィニッシュを観るか、という1点につきます。過去3年間のうち、最初はフィニッシュを待たずに帰らねばならず、あとの2回はほとんど見えない状態だったという苦い経験からも、今年こそは、勝者はもちろん、プライベーターも含め、完走したドライバーたちをちゃんと祝福したい、という思いは強かったですから。

でも、一般開放までは若干時間があったんで、朝イチで申し込んでいた、サービスパークツアーの抽選結果を見に行くと、なんと私は当選!ジョンブルさんは残念ながらハズレ。ということで、フィニッシュの席とりはジョンブルさんに任せ、私はサービスパークツアーへ行くことに。まあ、サービスパークツアーといっても、マシンは出て行った後ですし、サービスの中ってこんな感じ、っていうくらいでしかありませんが、それなりにいい経験でした。

そして、ポディウム・フィニッシュへ!ジョンブルさんはかなり前の方の席を確保しててくれました。感謝あるのみです。でも、そうは言っても野球のスタンド。フィニッシュゲートをくぐる選手たちは、小さく、遠かったです。それでも、4年目にしてやっと、選手と一緒にフィニッシュできた気がします。声も拍手も聞こえなかったに違いないですが、間違いなく、同じ景色の中にいれた、と実感できました。4年越しの宿題がやっと片付いた、そんな感慨にふけりながら、約100台のマシンとそれを操ってきたドライバー、コ・ドライバーに拍手をし続けたひと時でした・・・。

その後、つわものどもが夢の跡、となったサービスを一回りして帰路についた我々でしたが、これで終わらないのが我々のRJ・・・空港に着いて、おいしいビールを飲んで、ホッと一息ついて、さあ、帰ろう、と待合室に入ると・・・何やら外人がうろうろ。最初はジョンブルさんと二人、PWRCのチームとかが帰ってるんかねえ、とか話していたんですが・・・ジョンブルさんが、見覚えのある顔を見つけたと言いだして・・・なんか、シトロエン臭いぞ・・・と見回すと、いるじゃないですか、ダニ・ソルドが。私、思わず握手しに行ったんですが、彼は今回、途中リタイヤだったんで、かける言葉がなく・・・握手だけして離れると、今度は、ナント、このRJで5年連続ドライバーズ・チャンピオンを決めた、世界のセバスチャン・ローブがいるではないですか!しかさず「セブ!、Congratulations!」と言って握手しました!そして我々はシトロエンチームと同じ飛行機で羽田へ向かったというわけです。いやあ、去年に引き続いての、空港でのサプライズ!やはり我々のRJはおとなしくは終わらないんですね。

ともかく、こうして羽田に着き、浜松町でジョンブルさんと再会を約して握手して、別れました。
これで、我々のRJ2008が終わったことになるわけですが・・・私には翌日、もうひとつ、スペシャルなステージが待っていたわけで・・・。

感動の#5ラリー・ジャパン!Vol.2

2008-11-11 20:29:35 | WRC

ちょっと間あいてしまいましたが・・・ラリー・ジャパン観戦記の後半です。

まずはDAY2。昨日までの雨は上がって、好転に恵まれた2日目、まずはニカラ林道コースへ。ここはスタート直後のコーナーでのドリフトを観るエリアもあったんですが、我々は次にイメルのステージがある関係で、途中移動可能なエリアで観戦。急坂を下ってきたマシンが90度角度を変えて林に向かっていくところを、後ろから見送る位置でしたが、マシンの派手なアクションが観れて、なかなかGOODでした・・・が、日陰だったことと、途中から風が強くなったもんで、かなり寒かった!それでも、グループNの前半くらいまで観て、イメルへ移動。

イメルは、ダートラ場を使ったステージで、去年までの陸別のオフロードコースの代わりのようなステージですが、こちらは平坦コース。その代り、いろんなマシンの動きが観られるというステージでしたね。我々は、スタート直後の直線から、右へターンするあたりで観ていたんですが、最前列にいると、マシンが跳ね飛ばした砂が飛んでくるくらいの至近距離で観れる、迫力のあるステージでした。特に、ラトバラはわざとか、というくらい砂ぶっかけて行きました。んニャロー、ラトバラ!しかし、ここで観ていると、みんなが派手にドリフトしてるのに、間違いなく、ローブだけは地を這うように走ってました。さすが、チャンピオンの走りはイと味違いましたね。

ということで、DAY2のラリー観戦は終了で、いざ、サービスへ。この日の私の狙いは、ここまでかなりい走りをしている、ノルウェーの新鋭、アイビンド・ブリニルドセン。彼のサービス前を張っていたところ、横でスケッチブックのようなものを開いているお兄さんが・・・なんと、見事な応援ボードを作っていて、それを見たスタッフだかカメラマンだかが、アイビンドを呼んでくれて・・・まずはそのお兄さんがサインをもらい、その直後私が「アイビンド、Have a nice rally,tomorrow!」と呼びかけたら、にこにこしながら、サンキューといいながら握手してくれて、サインもゲット!なんか、今日もまた、他人のおこぼれ的にサインもらえたわけで・・・ハイエナかハゲタカって感じですかねえ?
それはともかく、あとは、いろいろチャンスをうかがっていたところ、相棒のジョンブルさんのターゲット、コンラッド・ローテンバッハが歩いてきました。が、流石に彼はWRCでは新人なので、周りはあまり気づいてないよう。ジョンブルさんが得意のミニカーを出してサインをもらい、そのおこぼれ的に私もサインゲット!ただし、このときは本来もらうはずのアルミプレートが寒さのためうまく袋から出せず、手に持っていた公式プログラムのコンラッドのページにもらうことに。これはちょっと失態でした・・・。でできればプレートにもう一人くらい・・・と思って車検場前で張っていたら、ジョンブルさんが、ミルコ・バルダッチ発見!すかさずミルコとコ・ドラのジョバンニ・アニェーゼのサインゲット。これで、今年のアルミプレートも、なんとか格好がつきました。

残る、気になるドライバーは、陽気なアルミンド・アラウージョのみ。しかし、この日はマシントラブルがあったようで、サービスはシャットアウト。アルミンドも出てくる気配なく、結局、この日も会えず、DAY2終了となりました。

ということでDAY3に続く・・・。