この記事を書くまで、ちょっとだけ気持の整理が必要でした。
私が尊敬するNFLプレーヤー、というより尊敬する人物であるグリーンベイ・パッカーズのブレット・ファーヴ。NFLの伝説を作り続けている男です。
しかし、スーパーボウルのタイトルこそ1回きりで、今期、パーフェクトシーズン(まあ、全勝優勝ってことですね)を目指す、ペイトリオッツのブレイディなんかに比べれば、結果という意味では、物足りないという見方もあるかもしれません。
が、20世紀後半から21世紀前半に、最も印象的なQBと言えば、やはりファーヴになるんじゃないかな?(対抗馬として、記録の人ダン・マリーノと、マジシャン、ジョー・モンタナがいますけどねえ・・・。)
しかし、そのファーヴも、気温マイナス18度(体感温度はマイナス30度近いんじゃないか、と実況アナウンサーが言ってました)という、極寒のホームスタジアムで、今シーズン終了を迎えてしまいました。
この日のパッカーズ、決して悪い出来ではなかったと思います。ただ、しいて言うなら、ここ一番で、ファーヴがファーヴらしさを出してしまったかな?というのが、勝敗のカギだったんじゃないかな。プレーオフ初戦のシーホークス戦では、14点リードされながら、落ち着いた、確実なパスで前進しながら、RBグラントのラッシュも使い、見事なドライブを見せてくれたのに比べると、この、NFCチャンピオンシップでは、やや焦りがあったかも。それが、インターセプトにつながり、結局接戦に持ち込まれてしまったなあ、という気がします。でも、ファーヴの、こんな人間臭さも、彼の魅力の一部だと思うんですよ。負けても、なお、ファンを納得させてくれる・・・やはりファーヴは偉大です!
相手のジャイアンツは、もともとディフェンスのいいチーム。それが、パッカーズRBグラントのラッシュをことごとく止めたため、ファーヴとしては、パス、しかも長いパスに頼らざるをえなかった・・・このあたりに、勝敗を分けた鍵がありそうです。
後半は完全にジャイアンツの流れ。スーパースター、ペイトン・マニングを兄にもつ弟、イーライ・マニング。レギュラーシーズンではムラがあり、インターセプトも多かったイーライが、プレーオフ3試合でインターセプトゼロ!これはお見事としか言いようがありません。イーライのパスがきっちりつながったことが、オーバータイムでのサヨナラフィールドゴールにつながったのは間違いありません。
ここにきて、イーライ・マニングが、試合のなかで成長しています。若いイーライが、波に乗ったら、もしかしたら、2年連続マニング兄弟のスーパーボウル制覇!なんてこともありえますね。
で、このジャイアンツにスーパーボウルで相対するペイトリオッツ。カンファレンス・チャンピオンシップでは、ブレイディのインターセプトもあり、調子はよくなかったようです。チャージャーズだから、なんとか振り切れたかもしれませんが、守りがしっかりしていて、攻撃のバリエーションもあるジャイアンツとなると、そう簡単には勝てないんじゃないか。そもそも、ジャイアンツは、やっとのことでプレーオフにこぎつけた、いわば失うものがないチーム。方やペイトリオッツは、レギュラーシーズン後半から、パーフェクトシーズンを期待され続けてきたチーム。勢いなら、ジャイアンツ!という気もします。
まあ、そんなわけで、ファーヴの夢は破れましたが、スーパーボウルの楽しみはまだまだ健在です。
2月4日は、たぶん、休暇をとって、生放送を観ます。
私が尊敬するNFLプレーヤー、というより尊敬する人物であるグリーンベイ・パッカーズのブレット・ファーヴ。NFLの伝説を作り続けている男です。
しかし、スーパーボウルのタイトルこそ1回きりで、今期、パーフェクトシーズン(まあ、全勝優勝ってことですね)を目指す、ペイトリオッツのブレイディなんかに比べれば、結果という意味では、物足りないという見方もあるかもしれません。
が、20世紀後半から21世紀前半に、最も印象的なQBと言えば、やはりファーヴになるんじゃないかな?(対抗馬として、記録の人ダン・マリーノと、マジシャン、ジョー・モンタナがいますけどねえ・・・。)
しかし、そのファーヴも、気温マイナス18度(体感温度はマイナス30度近いんじゃないか、と実況アナウンサーが言ってました)という、極寒のホームスタジアムで、今シーズン終了を迎えてしまいました。
この日のパッカーズ、決して悪い出来ではなかったと思います。ただ、しいて言うなら、ここ一番で、ファーヴがファーヴらしさを出してしまったかな?というのが、勝敗のカギだったんじゃないかな。プレーオフ初戦のシーホークス戦では、14点リードされながら、落ち着いた、確実なパスで前進しながら、RBグラントのラッシュも使い、見事なドライブを見せてくれたのに比べると、この、NFCチャンピオンシップでは、やや焦りがあったかも。それが、インターセプトにつながり、結局接戦に持ち込まれてしまったなあ、という気がします。でも、ファーヴの、こんな人間臭さも、彼の魅力の一部だと思うんですよ。負けても、なお、ファンを納得させてくれる・・・やはりファーヴは偉大です!
相手のジャイアンツは、もともとディフェンスのいいチーム。それが、パッカーズRBグラントのラッシュをことごとく止めたため、ファーヴとしては、パス、しかも長いパスに頼らざるをえなかった・・・このあたりに、勝敗を分けた鍵がありそうです。
後半は完全にジャイアンツの流れ。スーパースター、ペイトン・マニングを兄にもつ弟、イーライ・マニング。レギュラーシーズンではムラがあり、インターセプトも多かったイーライが、プレーオフ3試合でインターセプトゼロ!これはお見事としか言いようがありません。イーライのパスがきっちりつながったことが、オーバータイムでのサヨナラフィールドゴールにつながったのは間違いありません。
ここにきて、イーライ・マニングが、試合のなかで成長しています。若いイーライが、波に乗ったら、もしかしたら、2年連続マニング兄弟のスーパーボウル制覇!なんてこともありえますね。
で、このジャイアンツにスーパーボウルで相対するペイトリオッツ。カンファレンス・チャンピオンシップでは、ブレイディのインターセプトもあり、調子はよくなかったようです。チャージャーズだから、なんとか振り切れたかもしれませんが、守りがしっかりしていて、攻撃のバリエーションもあるジャイアンツとなると、そう簡単には勝てないんじゃないか。そもそも、ジャイアンツは、やっとのことでプレーオフにこぎつけた、いわば失うものがないチーム。方やペイトリオッツは、レギュラーシーズン後半から、パーフェクトシーズンを期待され続けてきたチーム。勢いなら、ジャイアンツ!という気もします。
まあ、そんなわけで、ファーヴの夢は破れましたが、スーパーボウルの楽しみはまだまだ健在です。
2月4日は、たぶん、休暇をとって、生放送を観ます。