2017/12/21(木曜日) 晴れ
超再生受信機から出るあのノイズ・・・・・
「シャー・・・・・・」と甲高いとても大きな音のノイズだ。
聴いていると何だか耳がおかしくなってしまう。
前前から気にはなっていたが、そんなにしょっちゅう聞くものでもないし、
そのままでいたが先日友人から「スケルチを付けたら・・・」と言われて
その気になってしまった。
まっ、スケルチは「雑音を検出してその信号でAFアンプの出力を制御する」
回路だと高をくくっていたが・・・・・
確かに工作したUHF(VHF)超再生受信機は無入感のときはシャー・・・と
大きなノイズが出て、電波を受信(入感)したときは音声が明瞭に聞こえてノイズは
気にならないぐらいになる。
そんならこうすれば良いじゃないか、と考えたのだが・・・
ノイズは「シャー・・・・」という甲高い音だから高い周波数なんだろう。
小さい容量のコンデサをかませて(ハイパスフィルター H.P.F.)撮り出せば
良いんじゃないの?
果たしてそのとおりノイズが変化するのかをオシロで見てみた。
受信機の音声出力を小容量(100PF)経由で撮り出してそれを増幅して検波した。
音声出力時(入感時)にはノイズは小さくなるのでは・・・と期待して電波を待った。
ところが入感してもノイズは変化無しだった。
ハイパスフィルタの設定が拙いのかな?
今度はもっと容量を小さくして実験してみよう。
スケルチつきの超再生が出来たら世界初ですよ‼
雑音検出ではなく、逆に、音声信号を使って信号の有るときだけスピーカーを繋ぐってな方法は?
こんなことばかりやって遊んでます。
まだ年賀状は手付かずで、お代官が怒っています。(笑い)
そうですか・・・スケルチ付き超再生は世界初ですか!
じゃぁ、頑張ってみようかな? でも難しそう・・・
音声が出たらアンプを起動する・・・この手がありますね。
これなら実現できそうです。(出だしが切れるだろうけど問題はないでしょう。)
アンテナインピーダンスブリッジ
とか小型の28MHzFMトランシーバーとか
関連で何かに書いてあったのが、超再生受信機の検波出力をまたダイオード検波通すと無信号雑音が無くなると言うのがありました❤️
そんなに甘い話しは多分無いのかも
本格的に取り組むと受信機本体よりスケルチ自体が大がかりになりそうですね(?)
雑音を消そうとすると必要な音声も消えてしまう・・・ 私の能力・技術力では
対応はむりでしょうね。
超再生雑音もBGのつもりで楽しむように訓練する・・・(笑い)
FCZ研究所は知りませんが、昔はこういう製作工房がたくさんあったんでしょうね。
装置も個別部品で組み立てられていた・・・今はLSI、マイコン、ソフト制御・・・
手が出せませんね。
広域まで広がっていますね。
AF出力にHPF入れて音声以外のノイズだけを電圧に変換してオーディオアンプの制御する感じ。
でも、部品点数からするとシングルスーパーで構成した受信回路と変わらないかも(笑)
超再生受信機は工作はとても面白かったです。
超再生はクエンチング発振がうまく起きるかにかかっている・・・ということで
オシロで波形を観測してみました。
このオシロにはFFT観察の機能もあるんですが使ったことはありません。
今度確認してみます。
この広帯域の高周波(高調波)がアンテナから放射されて他の通信に妨害を与えてしまう・・・
(進駐軍・・・古いねぇ(笑い)から「再生受信機」の使用を禁じられた
のに…・・・そんな実験をしてしまいました。)
この超再生受信機では高周波増幅器(広帯域アンプ)を入れてアンテナから
漏れるのを極力防止したつもりですが進駐軍がいたら見つけられて罰せられたかも・・・
やっぱりスーパーヘテロダインが良いですね。