kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

八神純子さんの歌聴きませんか?・・・「NO RETURN」

2007-07-31 23:01:39 | 八神純子

八神純子「NO RETURN」(1982)

参院選も終わり、青木愛ちゃんも無事、というか見事に当選されましたから、また、本業(?)に戻れて、ホッとしてます。。
ということで、昨日、宮崎美子さんのデビューアルバムを紹介しましたが、その中でイチバン好きな曲「NO RETURN」に触れたのは、「NO RETURN」つながりでこの曲について書きたかったからなんですね~。
この、宮崎美子さんのデビュー曲は、純子さんご自身の13枚目のシングル、「サマーインサマー」のB面でセルフカバーしてます。この曲は、「マイ・リコメンド八神純子ポップ・ヒッツ」に収録されてるんですが、B面曲にもかかわらず、ベスト版に収録されているのは、純子さんお気に入りなのかもしれません。
作詞は純子さんと阿里そのみさん、作曲は純子さんです。
さすがに、当時売り出し中のスーパーアイドル、宮崎美子さんへの提供作ということもあり、アイドル色いっぱいです。
まず、なんと言っても、イントロなしで♪もう どこへも No Return・・・あなたに会ったその時に決めた・・・から始まるんですが、これが、1度聴いたら病みつきになるメロディなんですよ!このパートが、これでもか!というくらい出てきます。
また、詞のほうもアイドルチックで、後半の
♪今度の週末 Sweet Sweet Holiday 二人の恋は ときめきFeeling 愛してるなんて言われたら めまいがしそうよ・・・
ですよ!ある意味、純子さんらしくない詞ですよね。
でも、CDで聴く限り、すごくリラックスして歌ってる感じです。しかし、それでも歌唱力は出てしまっていて、純子さんらしい節がまわってます。その点、美子さん盤は初々しさが出ていて、この曲の聴き比べができる私は、幸せ者ですよ、まったく。
そういえば、B面曲で言うと、「恋のマジックトリック」のB面の「For You」もアイドルチックな曲でした。と思って、DVDを見てみたら、この曲も作詞が阿里そのみさんでした。うーん、納得です。
こういうところ見ると、B面曲は、少し遊び心で作るってこともあるのかもしれませんね。もちろん、かわいく歌う純子さん、私は大好きですから、こういう曲は大歓迎です!
(ちなみに、阿里さんについては、いろんな作詞をされてるのはわかったんですが、詳しいことは調べきれませんでした。すみません。)

ということで、今回は「NO RETURN」を扱いましたが、お願いだから、今、アメリカにいる純子さんには「NO RETURN」とは絶対言ってほしくない!
ぜひとも「YES RETURN」と言ってほしいですね。
ここにいる、純子さんの生声を聴いたことのない、哀れなファンの叫びでした。

アイドル雑記帳 宮崎美子「Mellow」

2007-07-30 21:10:08 | アイドル

宮崎美子「Mellow」

1981年にリリースされた美子さんのファーストアルバムです。
なんと、ありがたいことに、オリジナル版のリリースから25年以上経った昨年11月、デジタル・リマスター版CDが発売されました。(これは、その再発版CDです。)
私自身、この度初めてこのアルバムを聴いたのですが、全曲粒ぞろいの素晴らしいアルバムです。
まずは、なんと言っても、作家陣がすごい!松任谷由実、坂本龍一、矢野顕子、吉田拓郎、鈴木慶一といったフォーク・ニューミュージック全盛時代の大御所から、渡辺真知子、八神純子という、新進気鋭のシンガー・ソングライターまで、すごいメンバーが作品を供給してます。最近のアイドルも、大物ミュージシャンから作品を提供してもらうケースは少なくないですが、この、美子さんのアルバムは、すごすぎます!
作品的には、作詞:矢野顕子、作・編曲:坂本龍一の「今は平気よ」が、アイドルポップスの域を超えた、見事な作品となってます。YMOっぽいアレンジが心地よいです。
吉田拓郎作曲の「嫌いですか」は、なんともいえない拓郎メロディだし、ユーミン作品の「夕闇をひとり」「ためらい」も、さすがユーミンという感じで、思わず聴き入ってしまいます。
美子さんのボーカルは、CDのライナーノーツにも書いてあるのですが、とても丁寧な歌唱です。声もきれいに出ているし、歌もしっかり歌えていて、あの有名なミノルタのCMがきっかけで、突然アイドルになってしまったコとは思えないくらい、きれいに歌えてます。歌い方は、ちょっとコーラスっぽい感じですね。と言っても、薬師丸ひろこほどのコーラスっぽさではありませんが。でも、美子さんの地声に近い歌声で、聴いていて、美子さんの顔が浮かんでくるところが、好きです。

まあ、そんな名曲揃いの名盤なのですが、私にとってはなんと言っても、永遠の歌姫、八神純子さんが提供した「NO RETURN」が最高です。この1曲のためにこのCDを買ったと言ってもいいくらいです。(ちなみに、シングル盤としての「NO RETURN」については、過去に書きましたので、詳細はそちらをご参照ください。http://blog.goo.ne.jp/kosuke-521/e/391fc32b0780faed2c152909802b83d8)
純子さんのとっては、数少ないアイドル歌手への提供作品ですし、しかも美子さんの記念すべきデビュー曲であるというところが、この曲の価値を高めてると思います。

それにしても、このジャケット写真、美しいです!もちろん、美子さんはもともと美しい方ですから・・・。でも、この写真の雰囲気、どこかで見たことありませんか?
(参考までに、過去の私の記事に使ったやつで、こういうのもありました。)

そうです、撮影はあの巨匠、篠山紀信さんです!!紀信さん、こういう雰囲気の写真はいつもながら見事です。こう思うと、作家陣からジャケット写真まで、このアルバムの力の入れ具合たるや、すごいものだと思います。つまりは、美子さんがそれだけ期待のアイドルだったってことですね。
そんな美子さん、歌手としては、大きく成功したとは言えないと思いますが、女優としては、素晴らしい活躍をしてくれています。また、バラエティ番組でも、大人の雰囲気を醸しつつ、かわいさも出していて、なんとも言えず、いいです。
ふと、こんなキャッチコピーが浮かびました(パクリですが・・・)。
「美子さんみたいなおねえさんは好きですか?」


青木愛ちゃんおめでとう!

2007-07-29 21:51:15 | 青木愛ちゃんを応援します
ついさきほど、参院選比例区で、出口調査結果から、青木愛ちゃんの当選確実が出ました!まずは、愛ちゃん、おめでとう!ほんと、よかったね。
民主党追い風という状況はあったとはいえ、千葉県中心の活動だったこともあり、全国区である比例区で、「青木愛」と個人名を書いてくれる人が他の民主党候補の中でも、上位に来ないと当選できないわけですから、心配もあったんですが・・・。開票まもなく、当確ということで、よかった!と思った瞬間、力が抜けた感じです。
ともかく、これで、愛ちゃんは国政に復帰できるわけですから、愛ちゃんの思いや理想を現実のものとできるよう、活躍してほしいです。
私も、微力ながら、いろんな形で応援した結果が、いい形に出たので、何よりだったなと思ってます。
もちろん、私はこれからも愛ちゃんを応援していきますが、これでひとまず、私の愛ちゃん応援キャンペーン第1幕も終了できそうです。
最後になりましたが、愛ちゃんを応援していただいた皆様、ありがとうございました。

選挙運動最後の日

2007-07-28 15:18:24 | 青木愛ちゃんを応援します
とっかかりは、私が書いた青木愛ちゃんの1枚のCDについての記事だったのが、縁あって、参院選にどっぷりハマってしまった、この約1ヶ月でした。
ご存知(?)のとおり、私は、いわゆる「アイドルというもの」を愛する者でありますが、さすがに40過ぎた今、新たなアイドルにハマるだけのパワーがなく、ここに綴って来たのも、大半は80~90年代のアイドルです。したがって、そのほとんどの皆さんは、今、現役バリバリということはありませんし、引退している方も多いです。
そういう意味では、今、全力で応援できる、「私にとってのアイドル」がいるということは、なんというれしいことでしょう。たとえ、それがどんな形であろうとも、私の応援が、彼女の思いを実現するための力になれるとすれば、微力ではあっても、できるかぎり応援したい、というのが、ファンとしての流儀だと思っています。
ただし、ある制約により、細かいことは言えませんので、最後に一言、今回の選挙に関心のある方は、私のブックマークにあるブログをご参照いただければと思います。誰に入れる入れないとかいうことではなく、今回の選挙を考える上で、有意義な情報が得られるはずです。

残された私の役目は、明日、しっかりと投票することだけですね。

最後に、比例区は、政党名ではなく、候補者名を書く、これだけは確認してくださいね。

次にこの話題に触れるのは、選挙後ということになります。
全くもって、自己満足でしかありませんが、明日の夜、うれしい気分で記事を書けることを自ら祈ります。

やっぱり青木愛ちゃんが・・・・

2007-07-27 21:55:07 | 青木愛ちゃんを応援します
いましがた、いつもどおりの記事を書いたのですが、やはり日曜日の参院選が気になります。
今回は、野党への追い風があるというものの、比例区は、党の身内の中でも、個人票を多くとらなければならないという、厳しい競争にさらされてるわけですから、愛ちゃんにとっても・・・と、これ以上は言っちゃいけないのかなあ?

そういえば、今日、名古屋駅前で、黒川紀章さんと若尾文子さんを見ました。しかし、気になったのは、二人が高級車に乗って移動していたことです。
別に、批判するつもりはありませんし、あの人たちは、私のような凡人とは、生活環境も違うし、おそらくは才能という面でも違うんだろうから、それでいいんだろうと思います。

ただ、そう思うにつけ、政治とは何か、という思いに至ります。

かの昔、ギリシャ時代だったか、政治はボランティアのようなもので、いろんな職業をもった人が、くじ引きで政治担当者を選んで、たまたま選ばれた人が、みんなのために政治を司っていた、という時代があったそうです。

もちろん、多くの人が直接政治に関与できていた時代と今とは違いますが、政治が職業になってしまったことで、いろんな弊害が起きていることは確かだと思うのです。そういう目で見たときに、できればいろんな視点をもった人が、それぞれの立場で、政治活動をしてもらうことで、いろいろともめるかもしれませんが、そういう議論の中から、最も多くの人の支持を受ける政治がなされればいいんじゃないか、と。

で、私の愛する青木愛ちゃんについて、感心のある方は、ブックマークにある、愛ちゃん応援団長のブログ「青木Haaaan!!!ブログ版」をご覧いただければと思います。
丁寧に、いろんな記事を紹介してくれています。

選挙運動はあと明日を残すのみ。
私も、それなりに、活動できたと思ってます。
あとは、当日、投票に行くだけだと思ってます。

いつも書いてますが、私は、日曜日に愛ちゃんの笑顔が見たい。
こんな独り言を書くのも、あと1日だけですね。
というより、独り言ではなく、思い切り、愛ちゃんへの思いを書ける日が早く来てほしい!

アイドル雑記帳 渡辺美奈代「PINKのCHAO」

2007-07-27 21:32:38 | アイドル

渡辺美奈代「PINKのCHAO」(1987)

ここんとこ、夏休みで外出がちで更新さぼってましたが、今日からはいつものペースで。
で、この曲、美奈代の4枚目のシングルです。
「瞳に約束」「雪の帰り道」「TOO ADULT」に続くリリースですが、おニャン子時代の美奈代の曲の中では、最も美奈代らしい曲です。
ご存知のとおり(って、元おニャン子ファン&アンチおニャン子の方にとって、ですが)、美奈代は頭の先から足の先まで「ぶりっ子」(って言葉ももう死後ですねえ)アイドルでした。夕ニャン番組中も、後ろで仲良しのゆうゆと何かしらこちょこちょこやって、画面に映ると、ぶりっ子リアクションという感じでした。
まあ、でも、そういう女の子がウケる時代でもありました。たぶん、今、あんな感じでデビューそても、当たらなかったでしょう。80年台というのは、そんな時代だったんだ、と言えるのかもしれませんね。
この曲は、定番の「秋元-後藤ライン」による作品。とにかく、全編キャピキャピ感でいっぱいの曲で、この先、誰が歌おうとも、こんな曲がヒットすることはなかろう、と言ってもいいかもしれません。が、当時の美奈代に雰囲気にはドンピシャの曲でしたし、おニャン子ファン、美奈代ファンは、こういう曲を待っていたのは間違いありません。
おニャン子全盛時代、どちらかというと「満里奈派」に属していた私は、特に美奈代のファンではありませんでした。でも、特に後期おニャン子において、美奈代の明るさは、かすかな救いだったという気もします。明らかに終焉に近付いてきたな、と思えるようになった時期、個人としては美奈代と満里奈くらいしか看板がいなかった時期、それでも、美奈代は常に明るく、夕ニャンを盛り上げていたと思います。
美奈代は愛知県出身、奇しくもおニャン子解散20周年の今、私も愛知県に住んでます。
まあ、そんなことはともかく、この「PINKのCHAO」のいいところは、なんと言っても、はにかみながら歌う「CHAO」というところですね。それと、全体的に、弾むようなリズムとメロディ。当時、TVにむかって「CHAO!」とか「ピンク!」とか叫んでた人は多いはずです(もちろん、私もその一人です)。そういえば、振り付けも、ピョンピョン弾む感じでした。
で、この曲、ジャケット写真もかわいい!美奈代らしさがよく出てます。ちょっとはにかみがちな笑顔がかわいい~。
そんな美奈代も現在2児の母で、上の子は10歳です。芸能活動も続けてはいるようですが、ネイルサロンを経営するなど、芸能界以外でもあらたな世界を切り開いているようです。
まあ、おニャン子時代は、ぶりっ子ゆえのバッシングなどもありましたが、最後はやっぱり・・・・
♪美奈代の「み」の字はみんなの「み」、美奈代の「な」の字はなかよしの「な」、美奈代の「よ」の字はよろしくの「よ」・・・
で、お後がよろしいようで・・・。

愛ちゃん今頃…

2007-07-23 00:22:20 | 青木愛ちゃんを応援します
愛ちゃん、今頃どうしてるでしょうか?参院選まで一週間切りました。情報では千葉県内をこまめに回ってるようですが。しかし、参院選の比例区の仕組みは味方こそが内なる敵という、厳しいものです。応援する者としては、できれば、千葉県外の支持者が1人でも多くなることを期待しているのですが、なにせ選挙はみずもの、どうなることかわかりません。今、私が言えることは、もし、このブログを見ていただいた方は、愛ちゃんの決意表明を読んでいただきたいです。ブックマークしている、「青木愛のブログ」から入れば見れます。これを読んだ上で選挙を考えてもいい!ていうくらい、素晴らしい言葉です。今、私が言えるのはここまでですが、日本人の良識を示すのは、今度の日曜日ですからね。

やっぱり青木愛ちゃんが気になります

2007-07-20 23:20:56 | 青木愛ちゃんを応援します
青木愛ちゃん、今週号の「FLASH」に、写真つきで出てました。
まあ、「FLASH」ですから、記事内容は推して知るべしですが、いわゆる「マドンナ候補」特集の中での扱いでした。
使われていた写真は、8日の秋葉原でのもの。オタクが写真を撮っていた、なんて書いてありましたから、私もその一人です。あとは、小沢代表から辻立ちをやれと言われたことが書いてありました。
最近、仕方ないことなのですが、愛ちゃんのブログも更新されませんから、活動の状況が見えてこないのが、ファンとしては寂しいところです。
が、きっと、千葉圏内を、元気に走りまわっていることでしょう。

私も、この場でのあからさまな応援メッセージは自粛してますが、地道な活動で、応援しているところです。29日には、なんとか、大好きな愛ちゃんの笑顔を見たい、その一心です。
昨日、たまたま出張で東京へ行きました。東京は私が10年仕事していたところですから、知り合いも多いです。そんなわけで、私の、突拍子もないお願いを、温かく聞き入れていただいたO先輩、K先輩、ありがとうございました。その輪がさらに広がってくれるといいなあ。
選挙戦もいよいよ後半戦。私の愛ちゃん熱も、そろそろ最高潮かなあ。
7月8日の握手の温かさは、決して忘れませんからね。
なんて、思ってたら、一句浮かびました(完全なパクリですが)。

愛ちゃんと 熱い握手ができたから 7月8日は 愛ちゃん記念日

うーん、まあ、ご愛嬌ですな。

アイドル雑記帳 松本伊代「時に愛は」

2007-07-18 21:21:57 | アイドル

松本伊代「時に愛は」(1983)

「瞳そらすな僕の妹」がキャッチフレーズだった伊代ちゃん。でも私とは誕生日がちょうど1ヶ月違いの同級生でした。
この「時に愛は」は、私が高3の秋に出た曲で、伊代ちゃんとしては初めてのTVドラマ主題歌です。もちろん、そのドラマ「私は負けない!ガンと戦う少女」は伊代ちゃんが主演でした。個人的には、大学入試を控えた、かなり切羽つまった時期でしたが、このドラマは、勉強の息抜きと言い張って、見てました。まあ、ストーリーはありがちでしたけどね。ただ、伊代ちゃんの、シリアスな演技というのも、案外貴重だったかなあ。もともと涙もろい私は、かなり涙ぐませてもらいました。

そんなこの曲、作詞・作曲尾崎亜美さんです。
元来がキャピキャピ系の伊代ちゃんには、一見似合わない組み合わせと思われるかも知れませんが、切なくも美しいメロディに、伊代ちゃんの、か細く、かすれがちな声が、切なさをうまく引き出していて(もちろん、ご存知のとおり、伊代ちゃんはもともとああいう声なんですけどね)、すごくいいです。
こんな、歌がうまくないアイドル歌手(伊代ちゃん、ごめんなさい!)にも、聴かせる作品を提供する尾崎亜美さんに拍手です。
だいたい、伊代ちゃんというコは、作品には恵まれてるんですよね。
まあ、そのへんは、また次の機会にでも・・・。
サビの部分の♪時に愛は心に 目かくしするのね だけど 守ってください あなたの胸に抱かれて さりげなく 好きですと 言えたならどんなに・・・
って、これは来ます!来てます!ハンドパワーではありません。
また、出だしの♪肩に触れたあなたの指が 寒い心とかす魔法のように ごめんなさい強がりばかり どんな言葉も 今見つからないの・・・
なんて、言われたら、もう、たまりませんよね。

まあ、そんな伊代ちゃん、最近もママドルと称して、活躍中ですが、私のようなアイドル時代のファンには、今の伊代ちゃんはちょっとねえ・・・というのが正直なところです。
やはり、アイドルというのは、その語のとおり“偶像”なんですね。こんなこというと、古い人間と言われそうですが(まあ、イマドキの人からすれば古い人間には違いないですが)、アイドルがお母さんだったりしてはいけないんですよ。そういう、普通の、そのへんにいる人とは違うからこそ、“偶像”性が成立するわけですから。
なので、私のとっての伊代ちゃん=歌手時代の伊代ちゃんです。
セールスという面では、そこそこだったんじゃないかと思います。
だって、聖子さんや明菜ちゃん、キョンキョンの全盛時代とラップしてますから、さすがにヒットという意味では分が悪かったと思います。
でも、いい曲をたくさん歌ってくれましたし、典型的アイドルとして活躍してくれましたから、セールスはともかく、記憶に残るアイドルではあったと思います。

私の高校時代のナンバー1アイドルが伊代ちゃんですから、これからも曲を聴き続けると思います。

アイドル雑記帳 ピンク・レディー「ペッパー警部」

2007-07-17 22:03:00 | アイドル

ピンク・レディー「ペッパー警部」(1976)

ここんとこ、いろいろパっとしないことが多いので、久々に、ちょっと弾ける話題を、ということで
♪ペッパー警部 邪魔をしないでね・・・
と始まる、ピンク・レディーのデビュー曲「ペッパー警部」。
このレコードは、つい最近中古レコード店で手に入れたのですが、1976年(30年前!)に発売されたレコードが、しかも、今やレコードプレーヤーなど使っている人がどれほどいるのか、という時代に、格安の価格で手に入れられるっていうのは、なんとありがたいことでしょうか?
と、感謝の気持ちを抱きつつ、この曲が出た1976年、私はまだ小学5年生でした。
家が、というか父が、芸能系番組を異常に嫌っていたこともあり、当時のピンク・レディーを見た回数はそんなに多くなかったかもしれません。
でも、なんだかんだ、目には入るものです。親の目を盗んで、ちょこちょこ見てましたが、当時のぼくらにしてみると、あの、健康的な太もも丸出しのコスチュームが、たまりませんでしたね。子供なんだけど、そろそろ大人びてくる頃ですから、なんとも言えない興奮をおぼえたのは、私だけではないでしょう。

作詞:阿久 悠、作曲:都倉俊一。
そういえば、この二人、80年代以降はあまり見なくなった名前のような気がします。
でも、ピンク・レディーといえば、この二人ですよね。
とにかく、覚えやすいメロディに、意味深な歌詞。これがピンク・レディーの典型的パターンでした。
♪あなたの言葉が 注射のように 私の心にしみている ああ きいている・・・
とか
♪ペッパー警部 邪魔をしないでね ペッパー警部 私たちこれからいいところ・・・
ってどんなシチュエーションやねん、って感じです。
今、落ち着いて聴いてみると、阿久悠さんって、なかなか、言葉の魔術師みたいなところがありますね。

また、ジャケット写真がなんとも色っぽい!露出という意味では、いまや一糸まとわぬ姿が氾濫している時代ですが、露出は少なくとも、色っぽさは出せるという証でしょう。二人のポーズが絶妙です。たかがジャケット写真なんですが、間違いなく、相当力入ってますよ、これは。

ジャケットの裏に、二人のプロフィールが書いてあります。
得意なスポーツは二人ともバスケットボール。なるほどという感じですね。
二人組を組んだきっかけは、中学校の演劇部で一緒に活動したこと、だそうです。
たしかに、いろんなテーマの曲の雰囲気をうまく出した振りを演じてましたよね。
70年代後半、キャンディーズ時代が終焉を迎えるとともに、歌謡界は完全にピンク・レディー時代でした。確か、ピンク・レディーの活躍に合わせて、「ザ・ベストテン」などのランキング形式の歌番組がはやりだしたような記憶もあります。
たまに、ベスト版CDを聴くのですが、ほとんど口ずさめてしまいます。当時、中学生、高校生だった人たちは、みんなそうなんじゃないですかね。

この曲から、ピンク・レディーの快進撃が始まった、とすると、日本アイドル界にとっては、記念碑的作品といわなければならないでしょう。

おまけですが、レコード会社のビクターのトレードマークである、蓄音機に耳を傾ける犬のマークが、ジャケットの左肩に印刷されてます。これも、いい感じです。