kosukeのきまぐれWORLD

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八神純子「想い出のスクリーン」

2007-03-23 22:00:27 | 八神純子


八神純子「想い出のスクリーン」(1979)
(写真は「ポプコン マイ・リコメンド 八神純子ポップ・ヒッツ」)

私が純子さんに出会ってから2曲目の曲がこの「想い出のスクリーン」である。
「みずいろの雨」のフィーバーから、新曲を持ち望んでいた当時を思い出す。
どちらかというと、声は控えめな感じである。「みずいろの雨」のハイトーンボイスのインパクトが強かっただけに、この曲は“渋い”感じさえする。
その代わり、
♪赤く~ 赤く~ ああ 燃える炎に~
♪あなたの横顔が浮かんで消えた~
とか
♪目を閉じればいつか 想い出のスクリーン~
とか
♪愛しているのなら~ 愛していると~ 言葉にすればよかった~
っていうあたりの「~」の部分が、すごく「色っぽい!」。
当時まだ21歳だった純子さんであるが、この色っぽさは、特筆すべきものがある。
今、手元にレコードジャケットがないのだが、ジャケットの写真も色っぽかった。全体にベールがかかったような写真で、物想いにふける純子さんという感じ。なるほど、「想い出のスクリーン」のイメージである。
当時、TVのベストテン番組の常連となっていた純子さん。歌っているときはオーラムンムンなのに、ひとたび地の会話になると、すごくお茶目だったことを思い出す。
そういうところが、当時の「ザ・ベストテン」で「お嫁さんにしたい歌手№1」になった所以でもあるのであろう。
この、「マイリコメンド 八神純子 ポップ・ヒッツ」というCDは、2006年発売である。純子さんが音楽シーンの第一線に出てこなくなって、相当経つのに、まだまだこうして昔の曲も含め、作品がリリースされているのである。ショップによっては、いわゆる「懐メロ」コーナーにあったりするのだが、いやいやどうして、もし、今、当時のままの彼女が音楽シーンに現れたとしたら、そりゃもう大騒ぎだと思うのである。
こんなに「歌で惹きつける女性アーチスト」って、なかなかいないと思うのであるが・・・。
今夜は、「想い出のスクリーン」に乾杯!
(すでに、かなり飲んでいるkosukeであるが)