kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

うしろゆびさされ組「バナナの涙」と共通一次試験

2008-01-20 22:04:19 | おニャン子クラブ

うしろゆびさされ組「バナナの涙」と共通一次試験

今日で、今年の大学入試センター試験が終わったようです。
歳のせいか、最近、昔のことをよく思い出してしまうので、それをこのブログに書いたりしているわけですが、当時、共通一次試験と呼ばれていた、現センター試験で思い出す曲というと、この「バナナの涙」しかありません。(ちなみに、この曲はw回目の登場です。)

私にとって、3回目の共通一次は、1986年1月25,26の2日間。1回目(現役時)の会場は長崎大学、2回目は九州大学、そして、最後となった3回目は、今はなき福岡の老舗予備校、水城学園でした。水城学園といえば、福岡の方には有名ですが、天神からこの予備校(近くにもうひとつ、九州英数学館という予備校もありました)へ続く通りは「親不孝通り」と呼ばれています。私の通った予備校はその2つとは違いましたが、親不孝には変わりないですからね。3回目で終わってよかったなあ、とつくづく思います。

で、この試験の直前の1月21日にリリースされた、うしろゆびさされ組の2曲目のシングルが、この「バナナの涙」であります。
地元福岡で「夕ニャン」の放送が始まったのは、この年の1月27日、共通一次の翌日だったんです。つまり、この曲は、最初はレコードでしか聴けなかった(つまり、映像を観ていなかった)んです。でも、当時すでにおニャン子ファン(雑誌情報や、TVの歌番組などで、ハマっていました)だった私は、最新のこの曲をテープに録り、ウォークマンで聴きながら、共通一次の最後の仕上げをやっていた、そんな思いでの曲なのです。
特に、うしろゆびの二人はお気に入りだったこともあり、あのころのわたしには、「共通一次が終わった翌日には夕ニャンが観れて、バナナの涙も観れる!」というのが、大きなモチベーションになっていました。

しかし、この曲のほんわか度というか、ゆる~度というか、なんともいえない、力抜け加減は、それなりにピリピリしていた当時の私にとっては、精神安定薬のような効果があったと記憶してます。聴いていると、思わず微笑んでしまう、そんな素朴なメロディと、バナナを擬人化した、思わず笑ってしまう詞。秋元-後藤コンビの傑作アイドルポップスです。

歌っていた二人は、おニャン子解散後もソロで活動していましたが、高井麻巳子ちゃんは秋元氏の奥様に、そしてゆうゆこと岩井由紀子ちゃんは、芸能界での恋愛→破局というつらい思いをしつつ、今は普通の方の奥様です。
特に、高井麻巳子ちゃんは、「うしろゆび」的なお子ちゃまポップス路線はあまり好きではなかったようなので、この曲もあまり好きではない1曲なのかもしれません。
でも、当時のファンにとっては、あの、♪バ~ナ~ナ~の~な~みだ~・・・・っていう時の、あの振り付けは、忘れようにも忘れられないんじゃないかなあ、と思うんです。

そういえば、最近、モーニング娘。のレギュラー番組の視聴率が1%を割ったっていうニュースがありました。おニャン子とモー娘。。セールス、インパクト、いずれもモー娘。に軍配が上がり、当時おニャン子ファンであったつんく氏が目指した、おニャン子を超える女の子アイドル集団の夢はトータルとしては達成されたのでしょう。

でも、今から20年後、元モー娘。ファンがどれほどモー娘。の曲を懐かしく聴くかなあ?(ちなみに、私も、元モー娘。ファンでした。)モー娘。は確実に時代を作りました。おニャン子は旋風のまま幕を引きました。そういう意味では、おニャン子のはかなさみたいなものは、郷愁を誘うという意味では、モー娘。を上回ったのかもしれません。

センター試験から拡散して、こんな話になってしまいましたが、受験生の皆さんは、これからが本番です。アホな先輩ではありますが、若い皆さんが、試験でじるよくを十分発揮できることを、陰ながら応援します。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿