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スーパーボウルXLⅡ・・・パーフェクト・シーズンの夢破る!

2008-02-04 16:36:03 | NFL
第42回スーパーボウルは、NFC第5シードから勝ち上がった、伏兵ニューヨーク・ジャイアンツが、ここまで全勝で勝ち進んで来た無敵のニューイングランド・ペイトリオッツを17-14で破り、スーパーボウル王者となりました!

今日は、前半でペイトリオッツ大量リードなんていう展開になったら、市川由衣ちゃんの映画「音符と昆布」を観に行こうと決めて、朝から観戦していたのです。しかし、ジャイアンツ守備陣の予想以上のがんばりに、これなら最後まで緊迫した試合になりそうだと思い、結局スーパーボウル観戦を選んだ私です。

しかし、この試合は私が観た過去に記憶している試合の中でも、最もエキサイティングな試合だと言ってもいいくらい、見事な戦いでした。そういえば、解説の河口さんもそんな感じの感想述べてましたね。結局、MVPにはQBイーライ・マニングが選ばれ、なんと、昨年・今年と兄弟でスーパーボウルMVPという、歴史的な偉業を達成したわけですが、私の感想としては、ジャイアンツのディフェンスエンド陣、ストレイハン、タック、ウメニオーラの守備にMVPという感じがします。なんといっても、あの、憎いくらい安定したプレーを続けてきたペイトリオッツQBブレイディに強烈なプレッシャーをかけ、ペイトリオッツの最強攻撃陣を封じ込んだんですから。

で、攻撃の方で圧巻だったのは、第4Q残り3分を切ったところからの、逆転のドライブでしょう。残り2分台ということは、そのドライブでタッチダウンを取れなければ負けがほぼ確定するという、厳しいシチュエーション。テンポよく攻めて、やっとゴール前まで攻め込める程度の時間しか残っていなかったわけです。途中、サックされそうになりながらヤケクソ気味に投げたパスが通ったり、ここぞというところはきっちり決めて、最後はエースWRバレスへのタッチダウンパス成功。もう、これで終わりか、と何度も思わせながら、最後に逆転しましたからね。あのあたりのイーライは、すごかった!

一方のペイトリオッツ。ジャイアンツDF陣のプレッシャーもあったのは事実としても、やはりパスの精度がいまひとつという感じは否めませんでしたね。それに、DFのプレッシャーが厳しいために、長いパスが使えず、ランディ・モスというスーパーWRをうまく使えなかったという点も痛かったでしょう。それでも、短いパス、特にWRウェルカーへのパスをこれでもかというくらい通し、2TDをとってますからね。流石というところは見せてくれましたが・・・。

この結果、今シーズンの最大の話題であったところの、ペイトリオッツの「パーフェクト・シーズン」の夢は、最後の最後で、はかなく破れ散りました。
私は、この試合、ジャイアンツに勝ってほしかったんです。まあ、もともとアンチ・ペイトリオッツということもありますが、やはり、全勝でスーパーボウル制覇なんてやられたら、NFLの面白みがなくなってしまうんじゃないか、という気もしてました。どんなに力の差があっても、ちょっとしたスキや、1つのビッグプレーをきっかけに、弱いチームが強いチームを倒せる、だからこそ、緊張感にあふれたゲームが展開される。これがNFLの醍醐味だと思ってますから。(解説の河口さんも最後に「ジャイアンツに勝ってほしかった、パーフェクト・シーズンなんて達成されてはいかんのだ」と本音を白状してましたね。河口さんの解説はいつも深くて楽しいですよ!)

これで、今シーズンのNFLも、プロボウルを残すのみで、真剣勝負は終わりです。最後にいいドラマを見させてくれた今日の両チームに感謝です。
そして、昨年秋からプレーオフまで、いろんな選手がいろんな素晴らしいプレーを魅せてくれました。また、事件とかも含め、いろんなことがありました。最後はこういう結果になりましたが、頂点を目指して戦った、すべてのプレーヤーに感謝の意を表して、スーパーボウルXLⅡの感想を締めさせていただきます。


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