kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

ラリー・メキシコ開幕!

2007-03-10 21:41:00 | WRC
実質上ターマックだったモンテ、スノーステージのスウェディッシュとノルウェーに続く、今回のグラベルステージのメキシコ。いろんな意味で今シーズンの今後を占う戦いとなると見てました。
まず、注目のスバルのニューマシン。これは、はっきり言って、今後の期待ギザ大(すみません、ギザ=超と読み替えてください。しょこたん語です(汗))です。ペターのトラブルは、アクシデントでしょう。でも、スタートからそれまでのラップは、完全復調を思わせるものでした。あれだけベストラップを続けるスバルなんて、昨年来見たことない!ペター得意のサーフェスということもあったでしょうが、マシンの能力は間違いなくアップしたと見ていいでしょう。
代わりに、と言っては失礼ですが、クリスが2位でローブ追走の1番手です。クリスも雪にはじゃっかん手間取った感はありますが、グラベルでは能力発揮してます。彼の成長が本物かどうか、ここでのパフォーマンスがカギになる感じがします。またしても、ペターのいないラリーを戦うわけですから。
で、もうひとつの見どころであった、C4のグラベルでのパフォーマンス。こちらは、ローブはともかく、ここ2戦見せ場のなかったソルドがいいところにつけているところを見ると、まずまずトップ争いはできるマシンであることは確認できたでしょう。そう考えると、ローブの牙城は堅いと言えるかもしれません。
ローブ追走の1番手であるはずのグロンホルム。今期初グラベルでもあり、かつスタート順のめぐり合わせで道の掃除役になったこともあり、やや慎重なスタートの感がありますが、まだまだポディウムは狙える位置。フォーカスのグラベルでのパフォーマンスは、昨年も見せつけられてますから、ずるずる後退ということはないでしょう。
グラベルとなると、スノーみたいなスペシャリストがいないだけに、実力者が上位を占めてますね。久々にストールがいい走りを見せてるのと、PWRCのヒギンズが10位と検討、新井もPWRCでは3位(ヒギンズには約1分半遅れ)と健闘してるあたりが、今後の見どころでしょうか。
ペターのリタイアは寂しいですが、スバルの上昇気流をクリスが作れるかどうか、王者ローブと堂々と渡りあう姿を期待しましょう。