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kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

気づいたら、NFL2009開幕してました!

2009-09-28 21:36:15 | NFL

私の好きなもののひとつ、特に秋から冬にかけては、なんといってもNFLでしょう!
昨シーズンは、私がNFLにハマったきっかけを作ってくれた、当時セントルイス・ラムズにいた、現アリゾナ・カーディナルスのQBカート・ワーナーが、若い攻撃陣を率いて見事なオフェンスを魅せてくれ、あわやスーパーボウル制覇というところまで行ってくれて、最後の最後まで興奮をプレゼントしてくれた、素晴らしいシーズンでした。

そして迎えた今シーズン。当然、私の個人的なイチ押しはカーディナルスですが、NFLの楽しみは、ひいきチームの勝ち負けだけじゃないんですよね。
好き嫌いを超えてNFLという世界全体を楽しむのが、NFLの流儀というものじゃないかと思うんですよね。

そういう意味で、今シーズンの注目点を挙げるとすると・・・

①賛否両論あろうかと思いますが、来月には40歳を迎える”鉄人QB”ブレット・ファーヴが、またしても引退宣言を撤回して、今年はミネソタ・ヴァイキングスのジャージを着て復帰したというのに大注目です。特に、ヴァイキングスには、スーパーRBのエイドリアン・ピーターソンがいます。ピーターソンのランに、ファーヴのパス・・・今シーズンのヴァイキングスは注目です。
②こちらも、賛否両論あるでしょうが・・・闘犬の罪で出場停止となってから3年ぶりにNFLに復帰した元アトラント・ファルコンズのQBマイケル・ヴィックが加入したフィラデルフィア・イーグルス。イーグルスには、マクナヴというベテランQBがいますが、安定したプレーが身上のマクナヴに、恐らくは出場停止前当時、NFLナンバー1の走力を誇ったQBのヴィックが加入したとなると、攻撃の選択肢が各段に増えるわけです。しかも、イーグルスには、昨年こそ不調でしたが、ラン・キャッチともに高い能力を持つRBウェストブルックがいます。(そういえば、過去、このブログでも、ヴィックとウェストブルックについて書いたことがあります。その二人が同一チームになるというのも何かの縁?)そんなイーグルスも、今シーズンの注目株です。

と、とりあえず、大きな変化があった注目チーム2チームについて書いてみましたが、NFLの奥深さはこんなもんじゃ語り尽くせません。というわけで、これからも、シーズンの進展を見ながら、追い追い書きたい放題書いてみたいと思います。

ともかく、NFLは最高です!

劇的な幕切れ!感動の第43回スーパーボウル終了

2009-02-07 09:38:48 | NFL


ちょっと機を逸してますが・・・第43回スーパーボウル、なんとも劇的な、感動的な試合でした!私が積極的にNFLを観はじめてもう10年近くなりますか。もともと、レギュラーシーズンが年間18週間で週1試合しかやらないので、観た試合数はそんなに多くはないんですが、今年のスーパーボウルは、その中でも最高にエキサイティングな試合でした。

試合の流れ・・・NFL流に言うとモメンタムが前半のスティーラーズから終盤にカーディナルスへ、そしてカーディナルスの流れのまま終わりそうになった終了間際、QBロスリスバーガー→WRホームズへの、ギリギリのタッチダウンパスで勝負あり、という、両チームを応援する者はもちろん、中立に観てても、興奮しっぱなしの試合でした。

ただ、私個人的には、カーディナルスを激しく応援していたこともあり。試合終了後はなんとも言えない寂しさを感じてはいましたが、こんな素晴らしい試合をやってくれたカーディナルスには感謝です。
そしてポストシーズンのタッチダウンパス回数で、あの”モンタナ・マジック”で有名な元サンフランシスコ49ersQBジョー・モンタナに並ぶNFL記録を打ち立てたカート・ワーナーの素晴らしいパスワークには、”芸術”すら感じました。敗れたワーナーも、「このチームを誇りに思う。一緒にプレーするのが楽しかった。」と語っており、勝ち負けは時の運として、内容には十分満足していたようです。
圧巻だったのは第4Q。まず、中盤になって、ほぼ100%のパス成功で攻め進み、最後はホットラインであるWRフィッツジェラルドへの、絶妙の位置に落とす浮かせパスは、まさに技ありでしたし、残り3分を切って、ディフェンスのがんばりでセーフティで得点し20対16の4点差に追い上げた後のシリーズでは、残り2分30秒で、ハーフライン付近からフィッツジェラルドへの閃光パス一発で、フィッツジェラルドが相手ディフェンスを切り裂いて走り切ったタッチダウンの時は、TVを観ながら思わずガッツポーズをして声を上げてました!勝敗はともかく、あの第4Qは歴史に残る攻防だったと思います。

しかし、スティーラーズは強かった!まさに、勝負強いチームとはこういうチームだ、というのを示したように思います。第4Qまでは、ほぼ完璧にカーディナルスオフェンスを抑えた強力ディフェンスに、ここ一番では確実に結果を出す攻撃タレント。勝ったスティーラーズには、最大限の賞賛を贈りたいです!

そんな第43回スーパーボウルも終わり、私の冬のビッグイベントが一つ終了となりました。

さあ、いよいよスーパーボウル!

2009-02-01 14:15:26 | NFL
最近、体調不良などもあり、更新が滞っておりましたが・・・

とうとう、日本時間の明日、第43回スーパーボウルが、タンパベイで開催されます!

今回の注目はなんといっても、過去にシンデレラのように現れ、弱小チームだったセントルイス・ラムズをスーパーボウル制覇にまで導いた男、QBのカートワーナーが、大ベテランとなりチームをアリゾナ・カーディナルスに変えて、またしても弱小チームだったカーディナルスをスーパーボウルまで導いてきたことでしょう!

もう、何度も同じこと書いてる気がしますが、彼のあの美しいパスが通った時には、感動すら感じてしまうといっていいくらい、素晴らしいパスです。

近年のNFLはなんだかんだ言っても、ディフェンスが強くないとプレーオフには勝ちあがれないという傾向が強く、前々回、QBペイトン・マニング率いるインディアナポリス・コルツがスーパーボウルを制覇した時でさえ、確かにマニング&コルツのハイパー・オフェンスが目立っていたとはいえ、それもディフェンスが強くて、相手攻撃をしっかり抑えていたからこそ、マニングが気持ちよくプレーできていたわけで、ハイパー・オフェンスだけでは勝ちあがれないのです。

今シーズンも、NFL記録まであと一歩というところまでパスの記録を伸ばしたドリュー・ブリーズのいるニューオリンズ・セインツでさえ、プレーオフには出れてないわけですから。

そんな中、レギュラーシーズンのデータ上では、下から数えた方がいいくらいのディフェンス力のカーディナルスは、オフェンスの波に乗ってディフェンスがリズムをつかむというスタイルで勝ち上がってきた、珍しいケースです。ですから、オフェンスが抑えられた試合では完敗、ということも多かったわけですが、プレーオフに入ってからは、そのディフェンスもすごくまとまってきていて、ここ一番でのビッグプレーなども出ていますから、レギュラーシーズンのデータは、ここに来ては無視していいかもしれません。

しかしながら、相手のピッツバーグ・スティーラーズは、まぎれもなくNFL№1のディフェンス力のあるチーム。派手な攻撃なないものの、ゴリゴリと進んで、ここ一番で仕留めるようなオフェンスのチーム。間違いなく、下馬評ではスティーラーズ有利でしょう。QBロスリスバーガーも、すでにスーパーボウル制覇の経験者。キャリアではワーナーに負けてませんからね。

そんな、楽しみな対戦となる今年のスーパーボウル、私は残念ながら明日は仕事を休めず、生では観れないのですが、この日のために大画面TVも購入し、明日の夜は大画面でワーナーの雄姿が観れそうです。

いざ、スーパーボウル!

カーディナルス念願のスーパーボウルへ!

2009-01-19 23:24:57 | NFL
いや、実にうれしい!レギュラーシーズンからずっと応援してきたアリゾナ・カーディナルスが、ついにスーパーボウルの出場権をゲット!
これで、カート・ワーナーも久々にスーパーボウルの舞台に立つわけで、うれしいです!

しかし、今日のイーグルスとのカンファレンス・チャンピオンシップは厳しいゲームでした。前半、見事な攻撃と、相手にタッチダウンを与えない粘りの守備で点差を開いたカーディナルスでしたが、第3QからはQBマクナヴがパスを次々にヒットさせ、3攻撃権連続タッチダウン。特にルーキーWRデショーン・ジャクソンのナイスキャッチが光りました。この時点でイーグルスが逆転して第4Qの攻防に入ったわけですが、ここでワーナーが底力を魅せました!途中、4thダウンギャンブルという、厳しい状況もありましたが、そこはルーキーRBハイタワーのランでクリアすると、あとはフィッツジェラルドへのホットラインに見事なパスを通し、最後はハイタワーの突進でタッチダウン&逆転!このときばかりはTVに向かって叫んでましたよ。さらに魅せたのは、エクストラポイントでキックではなく、2ポイントコンバージョンを狙って、これも見事に成功!この時点で7点のリード。仮にイーグルスがタッチダウンを返しても同点という、精神的には余裕のある状況ができました。その後、残り時間との勝負になって、マクナヴも粘ります。カーディナルス陣付近まで攻め込んできましたが・・・ここでも粘り強いカーディナルスディフェンスが、マクナヴのパス失敗を誘い、攻撃権を奪取。この時点で残り2分を切っていてイーグルスはここで万事休しました。

しかし、いい試合でした。敗れたイーグルスは、レギュラーシーズン最終戦、自軍が勝つだけではだめで、他にプレーオフ進出を争っていた2チームの結果によってはプレーオフに出れるという、他力本願の崖っぷちから、カンファレンス・チャンピオンシップまで上り詰めたのですから、その粘りは賞賛に値します。しかも、今シーズンの大本命で昨シーズンのスーパーボウル覇者、ニューヨーク・ジャイアンツを破ってのチャンピオンシップですから、強くていいチームです!惜しむらくは、攻撃の中心であるRBウェストブルック(私は個人的に好きな選手です。)が本調子でなかったようで・・・まあ、彼が本調子だったら、カーディナルスも危なかったわけですから・・・微妙です。

そして、勝ったカーディナルスは初のスーパーボウル出場!この前まで、6チームあったスーパーボウル未出場チームの1つだったカーディナルスが、その壁を破ったことになります。そしてワーナーは3度目のスーパーボウル。ベテランになり、赤いジャージに身を包んだワーナーが、大舞台でどんな円熟した技を魅せてくれるか・・・こんなにスーパーボウルが待ち遠しいのは久しぶりです!

Go!カーディナルス!

ワーナーとカーディナルス、いよいよカンファレンス・チャンピオンシップへ!

2009-01-14 21:37:16 | NFL

先週末、というか今週初め、NFLではディヴィジョナル・プレーオフの4試合が行われ、私の応援する、QBカート・ワーナーがいるアリゾナ・カーディナルスが、カンファレンス第2シードのカロライナ・パンサーズを大差で破り、ついに、カンファレンス・チャンピオンシップで進出しました!やったね、ワーナー!しかも、ワーナーはいつものように、美しいパスを連発。前半はほとんどミスもなく、完璧なパスワークでした!それに、ディフェンスもビッグプレーを連発!インターセプトの山を築いて、パンサーズQBジェイク・デロームを奈落の底に落としたっていう感じです。まあ、デロームもいいQBなんで、ちょっとかわいそうでした・・・。

しかし、カーディナルスにしては、現行のプレーオフシステムになって初めてのカンファレンス・チャンピオンシップ進出であり、初のプレーオフ2勝と、記録づくめの勝利です。しかも、NFL最古のチームであるカーディナルスは、過去スーパーボウルに進出したことがない6チーム(全32チーム)のうちの1つなのです。エクスパンションなどで歴史の浅いチームも含めた6チームのうちの1つですから、いかに低迷期が長かったか、ということです。

それを一気にカンファレンス・チャンピオンシップにまで押し上げたのが、QBカート・ワーナーでしょう。何度も書いてますが、ワーナーは過去にスーパーでバイトするくらい、落ちるとこまで落ちたのち、スーパーボウルを制覇し、MVPまで獲得した、奇跡の男ですから。その奇跡の男が今、伝統ある弱小チームをRoad to スーパーボウルへと導いているのですから、何かが置きそうな雰囲気ムンムンです!

さらにカーディナルスにとってプラスなのは、もう一方の試合、昨年のスーパーボウル覇者NYジャイアンツと、最終戦ギリギリでプレーオフに進出してきたフィラデルフィア・イーグルスの対戦で、なんと第6シードのイーグルスが勝ち上がってきたこと。これによって、チャンピオンシップは、カーディナルスの地元、アリゾナで試合ができるわけです!フットボールにおけるホーム・アドバンテージは絶大な力を発揮します。プレーオフ初戦のファルコンズ戦でも、クラウドノイズで相手攻撃陣にかなりのプレッシャーをかけてましたからね。しかし、イーグルスもディフェンスが強く、自力のあるチーム。QBマクナブも、ベテランの域に入って、なかなか渋いプレーをしますから、油断は禁物。ただ、イーグルスオフェンスは、怖いはずのRBウェストブルックが今のところ不発なので、なんとか抑えられるんじゃないか。あとはワーナーの右腕が炸裂すれば・・・スーパーボウル!ワーナーがラムズでスーパーボウルを制覇したときも、生中継で観ていた私。今度は赤いジャージのワーナーが、スーパーボウルでプレーする姿を観れるのか・・・。もう、楽しみで仕方ありません!年明け早々、ビッグなお年玉をもらった気分です。

さあ!いよいよNFLはプレーオフへ!

2009-01-06 21:15:43 | NFL
WRC的にはさびしい年越しとなりましたが・・・この時期は毎年、なんんといってもNFLのプレーオフがありますから、そんなさびしさもしばし忘れてます!

今年は、レギュラーシーズンが混戦・激戦で、なんと、あのニューイングランド・ペイトリオッツがプレーオフに出られないという大波乱!その波乱を起こしたのは、引退表明を覆してニューヨーク・ジェッツへ行ったスーパースター、ブレット・ファーヴと、ファーヴのあおりを食ってドルフィンズに移籍したチャド・ペニントンという、リーグを代表する二人のQBだったんじゃないかと思います。まあ、ペイトリオッツにしてみれば、エースQBブレイディを早々にけがで失うアクシデントがあったこともあり、本領は発揮できてなかったかもしれませんが、同地区のジェッツ、ドルフィンズとの競り合いの結果、プレーオフ進出を阻まれました。で、この地区からプレーオフに駒を進めたのはなんと、昨シーズンたった1勝しかできなかったドルフィンズ!私はペニントンのプレーは好きだったので、プレーオフでも期待したのですが、残念ながら、ボルティモア・レイブンズのハイパー・ディフェンスの前に初戦敗退となってしまいました。

私が今シーズン、最も応援しているチームは、アリゾナ・カーディナルス。長年低迷していた歴史ある名門チームを立て直したのは、ラムズ時代にスーパーボウル制覇とMVPを獲得した37歳ベテランQBカート・ワーナー。あの頃からワーナーのパスの美しさには惚れぼれしていたんですが、世代交代の波に飲まれ、ここ数年は控えに回っていましたが、今年は大回転!レギュラーシーズンの星は9勝7敗と今ひとつではありましたが、地区優勝でプレーオフへ!そして、初戦のアトランタ・ファルコンズを撃破してディヴィジョナル・プレーオフへ進出!ここにきて、ワーナーのプレーがまだ観れるなんて、うれしい限りです!チーム力的にはこれからは厳しいと思われますが、一発勝負のプレーオフ。ワーナーのパスで、スーパーボウルまで・・・と期待せざるを得ません。とにかく、楽しみです!

他ではQBペイトン・マニング率いるインディアナポリス・コルツもプレーオフ進出しましたが、初戦でサンディエゴ・チャージャーズに敗れました。まあ、ペイトンファミリーのスーパーボウルなんてことになると、ちょっと?なんで、これはよしとしましょう。しかし、オフにひざの手術をして、やっと開幕に間に合ったペイトンが、前半の不調を乗り越え、後半の怒涛の連勝でプレーオフに進出してきて、MVPまでとってしまうあたり、彼はただもんじゃありませんね。チャージャーズについて言うと、スーパースターRBトムリンソンがケガしてるようで、なんとか次の試合には出て欲しいところです。まあ、トムリンソン抜きで勝ったチャージャーズの底力を見せつけられた試合でした。

これから登場するチームも、魅力いっぱいのチーム揃いで、応援するしないに関わらず、純粋に真剣勝負を楽しめるのがNFLプレーオフのいいところです。
まずは、カーディナルスを応援しつつ、2月1日(日本時間2月2日)のスーパーボウルまで、1試合でも多く見たいですね。

いやあ、1月いっぱいはNFLで楽しめますよ!

いいぞワーナー!カーディナルス地区優勝でプレーオフへ!

2008-12-15 21:02:06 | NFL


おめでとう、アリゾナ・カーディナルス!おめでとう、カート・ワーナー!

いやあ、情勢的には断然有利だったとはいえ、なんと、ワーナーの古巣であり、彼がスーパーボウルを制したときのチームであるラムズを破っての地区優勝&プレーオフ出場決定とは、フットボールの神様もニクいことしますよ、全く。

カーディナルス・・・NFL発足当時からの参加している伝統あるチームであり、シカゴ・カーディナルス時代に2度、NFLチャンピオンになっている名門ですが、最後にチャンピオンになったのは1947年。そして、スーパーボウルが創設されてからはカンファレンス優勝すらなし。最後の地区優勝は33年前の1975年、プレーオフ進出も10年ぶりというから、ここうん十年、いかに低迷していたかがわかるというもの。そんな弱小チームを、早々と地区優勝まで引っ張ってきたきた男こそ、大ベテランQBカート・ワーナーです!彼のあの美しくも正確なパスを、カーディナルスのレシーバー陣が見事にキャッチする、美しい攻撃は、今やNFL屈指の破壊力と言っていいかもしれません。それに、チーム自体が自身を持ってきているようにも感じられます。となると、プレーオフが楽しみです!この快進撃、どこまで続くのか・・・そしてカーディナルスの快進撃こそが、私の今年のNFL応援の歩みになるわけですから、ぜひとも1試合でも多く・・・できればスーパーボウルまで・・・進んでほしいです。ガンバレ、カーディナルス!GO!ワーナー!

NFLが面白い時期になってきた!

2008-11-27 21:51:58 | NFL
今日はちょっと雰囲気を変えて、NFLネタを。

秋に始まりとともに始まったNFLも、レギュラーシーズンはもう3分の2を消化して、いよいよプレーオフ進出を賭けた戦いが始まっています。

昨年のシーズン、私のイチオシはグリーンベイ・パッカーズのQBブレット・ファーヴでした。言わずと知れたNFL歴代でも記録と記憶に残る名QBが、昨シーズン限りで引退するということもあって、彼の最後の雄姿を1試合でも多く観たい思いで応援していました・・・が、ファーヴはなんと、引退を撤回したうえ、ニューヨーク・ジェッツへ移籍。まあ、今年もファーヴのプレーが観れるのはうれしいですが、昨シーズンのあの気持ちはどこへ・・・という、なんとなく複雑な思い。

そしてそのあおりを食ったのが、元ジェッツQBチャド・ペニントン。でも、私、ペニントンのプレーはとても好きでした。彼のプレイアクション・・・ランニングバックに渡すと見せて、実は渡さず、サイドに走りながら、パスを通す、その一連の動きには美しいものがあります。ここ数年はケガ等もあり、イマイチ感はありましたが、能力は高いQBだと思ってました・・・というペニントンが、今シーズンは、昨シーズン1勝15敗とボロボロだった、マイアミ・ドルフィンズへ移籍。でもって、今季、ドルフィンズは好調で地区優勝争いしてますから、ペニントン効果と言えるかもしれません。そのドルフィンズと地区優勝を争うのが、強豪ペイトリオッツと、ファーヴが来たジェッツときてますから、こりゃ見ものです!

で、もう一人、カムバックした、私の好きな選手がいます・・・アリゾナ・カーディナルスのQBカート・ワーナー。ご存じのとおり、ラムズでスーパーボウルを制覇した名QBですが、彼はドラフトにもかからず、スーパーのレジでバイトしながらフットボールを続け、NFLの2軍、NFLヨーロッパを経てNFLに入り、スーパーボウルを制した、奇跡のQBですが、その後は活躍の場を与えられず、流れ流れてたどりついたのがカーディナルス。そこにも、ハイズマントロフィーQBマット・ライナートトがいましたが、ライナートのケガや不調もあり、昨シーズン後半から先発に起用され、今シーズンは、記録的な活躍を続けています。ここしばらく、プレーオフにすら出られていないカーディナルスを、大ベテランになった元シンデレラQBのワーナーが、どこまで導けるのか。ズバリ、今年の私のイチオシは、アリゾナ・カーディナルスに決まりです!ワーナーのパスに注目!

スーパーボウルXLⅡ・・・パーフェクト・シーズンの夢破る!

2008-02-04 16:36:03 | NFL
第42回スーパーボウルは、NFC第5シードから勝ち上がった、伏兵ニューヨーク・ジャイアンツが、ここまで全勝で勝ち進んで来た無敵のニューイングランド・ペイトリオッツを17-14で破り、スーパーボウル王者となりました!

今日は、前半でペイトリオッツ大量リードなんていう展開になったら、市川由衣ちゃんの映画「音符と昆布」を観に行こうと決めて、朝から観戦していたのです。しかし、ジャイアンツ守備陣の予想以上のがんばりに、これなら最後まで緊迫した試合になりそうだと思い、結局スーパーボウル観戦を選んだ私です。

しかし、この試合は私が観た過去に記憶している試合の中でも、最もエキサイティングな試合だと言ってもいいくらい、見事な戦いでした。そういえば、解説の河口さんもそんな感じの感想述べてましたね。結局、MVPにはQBイーライ・マニングが選ばれ、なんと、昨年・今年と兄弟でスーパーボウルMVPという、歴史的な偉業を達成したわけですが、私の感想としては、ジャイアンツのディフェンスエンド陣、ストレイハン、タック、ウメニオーラの守備にMVPという感じがします。なんといっても、あの、憎いくらい安定したプレーを続けてきたペイトリオッツQBブレイディに強烈なプレッシャーをかけ、ペイトリオッツの最強攻撃陣を封じ込んだんですから。

で、攻撃の方で圧巻だったのは、第4Q残り3分を切ったところからの、逆転のドライブでしょう。残り2分台ということは、そのドライブでタッチダウンを取れなければ負けがほぼ確定するという、厳しいシチュエーション。テンポよく攻めて、やっとゴール前まで攻め込める程度の時間しか残っていなかったわけです。途中、サックされそうになりながらヤケクソ気味に投げたパスが通ったり、ここぞというところはきっちり決めて、最後はエースWRバレスへのタッチダウンパス成功。もう、これで終わりか、と何度も思わせながら、最後に逆転しましたからね。あのあたりのイーライは、すごかった!

一方のペイトリオッツ。ジャイアンツDF陣のプレッシャーもあったのは事実としても、やはりパスの精度がいまひとつという感じは否めませんでしたね。それに、DFのプレッシャーが厳しいために、長いパスが使えず、ランディ・モスというスーパーWRをうまく使えなかったという点も痛かったでしょう。それでも、短いパス、特にWRウェルカーへのパスをこれでもかというくらい通し、2TDをとってますからね。流石というところは見せてくれましたが・・・。

この結果、今シーズンの最大の話題であったところの、ペイトリオッツの「パーフェクト・シーズン」の夢は、最後の最後で、はかなく破れ散りました。
私は、この試合、ジャイアンツに勝ってほしかったんです。まあ、もともとアンチ・ペイトリオッツということもありますが、やはり、全勝でスーパーボウル制覇なんてやられたら、NFLの面白みがなくなってしまうんじゃないか、という気もしてました。どんなに力の差があっても、ちょっとしたスキや、1つのビッグプレーをきっかけに、弱いチームが強いチームを倒せる、だからこそ、緊張感にあふれたゲームが展開される。これがNFLの醍醐味だと思ってますから。(解説の河口さんも最後に「ジャイアンツに勝ってほしかった、パーフェクト・シーズンなんて達成されてはいかんのだ」と本音を白状してましたね。河口さんの解説はいつも深くて楽しいですよ!)

これで、今シーズンのNFLも、プロボウルを残すのみで、真剣勝負は終わりです。最後にいいドラマを見させてくれた今日の両チームに感謝です。
そして、昨年秋からプレーオフまで、いろんな選手がいろんな素晴らしいプレーを魅せてくれました。また、事件とかも含め、いろんなことがありました。最後はこういう結果になりましたが、頂点を目指して戦った、すべてのプレーヤーに感謝の意を表して、スーパーボウルXLⅡの感想を締めさせていただきます。


明日はいよいよスーパーボウル!

2008-02-03 23:06:47 | NFL
毎年、この日だけは休暇をとって、NHK-BSの生中継を見たいと思いつつ、案外、外せない会議とかが入って、数年に1回しか実現できない「スーパーボウル生中継観戦」ですが、今年は仕事も比較的落ち着いていて、好きなタイミングで休暇がとれたので、明日、スーパーボウルデーは休暇です!これで、ゆっくり生でペイトリオッツ対ジャイアンツを観れるなあ・・・と思っていたのですが、ここにきて、ひとつ、迷いが生じてる私です。

といのも、昨日の深夜・今日の昼間と、今、私にとっての旬なアイドル市川由衣ちゃんが主演の映画「音符と昆布」を2回観たのですが、この映画、大手の配給会社の作品ではないため、全国順次公開みたいな感じなので、1か所の映画館での上映期間は短いみたいなんです。最初に公開された東京・六本木なんかは、1週間で終わってますから。そうなると、観れるときは観ておきたい・・・すごくいい映画だったんで、既に2回観たけど、できればもう1回観たい・・・という気持ちが高まっているのです!
スーパーボウルは、録画しておけば、明日中には観れます。でも、「音符と昆布」は、明日を逃すと、スクリーンで観る機会はもうないかも・・・というところで、明日は、休暇の趣旨が変わってしまい、「音符と昆布」に行ってしまいそうな私です・・・。これも、パッカーズが勝ちあがり、ファーヴのスーパーボウルでのプレーを観れるとなれば、優先順位も違ってきたかもしれませんけどねえ・・・もしかして、パッカーズがNFCチャンピオンシップでジャイアンツに敗れたのも、私にとってみれば、由衣ちゃんの演技を堪能するために用意された結果だったのかな?などと、自分勝手な解釈をしてるところです。

それはともかく、NFLファンの端くれとして、たとえ録画であったとしても、今シーズンのNFLの集大成、しかと見届けるつもりです。
はたして、ブレイディの精密機械のようなパスが通って、ペイトリオッツのパーフェクトシーズンとなるのか、それとも天才のDNAを受け継いだ若きスーパースター、イーライ・マニングが、奇跡を起こすのか・・・見どころとしては十分な対決です!