kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

アイドル雑記帳 志田未来 in アップ・トゥ・ボーイ Vol.182

2007-08-30 22:19:21 | 志田未来

最新号のアップ・トゥ・ボーイの巻頭に、未来ちゃん出てましたので、すかさず手が出てしまいました。
しかし、80年代来、アイドル雑誌はあまた創刊されては次々と廃刊されてきましたが、アップ・トゥ・ボーイは、そんな中でも生き延びてる雑誌です。
この雑誌の売りは、なんといっても、きれいな写真です。いや、アイドル雑誌なんて、写真ばっかじゃん、とおっしゃる方、写真は写真でも、リキ入れて撮ったものとそうじゃないものって、やっぱりインパクトが違うんですよ!
私、昔のアップ・トゥ・ボーイも何冊か持ってますが、人選といい、写真の美しさとい、なんとなく、捨てられず持ってたっていう感じです。

で、最新号でその巻頭を飾った未来ちゃんですが、ご存知のとおり、現在放映中のドラマ「探偵学園Q]に出演中です。ドラマの中では、メイド姿ほか、いろんなコスプレなど披露してくれてますが、前回は、怒った顔など披露してくれました。
しかし、14歳になった未来ちゃん、オトナっぽくなりましたねえ。
この写真見て、「えっ?まだ子供じゃん?」って思う方もおられるかもしれませんが、ほとんどの未来ちゃんのファンは「女王の教室」の頃からのファンが多いでしょうから、あの鬼教師に立ち向かった「神田和美ちゃん」が、こんなに成長したのか、と思うと、時の流れを感じるとともに、成長期のコの成長の早さを感じますねえ。

こうしてみると、未来ちゃん、かわいいというより、美人の卵って感じですね。
このはっきりくっきりした顔立ちは、同世代の若年アイドルとは、一線を画してます。

年明けには、吉永小百合さんとの共演映画「母べい」が公開されます。
前作の「椿山課長の7日間」でも、シリアスな役を見事に演じた未来ちゃん、アイドルというより、女優の道をしっかり歩んでますね。
吉永さんとの共演で、女優として何かいいものをつかんでくれればいいなあと思います。
未来ちゃん、案外、21世紀を代表する女優に成長するかもしれないと思ってるのは、私だけじゃないでしょう?

まずは、佳境に入った「探偵学園Q」の終盤に注目です!

富田靖子ちゃんギャラリー:花王ビオレ編

2007-08-28 20:24:17 | 富田靖子


昨日、ケンウッドでしたんで、その流れで、今日は花王ビオレ行きます。
この広告、たぶん、媒体はGOROじゃなかったかな。

しかーし、満面の笑みが、なんとも言えずカワユス。
しかも、ちょっとはにかんでるところが、初々しくていいです。
私、この頃、ビオレ使ってました、たしか・・・。

靖子ちゃんに関しては、毎度書いてるとおり、長いこと新たな情報がない状態が続いているのですが、この笑顔見て、気をとりなおしていきましょう。

この笑顔を心に持ってる限り、私の中の靖子ちゃんは永遠に不滅ですから・・・。

でも、やっぱり、今の靖子ちゃんに会いたいkosukeでありました。



富田靖子ちゃんギャラリー

2007-08-26 15:37:08 | 富田靖子

靖子ちゃん、昔、ケンウッドのイメージガールやってましたね。
たぶん、まだデビュー間もない頃じゃなかったかな。
「アイコ十六歳」のすぐあとくらいでしょうか?
髪型も、アイコの頃の髪型ですしね。

いやはや、健康的なカットです。
白いポロシャツにショートパンツ、白いソックスに白い運動靴。
若々しさがよく出てますよ。

そういえば、当時、電気店でケンウッドのカタログを集めてました。今は行方不明ですが・・・。
でも、当時はまだそれほどメジャーではなkった靖子ちゃんですから、ケンウッドさんは青田買いだったわけですね。

しかし、かわいいですよ、靖子ちゃん。
こんな時期もあったこと、ファンは忘れてませんからね。
待ってるよ!(って、この声は届かないんだろうけどねえ・・・。)

アイドル雑記帳 斉藤由貴「青空のかけら」

2007-08-23 23:20:41 | 斉藤由貴

斉藤由貴「青空のかけら」(1986)

私のアイドル遍歴は、2年間費やした浪人時代の思い出と、密接につながっています。
そういう意味で、その頃デビューし、その後ずっと好きだったアイドルに、斉藤由貴ちゃんがいます。彼女のデビューは1985年。私の浪人2年目です。まあ、立場は苦しかったですが、浪人生って、案外時間はあるもんなんですよ。立ち読みも含め、当時のアイドル系雑誌はほとんど読んでましたね。

そんな中、颯爽と登場した斉藤由貴ちゃん。デビュー前からCMで話題をさらっておいての、満を持してのレコードデビュー。しかもそれが名曲「卒業」。一気にトップアイドルへ上りつめました。

で、今回取り上げるのは、デビュー2年目、歌手として全盛期の由貴ちゃんの曲の中では、もしかしたら最も認知度が低いかもしれない「青空のかけら」です。
作詞:松本隆、作曲:亀井登志夫、編曲:武部聡志による、明るいポップチューンです。
比較的渋めの曲が多い由貴ちゃんにしては、めずらしく、全編明るい曲です。
イントロ部分と、後半の間奏部分では、タップダンスの音など入っていて、思わず体が動いてしまいます。
で、この曲に限らないんですが、由貴ちゃんの曲は、演奏音が押さえ目で、由貴ちゃんの声を前面に出してる曲が多く、この曲もそうです。さらに、この曲は、短いフレーズの連続で、リズムも小刻みなので、曲にあわせて歌ってるというより、リズムに合わせてラップしてるって感じもするんですね。

しかし、由貴ちゃんって、いろんな情景をすごく臨場感ある歌で表現できるコだなあと、つくづく思います。歌い方の端々に、“おっ”と思わせるところがあって、ジーンときたり、ドキっとしたりしちゃいます。歌におけるこの演出力は、歌唱力とはまた別の魅力であって、ファンにとっては、単に歌がうまいというよりも、惹きつけられますね。

で、この曲と私の出会いは、何の映画の時だったかは忘れましたが、その時、由貴ちゃん主演の「恋する女たち」の予告が流れて、そのバックにこの曲が流れてたんですね。実際、映画の主題歌は「MAY」だったわけですが、告知をしていた時に出した曲がこの曲だったんでしょうね。でも、その告知の映像とこの曲がすごくハマってた記憶があって、それ以来ずっと、由貴ちゃんの曲の中でも好きな順位は上位の曲です。

で、おまけ、でもありませんが、このジャケット写真が、案外貴重品かなあ、と思ってます。当時、まだまだ健康的体型だった由貴ちゃんが、全身写真で出てます!まあ、すその長いワンピース着てますから、健康的体型はあまりわかりませんが、レコードジャケットとしては、思い切ったカットかな?と。そもそも、アイドルのレコードジャケットで、全身写真って、あまりないですよね。しかも、ポーズも凝っててかわいいです。手首にリボン巻いてたり、おさげ髪にもリボンつけてるし・・・。おさげ・・・もしかして、私、最近、映画「天然コケッコー」で夏帆ちゃんのおさげ姿をさんざん観てしまったんで、その影響でこの曲を選んでしまったんでしょうか?まあ、それはともかく、由貴ちゃんのおさげも決まってます!しかも、全身写真では、お顔が小さくしか見えないのが残念!というファンの気持ちを汲んでかどうかわかりませんが、裏面というか、折り返し部分にはちゃんとアップの写真もありまして・・・。またしてもかわいいです。


ということで、今まで封印していたわけでもないんですが、80年代、私が大好きだったアイドルの一人、斉藤由貴ちゃんについても、ぼちぼち書いていくつもりです。

アイドル雑記帳 柏原よしえ「ハロー・グッバイ」

2007-08-22 22:24:31 | アイドル

柏原よしえ「ハロー・グッバイ」(1981)

先日、河合奈保子ちゃんに行ったので、今回は、当時、奈保子ちゃんととてもなかよしだった、この方に登場願うことにしました。
ちなみに、当時のお互いの呼び名は、奈保子ちゃんが「ナオナオ」、よしえちゃんは「ヨシヨシ」でしたね。そういえば、最近、こういう、繰り返しのニックネームって、あまり聞かないですね。

で、この「ハロー・グッバイ」、よしえちゃん7枚目にして、初のビッグヒットとなった曲です。ご存知の方も多いのでは?
名物番組「スター誕生」から出たアイドルということで、名前先行の感はありましたが、この曲のヒットで、名実ともにトップアイドルになったよしえちゃんです。
この曲が出た頃、私は高校生、しかも、よしえちゃんとは同い年です。
でも、よしえちゃん、当時からかなり大人びてましたねえ。たとえば、松本伊代ちゃんも同い年ですが、あの頃のよしえちゃんと伊代ちゃんじゃ、見た目では同級生には見えませんでした。

で、この「ハロー・グッバイ」、やはり大人っぽいというか、しっとりした曲です。
まず、イントロが、レトロです。これはマンドリンでしょうか?弦の音が高くて、しかもキャッチーなメロディです。
それでもって、よしえちゃん、声がに独特な響きがあります。響きというか、抜けというか・・・決して、張りや艶のある声ではないんですが、色っぽい声です。
そして、なんと言っても、この曲の最大の魅力・・・それは、よしえちゃんの“振り付け”でしょう。おしりをちょっと突き出すような振り付けが、まさに今どきで言うところの「エロカワ」でした。その後の写真集などでご存知の方も多いでしょうが、よしえちゃんも、奈保子ちゃんに負けず劣らずの「ナイスバディ(って、もう死語かなあ?)」でしたから、アクションの大きな振り付けは、ダイナミックでした。

以降、「春なのに」に代表される中島みゆき作品などで、ヒット曲を歌い続けていたよしえちゃん。けっこう長く、トップアイドルとして君臨してたと思います。
で、歌手としての活動が下火になっても、女優業でも活躍してましたし、また、写真集も数多く出して、常に話題になってましたね。結局、裸の写真集は出しませんでしたが、なんでも、脱げばいいってもんじゃないですから。特に、アイドルは、やっぱり、最後までアイドルでいてほしいですからね。

と、「ハロー・グッバイ」を聴きながらこれ書いてると、なんだか、よしえちゃんの曲をじっくり聴いてみたくなりました。かく言う私、レコードはこれ1枚しか持ってませんから、今度、ベスト版でも手にいれようかな。

最後になりましたが、このジャケット写真、歌詞を地でいく写真です。

♪紅茶のおいしい 喫茶店 白いお皿に グッバイ・・・バイ・・・バイ・・・バイ 
そしてカップに ハローの文字が お茶を飲む度 行ったり来たり・・・

という歌詞がピッタリの写真で、きれいです。


ブログタイトルについて

2007-08-20 23:03:54 | 日記
最近、たまに自分のブログの名前を人に紹介するとき、すごい違和感を感じています。WRC・・・っていうのも、そもそも、モータースポーツに興味ない人にはわからない上に、開いてみたら、この調子です。
WRCが好きなのはかわりませんが、このネタでは記事が続かない自分を感じています。

ということで、近々、ブログのタイトルを変えようと思います。
まあ、毎日、それほど多くの方に読まれているわけでもないですから、タイトルが変わったとて、まったく問題はないでしょうが、いきなり、というのも、よく来ていただく方には失礼ですからね。

まあ、間違いなく、アイドルなにがしみたいな名前になると思います。

ただし、WRCネタをやめるわけではありませんし、10月にはラリージャパンも控えてますから、それはそれとして、折々で書いていくつもりですが。

という、お知らせでした。

これからも来てくんさい。

アイドル雑記帳 河合奈保子「ムーンライト・キッス」

2007-08-20 21:51:51 | アイドル

河合奈保子「ムーンライト・キッス」(1981)

名古屋は相変わらずの猛暑日続き。
「天然コケッコー」を見ている間は、まさにそよ風が吹いていて、心地よいのですが、現実に戻れば、「いいかげんにしんさい!」と言いたいぬくさ。(暑さ、というと、気持ちまで暑くなるけーのー。)

まあ、そんな雰囲気を吹き飛ばすには、やはり、この人の弾む歌声でしょう。
奈保子ちゃん(と言っても、私よりは2つお姉さんなんですが)の6枚目のシングルです。
「17才」「スマイル・フォー・ミー」とヒットさせたあとの曲、大爆発する、はず、でした・・・。
ところが、この曲を出した翌月、NHKで舞台から落ちて腰に大怪我をしてしまい、その年の秋は、入院・治療ということになってしまいました。ということで、この曲、TVなどで生で歌うことはほとんどなかったんだと思います。
そうそう、確か、そのあと、復帰してきたときは、コルセット巻いてます、と言ってました。でも、それでも、あの笑顔は変わってなくて、そのけなげさに、胸打たれた当時のkosuke少年でありました。

まあ、そんなエピソードもありのこの曲ですが、「スマイル・フォー・ミー」の路線を引き継ぎ、アップテンポで、ポップで明るい、弾むような曲です。
♪Don‘t, don’t, don‘t, don’t, don‘t you know 不思議な胸さわぎ・・・という出だし&サビの部分が、ノリノリです!
でも、たんにリズムに乗って、歌うだけじゃないのが奈保子ちゃんのすごいとこ。聴かせる部分はちゃんと聴かせます。歌唱力は、そのへんのアイドル歌手とは格が違いましたからね。
♪違うわ 違うわ ふるえてるのは 秋の気配の 潮風が 冷たく 冷たく 通り過ぎるから・・・っていうところなんか、きれいに聴かせてくれてます。
なのに、その間のパートの
♪ねえどうしたの 何故黙っているの・・・というところ♪何故を、ちょっとかわいく、語尾を上げてみたりと、いろんな面を聴かせてくれてます。

そうですね、私も、本命なき(って、ホントはいますよ!)アイドラーとして、どうでしょう、これまでかなりのアイドルについて書いてきてますが、「歌えるアイドル」№1を選べといわれたら、文句なし、1位指名は奈保子ちゃんで決まりでしょう。(中森明菜ちゃんがいますが、明菜ちゃんは、デビューしたときはアイドル扱いでしたが、彼女はシンガーでしょう、ということで、奈保子ちゃんに軍配!なんじゃ。)
まあ、その奈保子ちゃんも、後にはアーティスト色が強くなっていくんですけどねえ・・・。
で、このジャケットですが、この笑顔に癒された少年(およびオヤジ)は数知れないでしょう。当時のはやり(?)でもある八重歯もばっちり決まってます。くりっとした瞳がたまりません。で、で、で、このジャケット写真では意識的にか無意識的にか、見えていませんが、ご存知のとおり、この切れてる下には、立派なお胸をお持ちだったわけですね。
そういえば、私が東京へ行った際必ず寄る、神田の写真集専門店があるのですが、そこでは、昔私が持っていた奈保子ちゃんの写真集(たしかタイトルは「ときめきのメッセージ」)が、すごい高値で売られてます。値段は忘れましたが、ちょっと買えないなあ、という値でした。もちろん、水着満載!でも決してエッチじゃない!そう、健康的な水着姿なんです。そんなことを思い出すと、あの時代の空気と今の空気は、確かに違うなあ・・・。
まあ、そんなこと言っても始まりません。

で、その奈保子ちゃん、いまやお子さんが二人いる、お母さんです。さぞかし、かわいいお母さんなことでしょう。
でも、つい最近、自作自演(ピアノ)のCDを出したり、まだまだ現役、というところを見せてくれてます。そうですね、同時期のライバル、松田聖子さんだって、まだまだバリバリやってますからね。
近い将来、奈保子ちゃんの、大人の歌声を聴いてみたいものです。





天然コケッコー(その4)

2007-08-19 15:15:12 | 夏帆

名古屋は今日も暑いです。
エアコンのない我が家は、この時期、昼間、部屋にいるのは不可能・・・じゃけん、いつもどこかしらへ出ています。
かといって、ちょうど給料日前で、あちこち買い物というわけにもいかんけーのー・・・ということで、今日も映画館へ。
(すみません、前置き長かったですが、単に天コケが観たくてしかたなかっただけです、はい。)
とうとう、今日で5回目となりました。
もう、次のシーンがあらかじめ浮かんできますね、さすがに。
でも、全然観飽きるということがないです。

ちなみに、今日は、夏帆ちゃん演じるそよちゃんのおさげに結んだのゴムに注目してました。ゴムについている玉の色が、日によって違ったりしてて、また、それがだんだん後半になるにつれ、玉つきじゃないものに変わっていったり・・・まあ、そんなことも、注目してみると、楽しいものです。
それに、なんといっても、そよちゃん=夏帆ちゃんの、おさげ姿が、あまりにかわいいけんのー。夏帆ちゃん、もともと、きれいなまっすぐの黒髪じゃけん、おさげも似合うんじゃのー、これが。

ストーリーということでは、私はくらもちさんの原作のまんがは読んだことがありません。かわりに、と言ってはなんですが、写真の、下川香苗さん作の映画のノベライズ版を買いました。これは、映画の中の、そよちゃんの語りの部分は、情景描写になってますが、セリフはほとんど映画どおりです。島根弁、というのか、石見弁というのか、その練習にもなって、重宝しちょります。
(ちなみに、ノベライズ版についていた下の写真は、映画本編のシーンではありませんが、二人、いい笑顔じゃのー)

でも、ここまでハマったんだから、映画鑑賞が落ち着いた頃(って、いつごろ落ち着くんじゃろーか?)、まんがも読んでみたいですね。

ちなみに、このノベライズ版、最後にくらもちさんのあとがきがあるんですが、これがまた、素敵なあとがきになってます。
また、出演者のインタビューなんかもついてるし、映画のシーンのスチール写真もところどころに入っていて、映画を観た人には、あのシーン・このシーンがよみがえるじゃろうし、映画を観てない人には、想像力に訴えて、素敵な映画だなあと思わせることじゃろう。オススメじゃけー。

「天コケ」を8月11日に初めて観て以来、これで、4日通って5回観覧。これまではお盆休みもあり、集中して行けましたが、来週からは通常のカレンダーに戻りますから、行けても週末ごとになるんでしょう。
果たして、来週末も観に行きたくなるんじゃろーか?

ちなみに、今日はレンタルで借りた、夏帆ちゃんが出てる「ガメラ~小さき勇者たち」を見る予定です。
また、来週発売予定の「ケータイ刑事 THE MOVIEⅡ」も、早速買って観るつもりです。

私と夏帆ちゃんと、そして天コケの夏は、まだまだ続く予感です。


アイドル雑記帳 南野陽子「NANNO SINGLES」

2007-08-19 00:03:47 | アイドル

南野陽子「NANNO SINGLES」(1988)

お盆休み以来、「天コケ病」にかかっていたんですが、ちょっと社会復帰しなければ・・・と思っていたら、スカパーで「スケバン刑事Ⅱ」やってました。麻宮サキ役は当然、ナンノちゃん。ということで、今回はナンノちゃんの初期のベスト盤です。
ナンノちゃんについて書こうと思い、調べてみたんですが、やはり、80年代を代表するアイドルだなあ、と、あらためて思ってます。
でも、デビュー当初は、どちらかと、B級アイドルでした。まあ、B級は言いすぎですが、当時私が愛読していたB級系アイドル雑誌の「SUGAR」に、よく出てましたからねえ。

それはともかく、ナンノちゃんの印象は、“お嬢様!”って感じでしたね。美少女っていうアイドルは、山ほどいるんですが、ナンノちゃんの醸し出すお嬢様の雰囲気は、他の追随を許さなかったですね。
その後、ヤングマガジンで特集されてメジャーとなり、スケバン刑事Ⅱへの出演・・・と、先代麻宮サキの斉藤由貴ちゃんと同じ道を歩んだことになりますね。

で、今CD聴きながら書いてるんですが、決して悪く言う意味ではないんですが、歌はちょっと・・・ですね。まあ、ある意味、ビジュアル先行型アイドル的とも言えますね。だいたい、かわいいコがみんな歌がうまいなんてことはありませんからね。
ちょっと、踏み込んで書くと、声の音域がかなり狭い。あと、声に伸びがないですかね。
なんで、バラード系とか、ミドルテンポでも渋めの曲だと、弱点がもろに出てしまっちゃいます。
ただ、その弱点をうまく生かした曲もあります。この辺が非凡なところなんですよね。
たとえば、7枚目の「話しかけたかった」とか10枚目の「はいからさんが通る」11枚目の「吐息でネット」なんかは、声の感じをうまく使って、かわいく仕上がっていて、安心して、かつ、楽しく聴けます。
そう、声がかわいすぎるんですよね。今ちょうど「話しかけたかった」が流れてるとこです。
ナンノちゃんの、こういうかわいく歌う曲は好きです。まあ、そんな歌ばかり歌うわけにはいかなかったようですけど。

さっき、お嬢様って書きましたが、そういう意味では、なんでナンノちゃんが2代目スケバン刑事なんだろうと思いますね。もっと、かわいい役どころのドラマの方が・・・って思うのですが、しかし、スケバン刑事Ⅱは、そのミスマッチがよかったと言えなくもないですね。こんなお嬢様が、啖呵切って、ヨーヨー投げて戦うんですから。それに、よく、前転とかしてましたよね。

で、ナンノちゃんのアイドル歴上の位置づけ的なことを言うと、いわゆる「おニャン子バブル」に飲み込まれずに、80年台後半まで存在感を保ち続けた、数少ないアイドルだっていうことですね。普通の女の子的アイドル路線を掲げたおニャン子に対し、ナンノちゃんは、伝統的美少女路線で真っ向から勝負して、まあ勝ち負けはともかく、しっかりと足跡を残したわけですから、すごいアイドルですよね。

ナンノちゃん、私とは2つ違いなんですが、今でも若いです!何年か前、ナンノちゃんが30代ちょっと過ぎくらいの時に出た、「ザ・ベストテン」の同窓会のような番組で、「はいからさんが通る」を歌ったの観たんですが、そのまま、アイドルやっても通用するんじゃないの、というくらいかわいかったのを覚えてます。
さすがに、もう40近いですから、それなりにはなってますが、かわいく歳を重ねてるのを観ると、なんかほっとします。

かくいう私自身は、当時、ナンノちゃんを特別好きだったというわけではありませんが、下宿に入り浸っていた大学の同級生で、ナンノちゃん大ファンのやつがいて、ナンノちゃん話をよくしていたのを思い出します。
だから、ナンノちゃんは私の大学時代の思い出とリンクされるアイドルなんですよ。

これからも、味のある女優さんとして、活躍をお祈りします。


天然コケッコーその3・・・主題歌「言葉はさんかく こころは四角」

2007-08-16 22:28:59 | 夏帆

天然コケッコー」その3

今日は、主題歌「言葉はさんかく こころは四角」にからめた一篇を。
これまでに、私のブログに来ていただいた方には、今さら言うまでもないでしょうが)わしは、いわゆる、はやりの音楽というものに、絶望的に疎いんじゃ。
かろうじて、昔ハマっっちょった名残で、イギリスもののポップスには、若干、興味があって、思い立ったら,CD買うちょうた、なんてこともあるんじゃが、このブログを初めてからちゅうもの、音楽の仕入れ先はもっぱら中古レコード屋、買うアイテムはアイドルもの、特に80~90年代のアイドルものばっかじゃけん、はやりもんの音楽は、せいぜい、スカパーで音楽番組をBGMに流してるときに聴くくらいなもんじゃ。
そげなわけで、この「くるり」ちゅうバンドなんかユニットなんか知らんが、この人たちのことも、よう知らんけーのー。
とはいえ、映画本編ば4回観たわしじゃ、この曲は常に頭ん中ば駆けめぐっちょるんよ。、

曲の詳しい感想はさておき、この主題歌と夏帆ちゃん演じるそよちゃんのからみ、これがなんとも言えん、いいタイミングなんじゃ。
ストーリー的にはあまり問題ないじゃろけー、ズバリ書くけんど、この曲のイントロの入りのドラムの3連打の合図で、高校生の制服着たそよちゃんが、息吹ちゃんやあっちゃんに呼ばれて、そっちの方へ走っていく、というシーンにつながるわけじゃが、そん時のそよちゃんの走り方が、それまで、何度も出てきたそよちゃんの走り方と全然違うんじゃ!それまでは、子供っぽい、ばたばた走りだったのが、高校の制服着たせいか、女の子っぽい走り方になっとるんじゃ!しゃなり、しゃなり・・・っていう感じじゃあの。
わしは、この、そよちゃんの走りの変化が、すごく気にいっちょるんじゃ。
一度は消えてなくなってしまうかもしれんと思うちょった大沢君との・・・おっと、ここから先は、ストーリーの大事なところじゃけえ、書けんけえ。許してくんさい。

まあ、4回も観れば、そんな、そよちゃんの走り方の違いとかまで、よーくわかるんじゃ。
でも、このシーンって、その前の、この映画最高の胸キュンのシーンから続くシーンじゃけん、その流れの中で入ってくる、この曲の印象は、強烈なんじゃあ。

そんな、印象的なシーンで流れる、この「言葉はさんかく こころは四角」、ジャケット写真まで天コケバージョンじゃし、中に使ってる写真もそよちゃんやし、裏面はニワトリのコッコの写真。曲自体は、ちょっと前に出たアルバムの収録曲らしいんじゃが、映画公開に合わせ、シングルバージョンをリリースしたもんらしい。
くるりのことを知らんでいうのもなんなんじゃが、このシンプルなリズムとメロディ、そして歌というより語りのようなヴォーカル、この雰囲気は、そよちゃんたちの住む町の空気に見事に馴染んじょると思うんじゃ。
映画の主題歌って、案外、とってつけたものが多いような気がしちょったんじゃが、今回ばっかしは、はっきり言って、参りました。エンドロールが終わるまで、席を立ちたくない気分じゃったのは、久しぶりじゃけんのー。
最後にひとこと言わせてくんさい。
くるりさん、おおきに。