kosukeのきまぐれWORLD

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アイドル雑記帳 おニャン子クラブ「会員番号の唄」

2007-05-10 00:15:18 | おニャン子クラブ

おニャン子クラブ「会員番号の唄」(1986)

この曲に関して、何かを語ることに、何の意味があるでしょうか?
おニャン子クラブの存在がどうでもいい人にとっては、これほどばかげた歌はないでしょう。
おニャン子クラブとともに青春を駆けていた人にとっては、これほど記憶に残るフレーズはないでしょう。
私は、はばからず申し上げて、後者の一員です。でも、敢えて、語らせていただきます。
しかし、実は、この曲って、どうしても寂しさのイメージがセットになってしまうんですね。
(ちなみに、「会員番号の唄には」「続・会員番号の唄」と「続・続・会員番号の唄」と全3パターンありますが、位置づけはいつも同じです。)
それは、この曲が披露されるコンサートでは、必ずだれかが卒業するから、つまり、卒業式の開会宣言代わりに歌われる曲だからなんですね。
まあ、このあたりは、おニャン子ファンには釈迦に説法ですが・・・。
で、この、1曲目の「会員番号の唄」は、南野陽子ちゃん主演の「スケバン刑事」に出演していた、吉沢秋絵ちゃんのセカンドシングル「季節はずれの恋」のB面(しかも、33回転!)に収録されました。
こんな企画を考えたのは、秋元康をおいて他にはいないでしょうが、よくぞここまでやったな、と思います。(秋元氏に対しては、個人的には思うところあるのですが、企画者としては、賛辞を送る私です。)
要は、この曲は、おニャン子が入れ替わり立ち代り、自分の自己紹介を1フレーズづつ歌っていく、というものです。この当時は4番新田恵利ちゃんから33番布川智子ちゃんまで22人いました。(欠番がありましたからね。)
ところで、自己紹介ソングというのは、過去にも案外あるんですね。有名どころでは、元わらべの倉沢淳美ちゃんのデビュー曲「プロフィール」。これは♪1メートル56です・・・なんて、身長の紹介まで歌ってました。ほかにも、淳美ちゃんの自己紹介でいっぱいの曲で、締めは、♪淳美 淳美 呼び捨てにして・・・でした。
ワンポイント自己紹介という意味では、松本伊代ちゃんの「センチメンタル・ジャーニー」の♪伊代はまだ16だから・・・というのもありましたね。
ちょっと脱線しましたが、この「会員番号の唄」は、♪会員番号○番 ○○○○・・・と言った上で、1フレーズ自己紹介していきます。
有名どころでは、なんと言っても渡辺美奈代ちゃんの♪美奈代のミの字はみんなのミ、美奈代のナの字はなかよしのナ、美奈代のヨの字はよろしくのヨ・・・ですかね。
私的にいいなあと思うのは、現秋元康夫人の高井麻巳子ちゃんの♪私の実家は福井県 4人姉妹の自転車屋 どなたか養子に来てください・・・ですかね。すごい自己紹介です!
あと、当時私のイチオシだった河合その子ちゃんの♪20歳を過ぎても子供と まわりのみんなに言われるの 大人のその子をいつか見せたい・・・ですかね。当のその子ちゃんはその後、シンガーソングライターとしてもアルバムを出し、見事に「大人のその子」を実現してくれました。
この曲は、その河合その子ちゃんと中島美春ちゃんの卒業記念コンサートで、披露されました。ビデオでしか観てませんが、あのときの、オレンジと緑の宇宙服チックな衣装で歌う「会員番号の唄」を聴いたとき、私は自分がおニャン子のファンでよかったなあ、としみじみ思いました。
ちなみに、そのビデオは、交通量調査をやったバイト料で買ったんですね。いろんな思い出があるものです。
この曲は、私のおニャン子熱の絶頂期の思い出と重なる曲なのです。したがって、その頃の私のいろんな思い出がオーバーラップされるんですね。
最近聞くと、聴きながら「なんじゃそりゃ!」と言ったりしてしまうような、くだらない歌詞もあるのですが、少なくとも あの頃、おニャン子クラブという集団がアイドル界を席捲していたということの証が、この曲の存在なのだと思うのです。
♪おぼえてください 顔と名前 あーあ 花の おニャン子クラブ・・・
♪あなたの心の ガールフレンド あーあ 花の おニャン子クラブ・・・
秋元康、お見事!


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4 コメント

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Unknown (知久)
2007-05-10 18:28:09
私は大学生なのですがおニャン子ファン(特に河合その子さんが一推し)です。『河合その子』でブログ検索したらたまたまここに辿り着きました。おニャン子以外にも沢山のアイドルを網羅していて非常に興味深いです。これからも読ませていただきます。kosukeさん大変だとは思いますが頑張ってください。
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知久さんへ (kosuke)
2007-05-13 23:43:12
お返事遅くなりました。コメントありがとうございます。
現役大学生の知久さんのような方が、おニャン子やその子ちゃんを好きと言ってもらえるのは、リアルタイムのファンであったわれらおじさん世代にとっても、うれしいです。
特に、その子ちゃんは、私にとっても思い入れの深い子ですし。
私のブログ、話題がいろんなところに飛ぶかとは思いますが、「アイドル愛」(どこかのプロ野球チームの監督のキャッチフレーズみたいですが)をモットーに、書き続けていくつもりです。
興味を持っていただいて、さらにその中の誰かのCDなど聴いてもらえれば、うれしい限りです。
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Unknown ()
2007-08-18 16:48:06
今日は。kosukeさんは同年代のようですね。私もこの会員番号の歌は今でも口ずさんでしまいます(笑)。ビデオなんか見ると、とても愛くるしくかわいくキュートなメンバーたちが歌う姿はほほえましく、ステキで感動さえ覚えますが、時の流れに少しだけ寂しさも感じます。
それにしても一人一人の歌詞は本当にうまく出来ていますねえ~。当時秋元康も絶好調で乗っていたんでしょうねえ~
また、時々覗かせてもらいます。
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光さんへ (kosuke)
2007-08-19 00:14:08
コメントありがとうございます。
お楽しみいただければ何よりです。
私は、「特別○○が好き」というのがない、ポリシーなきアイドラーですが、素敵な時代を彩ってくれたアイドルたちを、今でも忘れない、というメッセージだけは綴っていきたいと思っております。たまに、狂いますが、今後ともお付き合いいただければ幸いです。
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