2016/07/03(日曜日) 晴れ(ちょっとの間だけ小雨がパラついた)
今日も天気は良い。
相変わらず蒸し暑くてじっとしていても汗が噴出してくる。
だけどこんなことで音をあげるほどヤワではない。
工作場の準備をして作業に取り掛かった。
今日は手持ちエンジンの中で一番単純な「単気筒単動式」のエンジンを回してみる。
このエンジンはシリンダーとピストンの隙間の漏れを少なくする実験で「棒状ピストン」
(プランジャ)を使ったエンジンとして作ったもので(2014年8月11日)その後
通常のピストンに換装したものだ。
当時、棒状ピストンでの動作テストでは秒50回転を記録している。
今回は通常ピストンに換装しての実験だ。
水平型単気筒単動式スチームエンジン(2014年8月作成)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/de/fb58f6379c8ebab999a93783431f3b4f.jpg)
ボア12mm。 ストローク15mm。 気筒容積は1.7ccだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2b/803fb93c5a6e2e073592be03904ffcb2.jpg)
ボート搭載用のボイラーにつないで課無負荷回転テストをしてみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/6c/e86475656fab05655568a3cc4852c64e.jpg)
単気筒エンジンなので自己起動はできない。
ボイラー圧力が上がったころを見計らって手で回してやる。
無負荷なので軽快に回転を始めた。
気筒容積は1.7ccで蒸気の消費も少ない。
ボイラー圧力は徐々に上昇。 回転数もアップしていく。
エンジンは唸りを上げて回転している。
もし分解したら部品が飛び散ってしまうだろうな・・・
何だか怖い感じだ。
すぐボイラーを消したいところだがもうちょっと、もうちょっとと回し続ける。
唸りが一段と高くなって回転数は60回転を超えた。
蒸気圧は2気圧を超えている・・・
その様子を動画でご覧ください。
回転数は60回転秒を記録した。
これは自作エンジンの最高記録だ。
次はこのエンジンのパワーをチェックしてみよう・・・・・