kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

池田晶子さんに捧ぐ

2007-04-23 00:31:29 | 哲学
今回は、新カテゴリーのエントリーです。

今日、本屋へ行ったところ、哲学書コーナーに「池田晶子氏逝く」というポップ発見。一瞬、立ち尽くした。確かに、最近哲学書コーナーをのぞいていなかったこともあるが、他でもない池田さんが亡くなっていたとは・・・。信じられないような、事実だった。
池田さんといえば、最近では「14歳からの哲学」とか「41歳からの哲学」などを著した文筆家で、一般的には。専門用語を使わずに哲学を語る人、と言われていた方である。
亡くなったのは2月23日だそうである。死因はがんとのこと。
私が池田さんの書と出合ったのは、約8、8年前、東京で精神的にはかなり参っていた頃であった。もともと、哲学系の読み物は好きであったのだが、池田さんの語る「池田節」とでもいうべき、軽快な語り口と、そこに含まれる「考える」ことへのこだわりに、人生観・哲学観を根っこから揺さぶられた。以来、池田さんの著作は熱心に読んでいた。
40前くらいから、精神的に落ち着いたこともあり、しばらく池田さんの著作は読んでいなかったが、40を過ぎたので、「41歳からの哲学」を読もうかと手元においていたところだった・・・。
私の「生き方」に多大な影響を与えた池田さんについては、折にふれ、語って行きたいと思う。(このブログには合わないか・・・?)
池田さんのご冥福をお祈りするとともに、池田さんの伝えたかったことが、一人でも多くの人に伝わることを祈って・・・合掌。