何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

ガス・レギュレータを取付けてみましたが・・・・・

2016-03-30 15:43:32 | エンジン工作


2016/03/25 (金曜日) 晴れ



自作スチームエンジンボートの走航速度を上げようと努力しているところだが
なかなかうまくいかず、苦労している。
何しろほとんどの部品が手作りだから精度が低くて、例えばエンジンはピストンと
シリンダの間の漏れが大きくて力がでないとか、ボイラーのバーナーの燃焼が
不安定で火力を維持できないとか、船体の構造がいびつで走航抵抗が大きいとか
その他いろいろで速く走れないのだ。
エンジンはこれで精一杯だし、新しい船体を作るのは大変だし・・・・・
バーナーを改良するぐらいが関の山かな・・・・

そこでバーナーの燃焼を安定させるために市販ガスコンロに付いていた
ガスレギュレータを取外してそれを使ってみた。
ところが安定燃焼したとはいっても炎は小さく、火力はほとんど出ない。

これでは全くダメだ。
いったいどんな具合になっているんだろう?
実験して確かめてみた。



↓ 作業台に並べた実験装置。 送り込むガスは本物では危険なので「自転車用空気ポンプ」から
   送り込む空気で代用した。



レギュレータは供給されたガスを0.07気圧に下げてバーナーに送り込んでいる。
供給圧力はどんなに高くても出力は0.07気圧一定だ。
市販の卓上コンロはこんな低圧のガスで燃えているんだろうか?
スチームエンジンボートのボイラーでは0.4気圧とか0.5気圧以上が必要なんだからねぇ・・・

その実験の様子を動画でご覧ください。





もっとも市販卓上コンロのバーナーはノズルの孔径は0.7mmほどの大きさだ。
ボートのバーナーのノズルは0.3mmだから単純に比較はできないと思うけど・・・・
それにしてもこのレギュレータはこのままでは使えないことがわかった。

もっと出力のガス圧力を上げるようにしなくては・・・
それにはレギュレータの中身を調べなくてはならない。
それは明日にしよう。

コメント (2)
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