先週末、というか今週初め、NFLではディヴィジョナル・プレーオフの4試合が行われ、私の応援する、QBカート・ワーナーがいるアリゾナ・カーディナルスが、カンファレンス第2シードのカロライナ・パンサーズを大差で破り、ついに、カンファレンス・チャンピオンシップで進出しました!やったね、ワーナー!しかも、ワーナーはいつものように、美しいパスを連発。前半はほとんどミスもなく、完璧なパスワークでした!それに、ディフェンスもビッグプレーを連発!インターセプトの山を築いて、パンサーズQBジェイク・デロームを奈落の底に落としたっていう感じです。まあ、デロームもいいQBなんで、ちょっとかわいそうでした・・・。
しかし、カーディナルスにしては、現行のプレーオフシステムになって初めてのカンファレンス・チャンピオンシップ進出であり、初のプレーオフ2勝と、記録づくめの勝利です。しかも、NFL最古のチームであるカーディナルスは、過去スーパーボウルに進出したことがない6チーム(全32チーム)のうちの1つなのです。エクスパンションなどで歴史の浅いチームも含めた6チームのうちの1つですから、いかに低迷期が長かったか、ということです。
それを一気にカンファレンス・チャンピオンシップにまで押し上げたのが、QBカート・ワーナーでしょう。何度も書いてますが、ワーナーは過去にスーパーでバイトするくらい、落ちるとこまで落ちたのち、スーパーボウルを制覇し、MVPまで獲得した、奇跡の男ですから。その奇跡の男が今、伝統ある弱小チームをRoad to スーパーボウルへと導いているのですから、何かが置きそうな雰囲気ムンムンです!
さらにカーディナルスにとってプラスなのは、もう一方の試合、昨年のスーパーボウル覇者NYジャイアンツと、最終戦ギリギリでプレーオフに進出してきたフィラデルフィア・イーグルスの対戦で、なんと第6シードのイーグルスが勝ち上がってきたこと。これによって、チャンピオンシップは、カーディナルスの地元、アリゾナで試合ができるわけです!フットボールにおけるホーム・アドバンテージは絶大な力を発揮します。プレーオフ初戦のファルコンズ戦でも、クラウドノイズで相手攻撃陣にかなりのプレッシャーをかけてましたからね。しかし、イーグルスもディフェンスが強く、自力のあるチーム。QBマクナブも、ベテランの域に入って、なかなか渋いプレーをしますから、油断は禁物。ただ、イーグルスオフェンスは、怖いはずのRBウェストブルックが今のところ不発なので、なんとか抑えられるんじゃないか。あとはワーナーの右腕が炸裂すれば・・・スーパーボウル!ワーナーがラムズでスーパーボウルを制覇したときも、生中継で観ていた私。今度は赤いジャージのワーナーが、スーパーボウルでプレーする姿を観れるのか・・・。もう、楽しみで仕方ありません!年明け早々、ビッグなお年玉をもらった気分です。