何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

もののあわれを感じた   ー わずかの間にやつれてしまった赤トンボ ― 

2023-10-12 08:18:24 | その他

2023・10・11(水曜日) 晴れ

 庭隅に置きっぱなしだったスイセンの植木鉢。
 ふと見てみるとカラカラに乾いて土が固くなっている。
 もう枯れてしまったのだろう・・・
 植木鉢も邪魔だから片付けようと土をどけたら中から根っこが伸びた球根が出て来た。
 「おーっ、長い間、面倒も見てあげなかったのにこんなに沢山の球根が!」。
 これは放ってはおけない。
 新しい土に植え替えてあげることにした。
 (何事にもいい加減んなオイらには植え替え時期が適切かどうかは分かりませんが)

 

作業中、先日の赤トンボが飛んできて、お気に入りに止まった。

 

赤トンボは何だかやつれて見えた。
先日飛んで来た時はもっと元気だったようだけど・・・(10月7日のことです)
あれからまだ一週間もたっていないのにねぇ。

 

 

    何か所か羽が破れている。 


 

 

 ふと、「もののあわれ」という言葉が浮かんできた。
 自分の老齢とわずかの間に衰えた赤トンボの姿が重なったのかもしれない。

 でも、「もののあわれ」ってどういう意味なのかはよくは知らない。
 (何でもいい加減なオイらですから・・・)
 サイトを検索して意味を調べた。
 ふーん、そういうことですかぁ、勉強になりました。
 「あわれ」っていうから「可哀そうなこと」かと思っていたけど、もっと奥深い意味が
あるんだ。
 でも、「外界の出来事に触れて深く感動する」意味もあるからまったくの見当違いでは
ないだろう。

 
 植え替え作業を続けていると、もう一匹、赤トンボがやってきた。
 そして時々、小さな虫が頭上に飛んで來るのを狙って飛び上がって行く。

  

  植え替え作業が終わっても赤トンボは飛び去らない。
  
   「ゆっくりしていきなね」

  と言葉をかけておいらは部屋に戻りました。
  

 

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