何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

やっぱり気になるのでケースを作り直した   ー μPC1676G広帯域アンプ工作 -

2017-01-29 21:58:48 | 電子工作

2017/01/29(日曜日) 晴れ


初めて工作した専用IC(μPC1676G)を使った広帯域アンプ。
組み上がったばかりの基板をむき出しでテストした時はきれいなスイープ波形で
ゲインも40dBほどある。
ところがケースに収めてテストすると波形は乱れて何か発振をおこしているみたいだ。
工作友人から基板の取り付け方やアースの問題だろうというアドバイスを受けている。
クリップを付けたワイヤーであちこちをアースに落としてみるが改善される気配はない。
ただ、電源の電圧を3Vにすれば正常と思われる状態になる。
電源が3Vなら乾電池2本で運用できるからそれで良いのだが、やっぱり気になる。

そこで今日はケースを作り直した。
前回のケースは小型にし過ぎたのと、ケース組み立てをリベット止めにしたのでアース端子が
取り付けられないのだ。
今回はねじ止めで工作してアースを取るためのラグ端子を取り付けた。


昨日に引き続き作業場で板金工作だ。 幸い暖かい一日だったので助かった。









新しいケースはちょっとだけ大きめになった。



ケースの隅にはラグ端子(のようなもの)を取り付けてケースに接続できるようにした。
(アルミ板は半田付けができない(簡単には…という意味で)ので不便だ)


コネクタの取り付けも工夫した。





さぁ、配線をしようと半田付けを始めたがこれが大変!
ラグ板とケースの密着(ねじ止め)を強力にしたので熱伝導が良すぎて温められず、(我が家の最強半田鏝は
40Wしかありません・・・)結局締め付けたねじを緩めて熱が逃げないようにして半田付けした。


悪戦苦闘して基板アースとケースとの接続をした。







やっとテストを始めた。
ケース蓋無しだと前よりも良くはなったが、ケースなしのようにはならない。



ケースの蓋をした状況ではもっと悪くなる。



そのスイープ波形はこんな具合でした。



やっぱりだめだ。
電源を3Vにするしかないかな?

コメント (8)
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