kosukeのきまぐれWORLD

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アイドル雑記帳 松本伊代「時に愛は」

2007-07-18 21:21:57 | アイドル

松本伊代「時に愛は」(1983)

「瞳そらすな僕の妹」がキャッチフレーズだった伊代ちゃん。でも私とは誕生日がちょうど1ヶ月違いの同級生でした。
この「時に愛は」は、私が高3の秋に出た曲で、伊代ちゃんとしては初めてのTVドラマ主題歌です。もちろん、そのドラマ「私は負けない!ガンと戦う少女」は伊代ちゃんが主演でした。個人的には、大学入試を控えた、かなり切羽つまった時期でしたが、このドラマは、勉強の息抜きと言い張って、見てました。まあ、ストーリーはありがちでしたけどね。ただ、伊代ちゃんの、シリアスな演技というのも、案外貴重だったかなあ。もともと涙もろい私は、かなり涙ぐませてもらいました。

そんなこの曲、作詞・作曲尾崎亜美さんです。
元来がキャピキャピ系の伊代ちゃんには、一見似合わない組み合わせと思われるかも知れませんが、切なくも美しいメロディに、伊代ちゃんの、か細く、かすれがちな声が、切なさをうまく引き出していて(もちろん、ご存知のとおり、伊代ちゃんはもともとああいう声なんですけどね)、すごくいいです。
こんな、歌がうまくないアイドル歌手(伊代ちゃん、ごめんなさい!)にも、聴かせる作品を提供する尾崎亜美さんに拍手です。
だいたい、伊代ちゃんというコは、作品には恵まれてるんですよね。
まあ、そのへんは、また次の機会にでも・・・。
サビの部分の♪時に愛は心に 目かくしするのね だけど 守ってください あなたの胸に抱かれて さりげなく 好きですと 言えたならどんなに・・・
って、これは来ます!来てます!ハンドパワーではありません。
また、出だしの♪肩に触れたあなたの指が 寒い心とかす魔法のように ごめんなさい強がりばかり どんな言葉も 今見つからないの・・・
なんて、言われたら、もう、たまりませんよね。

まあ、そんな伊代ちゃん、最近もママドルと称して、活躍中ですが、私のようなアイドル時代のファンには、今の伊代ちゃんはちょっとねえ・・・というのが正直なところです。
やはり、アイドルというのは、その語のとおり“偶像”なんですね。こんなこというと、古い人間と言われそうですが(まあ、イマドキの人からすれば古い人間には違いないですが)、アイドルがお母さんだったりしてはいけないんですよ。そういう、普通の、そのへんにいる人とは違うからこそ、“偶像”性が成立するわけですから。
なので、私のとっての伊代ちゃん=歌手時代の伊代ちゃんです。
セールスという面では、そこそこだったんじゃないかと思います。
だって、聖子さんや明菜ちゃん、キョンキョンの全盛時代とラップしてますから、さすがにヒットという意味では分が悪かったと思います。
でも、いい曲をたくさん歌ってくれましたし、典型的アイドルとして活躍してくれましたから、セールスはともかく、記憶に残るアイドルではあったと思います。

私の高校時代のナンバー1アイドルが伊代ちゃんですから、これからも曲を聴き続けると思います。


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