2018/12/12(水曜日) 雨後曇り
ブレッドボードに組み上げた10.7MHz中間周波増幅回路を蛇の目基板に移植した。
この10.7MHz中間周波増幅回路はジャンク基板から取り外した10mm角のIFTを
使っているので正常に動作するかどうかはわからないが、一応テストオシレータから
送り込む10.7MHzに同調する。
ただし5.3MHz付近にもピークが現れる。
これは多分、10.7MHzの低調波(1/2)だろう。
まぁ、このまま先へ進むことにする。
ブレッドボードに組み込んだ部品を取り外して蛇の目基板(ユニバーサル基板)に取り付けた。


コレクタ電流だけはチェックする。

出来上がった基板。 空きスペースにダイオード検波回路を加えておいた。


NWT-150で通過特性を観測。

5.3MHzにもピークが現れる。

検波回路を加えたのでテストオシレータ信号に変調をかけて検波してみた。(10.7MHz)

低調波?の5.3MHzを受信してみると検波出力(低周波)は大きい。

なんでだろう?
テスターで検波出力電圧(DC)を測ると10.7MHzの時の方が電圧は高い。
RF信号が大きい?
AF(低周波)成分が小さいから直流分が大きい?
3.5MHzの方は低調波だからRF出力が小さくて変調が深く掛かる?
それでAF出力が大きくなる?
AF成分が大きいから直流分が小さい?
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
何が何だかわからないけど、ここまで来たんだからこのまま先へ進んでみよう。
次はミキサー回路を工作して320MHzのエアーバンドを受信してみよう。
先ずは10.7MHz中間増幅のシングルスーパーを組んでみよう。
それから、5、3メガの方が音声レベルが高い原因ですが → 仮説 SGの変調にFM成分が多く2倍波の10、7になると周波数変移が2倍になり検波出力が多くなる?
次の難関はミキサーですね‼️
10.7MHzno1/2は5.35MHzですので多分これが出てるんだと思います。
ただ、何で1/2だけでてくるのかが不思議です。
2倍高調波が出ても良いと思いますが・・・ 1/3、3倍も出ません。
IFTがもう一組あれば交換してみるのですがこれしかありません。
今度秋葉原に行ったときに探してきます。
FM成分でしょうか・・・ このテストオシレータは真空管の発振回路(ハートレー型)ですから
トランジスタ式ほどFM変調はかからないとおもいますが・・・
GDMを信号源にしても同じような結果です。
今日はまた局発の発振回路の実験をしました。
なるべく発振するバンド幅を広くしたいのですがなかなかうまく行きません。
高周波は難しい・・・(といってもわずか0.01GHzですが)