何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

広帯域アンプ(同調回路の無いRFアンプ)工作-その2

2017-01-06 16:48:02 | 電子工作

2017/01/06 (金曜日) 晴れ


ユニバーサル基板(ランドが大きい)に組み上げたカスケードアンプは調整の結果一応、
中波帯(500KHz~2MHz)を8~10倍の増幅をすることができるようになった。
ただ、波形が歪んでいたり、小入力の時にノイズが乗ったりしてしまうので、パスコンを
入れたりして対応した。


一応10倍ぐらいの増幅度が得られた。



波形にノイズが乗る。(入力8mVpp 出力62.4mVpp F≒600KHz)



小入力では波形全体がノイズで囲まれてしまう。(入力6mVpp 出力34mVpp F≒700KHz)



1段目、2段目のTRのバイアスと2段目TRの負荷抵抗値を変えられるように
可変抵抗器を使って調整した。



2段目TRのコレクタに100pFのパスコンを入れてみた。


3.2mVppの入力を22.4mVppに増幅している。 ノイズも少なくなった。



20mVppを168mVppに増幅している。 ノイズは目立たなくなった。




調整後の回路定数はこんな値になった。




増幅度は8倍程度、周波数帯域は500KHz~2MHzだ。
今度は鉱石ラジオに繋いでテストしてみる。






コメント (4)
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