2016/02/28(日曜日) 晴れ
ウィーンブリッジ発振回路の動作確認中、オシロスコープの波形が乱れることがあった。
どうもプローブを取り付けるコネクタ(BNC)の基部に触れると現象が出るようだ。
その様子を動画でご覧ください。
CH1のコネクタが具合悪いようだ。
調べてみよう。
↓ このネジ4本を外せば蓋が開きそうだ。
↓ ここはシールが貼ってあって破るとメーカーの保証は無効になる。
だけど購入してから6年も経つんだから「そんなのかんけぇねぇ」だよね。
↓ コネクタ部分。
↓ 基板部のグランドとコネクタ外周部との導通をチェックしてみると16KΩの抵抗値が示された。
↓ CH2の方はグランドになっている。
オシロスコープのコネクターにプローブを取り付けるのにはちょっとだけど力を加えるので
それが積もり積もって基板との接触が悪くなったのかも知れない。
↓ 基板との接触不良だと思ってコネクタ部分のピンを半田付けをやりなおしてみたがNGだ。
コネクタ基部の内部で不良になっているようだから本格的な修理はできないだろう。
そこで応急的な修理としてコネクタ外周に導線を半田付けしてグランドに接続することにした。
↓ 半田鏝の熱容量不足(40W 手持ちの半田鏝では最大)とあまり熱したくないので汚い仕上がりだ。
↓ 何とか修理完了。
↓ 波形もOK。
今度はコネクターに触れても波形はぶれない。
安物のPCオシロだけどまた新しく買うのは年金暮らしにとっては大変だ。
うまく直せてよかったよ。