kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

斉藤由貴ちゃんデビュー25周年記念!DVD BOX!

2009-09-27 23:08:49 | 斉藤由貴

今年がデビュー25周年ということで、なんと斉藤由貴ちゃんの12枚組のDVDが出ました!ということで、迷わず購入!(さすがに、ちょっと値段は張りましたけど・・・。)

しかし、12枚組というのがすごいです!イメージDVDありライブ映像あり、「スケバン刑事」のメイキングあり・・・と貴重な映像のてんこ盛りですからね。

まだ少ししか観てないんで、細部については追い追い書いて行きたいと思いますが、真っ先に観たのが、由貴ちゃんからの「Greetings from Yuki Saito」です。これは、”現在”の由貴ちゃんから、このDVD BOXを買ってくれた人へのごあいさつが収録されているものなんですが、そのあとに特典映像がついてまして、それが、なんと、由貴ちゃんのデビュー曲「卒業」のレコーディングシーン映像!!一応、前にカメラがあるのはわかっている状況で歌ってはいる感じではあるのですが、とにかく、真正面にある動かないカメラをまっすぐ見つめながら歌っている映像って、変化がないぶん、すごいインパクトです!あたかも、自分を見ながら歌ってくれてるかのような錯覚を起こしてしまいます!着てる服も、普段着っぽいところが、いかにもレコーディング現場って感じが、臨場感大アリですしね。しかし、なんと初々しい由貴ちゃんでしょうか!特に、このDVD BOXには、初期の曲のライブ映像がない(ライブ作品としては1989年以降のものしかありません)ことからしても、ある意味、レコードデビュー前の映像なわけですから、貴重度は計りしれません!

私、由貴ちゃんファンを自称してはいるものの、映像資産はあまり保有してなくて、しいて言うなら、由貴ちゃんがいちばんかわいかった頃のドラマ「あまえないでよ」の録画ビデオがあるくらいです。そういう意味では、さっき書いた「卒業」のレコーディングシーンも含め、デビュー間もない頃のイメージ映像作品を手に入れられたというのは、なんともうれしいことです。

ともかく、しばらくの間、由貴ちゃんの映像に癒してもらえるなんて・・・こんな素敵なDVDを企画してくれた関係者の皆様に感謝です!

斉藤由貴ちゃんデビュー25周年記念!POETIC Live1986

2009-09-18 22:30:55 | 斉藤由貴

斉藤由貴ちゃん、今年でデビュー25周年になるんですね。25年前・・・私は19歳の浪人生でした。そうそう、彼女がデビューしたのは間違いなく、私の浪人1年目でした。当時の私のお気に入り№1は富田靖子ちゃんでしたし、№2は原田知世ちゃんでしたが、その年の新人だった由貴ちゃんにはすごく魅かれてた記憶があります。レコードをレンタルしてカセットテープに録音したデビュー曲「卒業」を何百回聴いたことか・・・。

そんな由貴ちゃんの、デビュー25周年を記念して、CDの復刻盤やDVDボックスなどが出てます!そして、今回の記念盤としてリリースされたのが、1986年の由貴ちゃんの20歳の誕生日に、あのNHKホールで収録された、この「POETIC Live 1986」です。
私、由貴ちゃんのCDはほとんど持ってるんですが、そういえば、ライブ盤ってなかったかな・・・いや、出てたのかもしれませんが、私は持ってませんでした。
なので、このライブ盤は、存在を知ってすぐ購入しました。

これ、ホント、たまりません!こんなライブ音源があったということに感謝!そして、その貴重な音源をHQCDという、高音質のCDでリリースしてくれた関係者の皆様に感謝!

1986年9月のライブですから、それまでにリリースしたアルバムは「AXIA」「ガラスの鼓動」の2枚。シングルでは「卒業」「白い炎」「初戀」「情熱」「悲しみよこんにちは」「土曜日のタマネギ」「蒼空のかけら」の7枚です。いわば、初期斉藤由貴ちゃんの集大成的なライブなわけですが、このライブ盤、選曲も演出も歌も音も、素晴らしすぎなんです!

まずは、DISC1ですが、オープニングは「ガラスの鼓動」から由貴ちゃん作詞の名曲バラード「月野原」。しびれます!続いては、初期由貴ちゃんの代表曲といってもいい「悲しみよこんにちは」!由貴ちゃんの曲の中で私が最好きな曲です!それに続いて、「青空のかけら」のカップリングの「指輪物語」をはさんで、「ガラスの鼓動」から「パジャマのシンデレラ」と「コスモス通信」。もちろん、ファンにはおなじみの曲です!でもって、このあたりで、曲間に由貴ちゃんの”お話”が挿入されていて、これがまた、たまりません!まさに、ポエティックな世界に引き込まれてしまいます。

そして、前半のクライマックスは、「初戀」「卒業」「情熱」「白い炎」のシングル4連発!どれも珠玉の名曲なんですが、やはり「卒業」を聴くと、背中がゾクゾクしてしまいますね・・・。ここでDISC1は終了。

前にも書いたかもしれませんが、由貴ちゃんの歌声って、独特の”艶”があるんですよね。決して美声というわけでもないし、歌が抜群にうまいわけでもない(と言っても、80年代アイドル歌手の中では、しっかり歌えてる方ですが)んですが、なんというか、CDで聴いても、すごく臨場感がある声なんですね。そして、普通にしゃべる時の声の延長線的な歌声なので、由貴ちゃんの映像としゃべりと歌声がイメージとして一体化する感じがするんですよね。

ここまで聴いて、これだけでも十分っていうくらい感動してしまったんですが、さらにもう1枚あるなんて・・・このCDっていったい何者?って感じですよ、まったく。それでもって3200円!由貴ちゃんファンはもちろんですが、そうじゃなくても、昔、由貴ちゃんの声とか、歌にちょっとでも魅かれた方、このCDは絶対買いです!


で、私としては、次回、DISC2について、またあらためて書きたいと思ってます。

斉藤由貴「悲しみよこんにちは 21st century ver.」続編

2008-02-26 20:41:58 | 斉藤由貴

斉藤由貴「悲しみよこんにちは 21st century ver.(2007)・・・続編

昨日はこのミニアルバム全体について書きましたが、今日は勝手に好き放題書きます。

第一に、私、このアルバムの表題曲「悲しみよこんにちは」が、異常に大好きです!アイドルポップスの中で、1曲しかあの世に持って行けない、と言われたら、絶対これです!そりゃ、好きな度合でいえば、富田靖子ちゃんやおニャン子クラブや原田知世ちゃん、ちょっと古めでは薬師丸ひろ子ちゃん、松本伊代ちゃんや伊藤つかさちゃん、河合奈保子ちゃんなど、最近では市川由衣ちゃんもいますが、そんな歴代アイドルの数々の名曲の中でも、やっぱりこの曲が好きですね。

で、どういうふうに好きか、というのは、やっぱりオリジナルのレコードレビューの時にじっくり書きたいんで、今日は、今回セルフカバーされたヴァージョンについて書きます。
まず、良し悪しはともかく、さすがに声の張りは、オリジナルに比べれば落ちてますね。そりゃ、20歳と40歳じゃ、仕方ないところです。ところが、張りが抑えられたことで、声に落ち着きが出ていて、1フレーズ1フレーズ、大事に、優しく歌ってる感じが、すごくいいんです。まったりと聴き入ってしまいます。このあたりが、由貴ちゃんマジックなのかもしれません。秘密は、やっぱり、あの“声”ですね。低すぎず、高すぎず、透きとおりすぎず、濁りすぎず・・・そして、時々微妙な響きかたをする・・・そんな不思議な声、この声にハマってしまった人は、もう、抜け出せないでしょう。

でもって、このCDにはおまけとして、「悲しみよこんにちは」のクラブミックス風のリミックスヴァージョンが収録されてます!ずばり、ジーパン刑事風に「何じゃこりゃ!」と叫びたくなるようなアレンジですが、まあ、21世紀風といえば、こうなるのかもしれません。歌はまぎれもなく由貴ちゃんの声ですから、素直に聴けば、楽しめます、というか、笑えます!この企画、由貴ちゃん自身どう思ってるかわかりませんが、こういう遊びもたまにはいいでしょう。これを考えた人には脱帽ですね。

さらに、「悲しみよ・・・」「夢の中へ」「白い炎」「家族の食卓」のインストゥルメンタルも入ってるんですが、アレンジがアコースティックですから、BGMにもオススメです。
私は、これを勉強の合間にでも使おうかと思ってます。

といった感じのこの21世紀ヴァージョン、楽しめるミニアルバムでした。
由貴ちゃん、健在!というところでしょうか。
いつも言うんですが、由貴ちゃんは私とはほぼ同級生ですから、いまでもこうして元気に活躍してくれるのを見ると、オレも老けこんじゃいかんな、といつも自分を叱咤しています。
そんな由貴ちゃんのこれからの活躍に期待です。

斉藤由貴ちゃんの歌が好き・・・「悲しみよこんにちは21st century ver.」

2008-02-25 21:50:51 | 斉藤由貴

斉藤由貴「悲しみよこんにちは 21st century ver.(2007)

収録曲
・悲しみよこんにちは
・夢の中へ
・白い炎
・家族の食卓
・悲しみよこんにちは/夢の中へのリミックスヴァージョン
・上記4曲のインストゥルメンタル

以上、10曲入りのミニアルバムです。

斉藤由貴ちゃんという人は、ほんと不思議な人だと思います。ちまたでは、宗教的な面からとかで、変わった人と見られてる部分もあるようですが、そういう意味ではなくて、なんというか、自然体なんだなあ・・・とつくづく思いました、このCDを聴いて。

「夢の中へ」は、まあ由貴ちゃんのアイドル時代としては全盛期の後半の曲ですが、「悲しみよ・・・」と「白い炎」は、まさにバリバリのアイドルだった頃の曲です。それを、40になって、セルフカバーするとは・・・ファンの私でも思いもよりませんでした。でも、由貴ちゃん、歌うことは好きなんですよね。で、きっと好きな歌を選んだらこの4曲だったんじゃないかな、と想像してます。まあ、セールス面を考えても、この選曲は当たりだとは思いますが・・・。

なんといってもたまらないのは、この4曲、すべてアコースティック・ヴァージョンなんですね。「悲しみよ・・・」は、私の大好きな曲ですが、もともと軽やかなメロディなんで、アコースティックな音がよく似合ってます。度肝を抜かれたのは「白い炎」でしょう。もともと、アップテンポだったこの曲がアコースティックにアレンジされ、バラード調になってます!ここまでやると、まったく別の曲ですね。渋い曲です。「夢の中へ」の方は、原曲はダンサブルな感じだったのが、21世紀ヴァージョンでは、雰囲気はボサノヴァ風なんですが、ストリングスが利いていて、しっとりしてます。「家族の食卓」はシングルカットされなかった名曲ですが、これはもともとアコースティックなバラードですから、違和感は少ないですが、メインの音が、原曲ではギターだったのが、21世紀ヴァージョンではピアノソロになって、さらに心に沁みる曲になってます。

うーん、まだまだ書きたいことがあるんですが、長くなるので、今日はこのへんで終わります。また明日、カナ?

斉藤由貴ちゃんの歌が好き・・・「チャイム」

2008-02-23 22:35:43 | 斉藤由貴

斉藤由貴ちゃんの歌が好き・・・「チャイム」(1986)

由貴ちゃん3枚目のアルバムです。デビュー2年目、絶好調の頃のアルバムですね。

しかし、このアルバムは由貴ちゃんの数あるオリジナルアルバムの中でも、名曲揃いの名盤です!
翌1987年に、シングル曲を除いた13曲入りスペシャル・コンピレーション・アルバム「YUKI‘S BRAND」を出しているんですが、その中に、この「チャイム」から「予感」、「いちご水のグラス」、「アクリル色の微笑」、「あなたの声を聞いた夜」の4曲が選ばれています。この4曲、どれも名曲ですからね。

さらに、このアルバムには、アイドルポップスの名曲中の名曲「悲しみよこんにちは」も収録されてます!

そのほか、シングル曲「青空のかけら」や、「指輪物語」「ストローハットの夏想い」「つけなかった嘘」「水の春」「自転車に乗って」「SORAMIMI」を収録。
「SORAMIMI」は谷山浩子さん作品ですね。

また、全12曲中、「予感」「いちご水のグラス」「アクリル色の微笑」「あなたの声を聞いた夜」の4曲は、由貴ちゃんの作詞です。

私、当時、このアルバムをテープに録ったものを、相当聴きましたよ。めちゃくちゃ好きな作品でした。でも、レコード(当時はまだレコードが主流でしたから)は買ってなかったんですね。なぜなら、当時はおニャン子関連グッズに投資が集中していたもんで・・・。
で、最近、思い出して、中古CD屋で購入したんですが、1度聴いて、全曲、すぐ思い出しましたね。

個人的には、この中ではマイナーかもしれませんが、別れの歌なんだけど、元気出そうね!っていう感じで、弾むような軽快なリズムの「水の春」が好きですね。エンディングの部分の♪La lalalala・・・・・というところがきれいですね。
あと、谷山浩子さん作詞の「自転車に乗って」は、コミカルなメロディにメルヘンチックな詞が乗ってて、楽しい曲です。

ってな感じで、このアルバムは、どこを聴いてもハズレなしという作品です。
そもそも、由貴ちゃんの声が好きな人にとっては、どの作品も素敵に聴こえてしまうのでしょうが・・・。
由貴ちゃんは私と同年代。まだまだ女優としてもがんばってほしいし、できれば時々は歌も歌ってほしいですね。
最近、セルフカバーのミニアルバム出してますよね。私はまだ聴いてないんで、近々手に入れて、今の由貴ちゃんの歌を聴いてみたいですね。


斉藤由貴ちゃんの歌が好き・・・「AXIA」

2008-01-26 15:32:10 | 斉藤由貴


斉藤由貴「AXIA」(1985)

由貴ちゃんのデビューアルバムです。
1.卒業(言わずと知れたデビュー曲!)
2.石鹸色の夏(2枚目のシングル「白い炎」のB面) 
3.青春(「卒業」のB面)
4.フィナーレの風 
5.AXAI~かなしいことり~ 
6.白い炎(2枚目のシングルにして、元祖スケバン刑事のエンディングテーマ)
7.上級生 
8.手のひらの気球船 
9.感傷ロマンス 
10.雨のロードショー 

というランナップです。
しかし、デビュー間もないにもかかわらず、歌唱力がある上に、声に深さがあって雰囲気も抜群ですね。これは天性のものなんでしょう。

このアルバム、いきなり、あの、アイドルポップス史上最高級にインパクトのあるイントロで始まるんですね。まあ、「卒業」についてはここでは書かずにおきましょう。あまりにも有名すぎますしね。

作家陣を見てみると、作曲に天野滋さんが2曲(「フィナーレの風」「感傷ロマンス」)クレジットされてます。天野さんは故人ですが、昔、私がまだ中学生でしたから1970年代に活躍していたフォークグループ「NSP」のリーダーだったんですね。確かに、渋めの曲です。特に「フィナーレの風」はいいです!
1曲だけ「雨のロードショー」が、来生姉弟の作品です。
あと、「AXIA」は詩人で写真家でもある銀色夏生さん作詞作曲です。これは単調で明る目なメロディに、ちょっと切ない歌詞が歌われていて、そのギャップがいいですね。
そして、2枚目のシングル「白い炎」の作曲は、あの、「安全地帯」の玉置浩二。これはスケバン刑事のエンディングということで、詞、曲ともにスケバン刑事をイメージして作ったかなあ?という感じがします。音づくりもアイドルポップスにしてはややハードですし。(このあたりはプロデューサーの武部聡志さんのさじかげん、というところなのでしょう。)

全体としては落ち着いた曲が多く(まあ、由貴ちゃんのイメージだとそうなるんでしょうけど)、アイドルのデビューアルバムにしては、インパクトはないんですが、それは由貴ちゃんらしくもあるし、なんといっても名曲「卒業」を含んでるわけですから、この1曲だけでも十分インパクトあり、とも言えますね。
今日は、そんな由貴ちゃんのデビューアルバム「AXIA」を聴いてみました。



斉藤由貴ちゃんの歌が好き・・・「MAY」

2008-01-16 21:37:01 | 斉藤由貴


斉藤由貴「MAY」(1986)

最近、このブログの時間が、現在に片寄ってる気がするんで、私の主要テーマである、「80~90年代アイドルの再発見」の方に、時計の針を少し戻します。

斉藤由貴ちゃん(今や、“ちゃん”づけするのは失礼なくらい、大人の女優さんになってますが・・・)。たぶん、曲を聴いた回数という意味では、私にとっては第1位のアイドルではないかと思います。熱烈に好きだったのは、ドラマ「あまえないでよ」の頃くらいなんですが(そのころ、私のメイン・アイドルはおニャン子クラブでしたから)、その後も細く・長くずっと好きだったなあ、と思います。

でも、レコードやCDは、だいたいがレンタルでした・・・特に、学生時代は経済的にも楽ではなかったですから・・・。でも、シングルに関しては、ほとんどすべての曲を聴いていたと思います。で、最近、コツコツとCDやらレコードやらを集めているところです。

で、この「MAY」ですが、由貴ちゃん8曲目のシングルにして、谷山浩子さん作曲の傑作バラードです。元おニャン子で現秋元康氏の奥様である高井麻巳子ちゃんと共演した映画「恋する女たち」の主題歌でもありますね。1986年の作品ですが、86年というと、由貴ちゃんがNHKの朝ドラ「はね駒」で、お茶の間のアイドルとして大ブレイクし、暮れの紅白では、紅組キャプテンをやりながら、自身「悲しみよこんにちは」で歌手としても出場した年ですから、まさにアイドル絶頂期ですね。

この曲は、特に、由貴ちゃんの声が強調されてるアレンジで、この声が好きな人にはたまらない1枚です。谷山さんらしい、ふんわりしたメロディに、武部聡志さんの癒しのアレンジが効いていて、思わず惹きこまれてしまいます。由貴ちゃんの歌は、ドラマを見ているような感じがしてしまうから不思議です。その不思議さ故に、何回も聴きたくなってしまうのでしょうか。“ほっ”としたいときにはもってこいの1曲です。

ちなみにB面の「追い風のポニーテール」は、弾んだ感じのさわやかな曲で、こちらはいかにも的アイドルポップスですね。曲調的には、名曲「悲しみよこんにちは」っぽいでしょうか。こういう感じの曲の時には、かわいい感じのヴォーカルを聴かせてくれるんですね。A面の「MAY」とのギャップが魅力です。

最後になりますが、ジャケットでおでこを全開にしてます!なかなか、珍しいカットですね。全体的に、ポートレートとして見事な写真です。
で、ジャケットの延長としてついていたポートレイトの方も、きれいですね。こちらはちょっと大人っぽい感じです。やっぱり、由貴ちゃんはかわいいですよ。
今年は、ちょっと多めに登場してもらおうかなあ、と思ってるところです。アイテムだけはたくさん持ってますからね。




アイドル雑記帳 斉藤由貴「青空のかけら」

2007-08-23 23:20:41 | 斉藤由貴

斉藤由貴「青空のかけら」(1986)

私のアイドル遍歴は、2年間費やした浪人時代の思い出と、密接につながっています。
そういう意味で、その頃デビューし、その後ずっと好きだったアイドルに、斉藤由貴ちゃんがいます。彼女のデビューは1985年。私の浪人2年目です。まあ、立場は苦しかったですが、浪人生って、案外時間はあるもんなんですよ。立ち読みも含め、当時のアイドル系雑誌はほとんど読んでましたね。

そんな中、颯爽と登場した斉藤由貴ちゃん。デビュー前からCMで話題をさらっておいての、満を持してのレコードデビュー。しかもそれが名曲「卒業」。一気にトップアイドルへ上りつめました。

で、今回取り上げるのは、デビュー2年目、歌手として全盛期の由貴ちゃんの曲の中では、もしかしたら最も認知度が低いかもしれない「青空のかけら」です。
作詞:松本隆、作曲:亀井登志夫、編曲:武部聡志による、明るいポップチューンです。
比較的渋めの曲が多い由貴ちゃんにしては、めずらしく、全編明るい曲です。
イントロ部分と、後半の間奏部分では、タップダンスの音など入っていて、思わず体が動いてしまいます。
で、この曲に限らないんですが、由貴ちゃんの曲は、演奏音が押さえ目で、由貴ちゃんの声を前面に出してる曲が多く、この曲もそうです。さらに、この曲は、短いフレーズの連続で、リズムも小刻みなので、曲にあわせて歌ってるというより、リズムに合わせてラップしてるって感じもするんですね。

しかし、由貴ちゃんって、いろんな情景をすごく臨場感ある歌で表現できるコだなあと、つくづく思います。歌い方の端々に、“おっ”と思わせるところがあって、ジーンときたり、ドキっとしたりしちゃいます。歌におけるこの演出力は、歌唱力とはまた別の魅力であって、ファンにとっては、単に歌がうまいというよりも、惹きつけられますね。

で、この曲と私の出会いは、何の映画の時だったかは忘れましたが、その時、由貴ちゃん主演の「恋する女たち」の予告が流れて、そのバックにこの曲が流れてたんですね。実際、映画の主題歌は「MAY」だったわけですが、告知をしていた時に出した曲がこの曲だったんでしょうね。でも、その告知の映像とこの曲がすごくハマってた記憶があって、それ以来ずっと、由貴ちゃんの曲の中でも好きな順位は上位の曲です。

で、おまけ、でもありませんが、このジャケット写真が、案外貴重品かなあ、と思ってます。当時、まだまだ健康的体型だった由貴ちゃんが、全身写真で出てます!まあ、すその長いワンピース着てますから、健康的体型はあまりわかりませんが、レコードジャケットとしては、思い切ったカットかな?と。そもそも、アイドルのレコードジャケットで、全身写真って、あまりないですよね。しかも、ポーズも凝っててかわいいです。手首にリボン巻いてたり、おさげ髪にもリボンつけてるし・・・。おさげ・・・もしかして、私、最近、映画「天然コケッコー」で夏帆ちゃんのおさげ姿をさんざん観てしまったんで、その影響でこの曲を選んでしまったんでしょうか?まあ、それはともかく、由貴ちゃんのおさげも決まってます!しかも、全身写真では、お顔が小さくしか見えないのが残念!というファンの気持ちを汲んでかどうかわかりませんが、裏面というか、折り返し部分にはちゃんとアップの写真もありまして・・・。またしてもかわいいです。


ということで、今まで封印していたわけでもないんですが、80年代、私が大好きだったアイドルの一人、斉藤由貴ちゃんについても、ぼちぼち書いていくつもりです。

アイドル雑記帳 斉藤由貴「スケバン刑事」

2007-04-11 23:41:34 | 斉藤由貴



斉藤由貴 祝!スケバン刑事再放送!

スカパーの潜在能力(?)はすごいですね。今週金曜日(13日)と20日の2回に分けて、スカパーの「ファミリー劇場」のチャンネルで、「スケバン刑事」の一挙放送があります。
1984年にミス・マガジンに選ばれ、翌85年に「卒業」でデビューした由貴ちゃん。掲載した写真の写真集「デラックスマガジン いつもそばにいて・・・由貴」は、歌手デビュー前のロケ写真などもある、まさにアイドルデビューしたての由貴ちゃんの写真集です。健康的な水着写真も満載です!これも、私の家宝のひとつです。ホント、かわいいです、由貴ちゃん。
そんな由貴ちゃんは、カップラーメンのCMで早々にテレビデビューはしていたものの、作品として主演したのは、「スケバン刑事」が最初でした。
まあ、あまりにも有名なドラマなので、細かい説明は不要でしょうが、これほど由貴ちゃんのイメージに合わない作品もないだろう、って思いますね。ご本人も、自分のキャリアにおける「スケバン刑事」の位置づけには、釈然としないところがあるとの話もあります。
どちらかというと、体育会系というより文学系の由貴ちゃんが、「てめえら、許せねえ!(若干巻き舌気味に)」と叫んでヨーヨーを投げる。しかも、ストーリー全体がそもそも暗い。普通に考えると、アイドルのデビュー作としてはいかがなものか?という感は強いですね。
しかも、イメージとして、そういう役が似合いそうにない由貴ちゃんが演じるわけですから。(しかし、結果的には、好評だったんでしょう。2代目スケバン刑事の南野陽子は、由貴ちゃん以上にお嬢様アイドルにもかかわらす、この役を演じたわけですから・・・。)
そもそも、由貴ちゃんは、文学的というか哲学的というか、そういうスタンスで女優業に真剣に取り組んでいたので、役にどっぷり入り込むことで、特に映画では数々のすばらしい演技を見せてくれたアイドルです。でも、根は案外お茶目だったと思うんですね。歌番組での司会者とのやりとりとか、1987年ころ放送されたドラマ「あまえないでよ」なんかで見せたドタバタシーンなんかも、すごくハマってたと思うんですよ。
でも、そんなことを思い出せば出すほど、やっぱり「スケバン刑事」はミスマッチだなあと思います。でも、だからこそ、ファンにはお宝作品とも言えるわけなんですが・・・。
ともかく、今週金曜日、1985年のヨーヨーを投げる由貴ちゃんに会える。スカパー様様ですね。