何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

単気筒単動式スチームエンジン無負荷高速回転

2016-07-04 08:02:15 | エンジン工作


2016/07/03(日曜日) 晴れ(ちょっとの間だけ小雨がパラついた)


今日も天気は良い。
相変わらず蒸し暑くてじっとしていても汗が噴出してくる。
だけどこんなことで音をあげるほどヤワではない。
工作場の準備をして作業に取り掛かった。

今日は手持ちエンジンの中で一番単純な「単気筒単動式」のエンジンを回してみる。
このエンジンはシリンダーとピストンの隙間の漏れを少なくする実験で「棒状ピストン」
(プランジャ)を使ったエンジンとして作ったもので(2014年8月11日)その後
通常のピストンに換装したものだ。

当時、棒状ピストンでの動作テストでは秒50回転を記録している。
今回は通常ピストンに換装しての実験だ。


水平型単気筒単動式スチームエンジン(2014年8月作成)。 



ボア12mm。 ストローク15mm。 気筒容積は1.7ccだ。



ボート搭載用のボイラーにつないで課無負荷回転テストをしてみる。



単気筒エンジンなので自己起動はできない。
ボイラー圧力が上がったころを見計らって手で回してやる。
無負荷なので軽快に回転を始めた。
気筒容積は1.7ccで蒸気の消費も少ない。
ボイラー圧力は徐々に上昇。 回転数もアップしていく。
エンジンは唸りを上げて回転している。
もし分解したら部品が飛び散ってしまうだろうな・・・
何だか怖い感じだ。
すぐボイラーを消したいところだがもうちょっと、もうちょっとと回し続ける。
唸りが一段と高くなって回転数は60回転を超えた。
蒸気圧は2気圧を超えている・・・

その様子を動画でご覧ください。




回転数は60回転秒を記録した。
これは自作エンジンの最高記録だ。
次はこのエンジンのパワーをチェックしてみよう・・・・・



コメント
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